旅行ツアー「韓国南部まんぷく4日間」後記(前編)

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11月上旬に開催された三進トラベルの恒例ツアー。
ありがたいことに、今年で第5回目を迎えることになりました。

毎年、参加を続けてくださる常連様も多数。
あるいは、何年ぶりという方もいらしたりして、
お客様同士で、再会を喜び合うといった光景も見られました。

しかも、今年はたくさんのお申込みをいただいたことで、

「史上初の2部制!」

になるという予想外の事態。
第1部が11月3~6日、第2部が11月7~10日という日程で、
なんと総勢41名もの方々にご参加いただきました。

ご参加いただいた皆様、そして三進トラベルの皆様に大感謝です。

そして、過去記事のほうもまとめておきますね。
新型インフルエンザの影響で中止になった2009年を除いて、
毎年、着々と韓国各地を食べ歩いております。

2008年「全羅北道まんぷく4日間」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-819.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-820.html
2010年「全羅北道まんぷく4日間」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1220.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1221.html
2011年「全羅南道まんぷく4日間」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1346.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1347.html
2012年「江原道まんぷく4日間」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1458.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1459.html

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さて、今年の目的地は「韓国南部」とありますが、
一部、慶尚北道を含みつつ、慶尚南道がメインでした。
その一部含んだ慶尚北道も、最南端の清道(チョンド)なので、
ほぼ慶尚南道を食べ歩いたということでよいと思います。

日本全国から飛行機で金浦空港、仁川空港に集合し、
まずはKTXに乗って、東大邱(トンデグ)まで一直線。

その間に、車中で食べた特注弁当が上記の写真です。

手前でエビフライ、中央で鮭の焼き魚が目立っていますが、
牛プルコギ、豚のコチュジャンプルコギなどもメイン格でしたね。
副菜としてキムチやオデン炒めが入っていたり、韓国海苔がついたり、
韓国で果物扱いのミニトマトはデザートがわりかなとも思ったり。

毎度、移動の途中で食べる最初の食事は悩みのタネなのですが、
韓国らしさが見え、またみなさまにも好評だったのはホッとしました。

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東大邱からバスに乗り換え、最初の目的地が先ほど出てきた清道。

上の写真は、廃線となった鉄道のトンネルを再利用し、
ワインの貯蔵庫として活用し始めたという、通称ワイントンネルです。
ここで飲めるのは清道名物である……。

「柿ワイン!」

清道は柿の名産地であり、至るところに柿の木があります。
ウェルカムドリンクがわりにここで柿ワインを試飲し……。

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夕食はこれまた清道名物の韓牛。

清道という地域は本当に観光の要素が豊富なのですが、
大きな見どころとして闘牛(ソサウム)が盛んというのもあります。
日程の関係で、実際に牛が戦っているところは見られませんでしたが、
夕食の前に、闘牛テーマパークを見物に出かけました。

ほかに韓国で闘牛というと、慶尚南道の晋州(チンジュ)や、
全羅北道の井邑(チョンウプ)などが有名なのですが……。

「いずれも牛肉が有名!」

というところで共通点を見出せます。

上の写真は明るい赤のカルビサル(骨なしカルビ)と、
濃い赤のチュモクシ(サガリ、横隔膜)を盛り合わせたもの。

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これらを熱した石板で焼いて食べます。

またメインは焼肉ですが、決してそれだけではなく、
山間部ならではのパンチャン(副菜)も見どころでした。

・コドゥルペギキムチ(イヌヤクシソウのキムチ)
・ミンドゥルレチャンアチ(タンポポの茎の醤油漬け)
・コンニプチャンアチ(大豆の葉の醤油漬け)
・ホバッチョン(カボチャのチヂミ)
・ホンシ(熟柿)

こんな感じに地域性を感じさせるものがずらり。

カボチャ(黄色いほう)のチヂミも甘くて美味しかったですし、
デザートにとろとろの柿が出てくるのもこの地域ならでは。

この後、2日目の夜からは海のほうへ出て行くので、

「パンチャンがどう変わるかもご注目ください!」

というの部分もアピールさせていただきました。
地方から地方へと旅するときの、重要なポイントです。

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ほどよく焼肉を楽しんだところで、お店の名物である、
ウゴジテンジャンチゲ(菜っ葉の味噌チゲ)を焼き板にジャバー!

ところどころに、カルビサルが残っているのが見えますか?

煮干しの効いたダシに、牛の脂の甘味が加わって、
より美味しく味わえると、お店の方が熱く語っていました。
加えていうなら、味噌も抜群に美味しかったんですよね。

焼肉用に用意されたのも、サムジャン(包み味噌)というより、
お店で作っているという、そのままのテンジャン(味噌)。
香りも味も力強いので、何も足さなくても牛肉と合います。

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さて、2日目。

夕食後に美しい夜景を見たり、温泉につかったりは割愛。
食べるのがメインのツアーですが、一応観光もしているのです。

2日目の朝食は、清道式のチュオタン(ドジョウ汁)。

毎度、旅の最後にどの料理がよかったか聞くのですが、
このチュオタンをあげた人は、第1、2班とも多かったですね。

全羅北道の南原(ナムォン)など、チュオタンが有名な地域は多いですが、
清道式のチュオタンは薄めの味噌で、あっさりと仕上げるのが特徴。
また、ドジョウだけでなく、他の淡水魚(このときはナマズ)を加え、
さらなるコクを加えるという点で、他地域と差別化ができます。

じっくり煮込んだドジョウ、ナマズはすりつぶしてあるので、
主に具として楽しむのは、白菜、長ネギ、芋茎といった野菜類。
芋茎のシーズンが終わった後は、カボチャが入るそうです。

あとはアクセントとして大事なのが山椒。

ちょうど今年の山椒を店の前でも売っていたので、
料理好きな参加者の方が、こぞって買い求めていました。

ところどころで買い出しツアーに変わるのもこの旅の特徴。
カムマルレンイと呼ばれる半乾燥のカット干し柿も大人気でした。

その後、バスで昌寧(チャンニョン)へと移動し、
牛浦沼(ウポヌプ)などを見学した後……。

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マツタケ、どーん!

この旅における、もっともキャッチーなフレーズが、
旬のマツタケを食べられることではなかったかと思います。

昌寧郡の火旺山(ファワンサン)一帯は有名なマツタケ村で、
地元ではこのソンイタックッ(マツタケと鶏の鍋)が定番の食べ方。
ぶつ切りの鶏肉に、スライスしたマツタケをどっさり入れ、
味付けはシンプルに塩だけ、というところに価値があります。

いやあ、今だから書きますが、事前の不安要素ナンバーワンがこれ。

今年は雨が少なかったがために、マツタケ自体が不作で、
価格が高騰していることに加え、僕らが行くのは旬の終わり。
例年10月末までが収穫シーズンなので、日程を考えると、
生のマツタケがギリギリあるかどうか、という時期だったんですよね。

ただ、むしろ雨で不作だったことが功を奏したのか、
僕らが行った店では、ギリギリ粘って最後の収穫を11月7日に実施。
第2班が11月8日に行ったので、しっかり旬に間に合いました。

一応、旬を逃したとしても冷凍物で同じ料理は食べられますが、
せっかく現地まで行って、それではやっぱり悲しいですもんね。

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こんな感じで鍋から器に取り分け、左上はマツタケごはん。

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さらに、生がある時期だけの特権として、
スライスした生マツタケを、刺身風にいただきました。
醤油ではなく、キルムジャン(ゴマ油と塩)につけて食べます。

いやあ、いま振り返っても贅沢な昼食でした。

……というところで報告の前半はここまでとしますが、
今年のツアーは例年と比べても、だいぶ豪華だったんですよね。
写真を揃えたてみたら、到底、全編後編では終わりそうになく、
次回、

「中編!」

ということで三部作の報告にしたいと思います。
しかも中編のほとんどが2日目夜の食事で埋まるはず。
美食テロともいうべき贅沢三昧を、身悶えしながらご期待ください。

なお、この時点でツアーに行きたくなった人は2月にも予定があります。
女優の黒田福美さんとのコラボで京畿道エリアを食べ歩きます。

黒田福美&八田靖史と行くミステリーツアー ぐるぐるグルメ感謝ツアー
http://www.sanshin-travel.com/tour/detail.php?sid=1528

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