twitterまとめ【韓国の旬メシ001~050】

 twitterに投稿した「韓国の旬メシ」のまとめです。

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韓国の旬メシ051~085

<8月>

【韓国の旬メシ001】旧暦11月の季節料理、ネンミョン(冷麺、냉면)。夏の料理と思われがちですが、もともとは冬に作った料理です。2018年の場合は12月7日から翌年1月15日まで。オンドルの効いた温かな室内で食べる涼味です。

【韓国の旬メシ002】夏負けを防ぐスタミナ料理といえば、サムゲタン(ひな鶏と高麗人参のスープ、삼계탕)。今年は明日8月16日が末伏(マルボク)です。ひと夏に3度あるサムゲタンを食べる日の最終日。栄養つけましょう。

【韓国の旬メシ003】本日は末伏(マルボク)。サムゲタンを食べる日として有名ですが、ユッケジャン(牛肉の辛いスープ、육개장)でもかまいません。写真は大きく切った牛肉と大量の長ネギで作る大邱式のユッケジャンです。

【韓国の旬メシ004】冷たい大豆のスープに麺を入れた、コングクス(콩국수)。韓国では夏の風物詩と言える料理です。初夏になると「コングクス開始」の貼り紙を掲げる飲食店も多数。写真はソウルの「晋州会館」で撮りました。

【韓国の旬メシ005】韓国の秋を告げる、チョノグイ(コノシロの焼き魚、전어구이)。9~10月が最盛期です。日本でいうサンマのような存在。コノシロを焼く煙で「家出をした嫁も帰ってくる」との言葉もあるぐらいです。

【韓国の旬メシ006】夏のスタミナ料理として好まれる、チュオタン(ドジョウ汁)。漢字では「鰍魚湯」と書き、ドジョウ自体は秋が旬とされます。写真はソウルの老舗「湧金屋」で撮った丸ドジョウのチュオタンです。

【韓国の旬メシ007】最近は養殖が大成功して通年出回りますが、アワビの旬は真夏。刺身、踊り焼き、アワビ粥などにします。写真は韓国アワビの7~8割を生産する莞島産。莞島ではアワビのフルコースを味わえます。

【韓国の旬メシ008】西海岸の名産品である、コウライエビ。韓国語ではテハ(大蝦、대하)、日本では大正エビとも呼びます。旬は9月初旬から10月にかけて。丸ごとの塩焼きが定番ですが、醤油漬けでも美味しいです。

【韓国の旬メシ009】シコシコとした麺と生野菜を甘辛酸っぱいタレに絡めて食べる、チョルミョン(쫄면)。夏の涼味として親しまれていますが、もともとは仁川の製麺工場にて、うっかり冷麺用の麺を太く作ってしまったのが発祥です。

【韓国の旬メシ010】韓国における夏のスイーツといえば、パッピンス(氷アズキ、팥빙수)。2000年前後に留学していた身としては、「アイスベリー」のキングオブピンスが何より夏の思い出です。みんなで混ぜてどろどろにしてから突撃。

【韓国の旬メシ011】2004~5年頃に韓国の夏を席捲した、「レッドマンゴー」のヨーグルトアイス(요거트 아이스크림)。その時期はこればっかり食べていました。その後、海外で大成功するも、残念ながら日本からは撤退の模様。

【韓国の旬メシ012】市販のカップパッピンスとピングレのバナナウユ(バナナ味牛乳)。留学時代、2000年の夏はずーっとこれを食べていました。パッピンスを少し食べてからバナナウユを注ぎ、混ぜて食べると美味しいのです。

【韓国の旬メシ013】刺身を生野菜や薬味ダレと和えて氷水を注いだ、ムルフェ(물회)。夏に美味しい料理ですが、季節ごとの魚介で冬も作ります。写真は束草「鳳浦モグリフェッチプ」で撮影。ウニ、ホヤ、スルメイカ、カレイなど夏の魚介満載。

【韓国の旬メシ014】冷麺のスープにカルグクスの麺を入れた、ネングクス(냉국수)。ソウル・乙支路3街の老舗焼肉店「安城家(안성집)」の名物です。冷やしカルグクスってあまり見ませんが、冷麺とは違った魅力があります。

【韓国の旬メシ015】そば麺に冷たいつゆをかけて食べる、ソバ(소바)。全羅北道全州市の名物料理で、日本語の蕎麦がそのまま定着しています。煮干しダシのつゆは日本的な感覚だと驚くほどに甘めですが、現地の人には大人気です。

【韓国の旬メシ016】江原道名物の冷やしそば、マッククス(막국수)。写真は春川の「退渓マッククス」で食べたもの。タクシー運転手さんのおすすめでしたが、さすがの味わいでした。地方でうまいものを探すコツですね。

<9月>

【韓国の旬メシ017】韓国でマツタケが出回るのは9月中旬~10月上旬。今年の主要なマツタケ祭りは以下の日程で開かれます。

襄陽:9月28日(金)~10月1日(月)
奉化:9月29日(土)~10月2日(火)
蔚珍:10月5日(金)~10月7日(日)

【韓国の旬メシ018】慶尚北道栄州市「トンチョク食堂」の、ソンイジョンゴル(マツタケ鍋)。名産である栄州韓牛を煮込んだスープにたっぷりのマツタケを入れて鍋に仕立てます。9月下旬~10月中旬までは生マツタケを使用。

【韓国の旬メシ019】慶尚北道奉化郡「仁廈院」の、ソンイトルソッパプ(マツタケ釜飯)。炊けた釜飯にマツタケを載せ、少し蒸らして提供します。副菜のナムルとともにビビンバとして賞味。しっかり混ぜて食べます。

【韓国の旬メシ020】1日遅れましたが昨日は旧暦8月15日。韓国では秋夕(チュソク)と呼び、前後の期間は連休になります。収穫したばかりの新米でソンピョン(松葉餅、송편)を作り、ご先祖様に捧げて感謝をするのが習わしです。

【韓国の旬メシ021】秋夕(旧暦8月15日、チュソク)の料理といえば、旬メシ020のソンピョンが有名ですが、秋に旬を迎えるサトイモのスープ、トランタン(토란탕)も定番。サトイモを牛肉と煮込み、エゴマの粉を加えて作ります。

【韓国の旬メシ022】韓国内でもマツタケの旬が長いのは慶尚南道の昌寧(チャンニョン)郡。火旺山一帯では例年10月末頃まで、郷土料理のソンイタックッ(マツタケと地鶏の鍋、송이닭국)を味わえます。とにかく汁が絶品。

【韓国の旬メシ023】秋になると食べたくなる、タノバクチョン(カボチャのチヂミ、단호박전)。よく熟れた黄色く甘いカボチャを千切りで使います。写真は慶尚北道慶山市の「ソルメギ食堂」で食べたもの。心をとろかす甘さです。

【韓国の旬メシ024】スルメイカを刺身にした、オジンオフェ(오징어회)。主産地である東海岸の江陵・注文津港では10月4~7日までスルメイカ祭りが開催されます。春から漁は始まりますが、秋イカのとれる9~10月が旬です。

<10月>

【韓国の旬メシ025】ほんのり味付けをした薄切りの牛肉を炭火で網焼きにする、全羅南道光陽式のプルコギ(광양불고기)。焦げやすいので箸でゆすりながら焼くのがコツだそうです。光陽伝統炭火焼肉祭りは10月5~8日まで。

【韓国の旬メシ026】高麗人参の収穫は10月~11月初め。我らが栄州! も含め、各地で高麗人参祭りが続々と開催されますよ。

錦山:10月5日(金)~14日(日)
江華:10月20日(土)~21日(日)
栄州:10月20日(土)~28日(日)

【韓国の旬メシ027】今週は各地でアミの塩辛祭りが開かれます。6月にとれたアミが最高。これを買ってキムジャンに備えます。

江景(論山):10月10日(水)~14日(日)
広川(洪城):10月11日(木)~14日(日)
江華(仁川):10月12日(金)~14日(日)

【韓国の旬メシ028】ナツメの収穫時期を迎えました。この時期だけの生ナツメはリンゴのように瑞々しい味わい。主産地の報恩、慶山ではナツメ祭りが開かれます。

報恩:10月12日(金)~21日(日)
慶山:10月19日(金)~21日(日)

【韓国の旬メシ029】柿が美味しい季節です。慶尚北道清道郡は平たい甘柿の盤柿(パンシ)が名物。とろとろの熟柿にして食べたり、廃トンネルを利用した柿ワイン作りも盛んです。清道盤柿祭りは10月12日(金)~14日(日)まで。

【韓国の旬メシ030】気温が下がり街中の屋台も冬使用になる時期。クンコグマ(焼き芋、군고구마)も定番のひとつです。ホクホクのパムコグマ(밤고구마)と、ねっとり甘いホバクコグマ(호박고구마)の2種類に大きく分かれます。

【韓国の旬メシ031】韓国で梨というと、全羅南道の羅州がもっとも有名。日本統治時代に伝わった新高梨(신고배)が多く栽培されていますが、最近は韓国品種である写真の秋黄梨(추황배)もだいぶ増えているそうです。

【韓国の旬メシ032】秋に旬を迎えるテナガダコ。春のイイダコ、秋のテナガダコとも言いますが、実は秋から春まで長く食べられます。写真は牛カルビと一緒に煮込んだカルラクタン(갈낙탕)。全羅南道霊岩郡の名物です。

【韓国の旬メシ033】秋サバの季節。今週末には釜山サバ祭りも開催されます(19~21日)。釜山ではサバをコカルビと呼びますが、これはかつてサバ(コドゥンオ)をカルビに見立てて贅沢気分に浸った造語です。

【韓国の旬メシ034】ズワイガニ漁の解禁は11月1日。それよりひと足早く旬を迎えるのが、上の真っ赤なベニズワイガニ(홍게)です。写真は主産地である蔚珍にて。この時期はベニズワイガニを食べて、11月を過ぎたら両方食べて。

【韓国の旬メシ035】高麗人参の収穫時期。我らが栄州!では明日20日より豊基高麗人参祭りが開かれます。写真は栄州「薬膳堂」の高麗人参定食。高麗人参の天ぷら、高麗人参入りのカルビチムなどが味わえます。

【韓国の旬メシ036】秋を感じさせる伝統茶、クックァチャ(菊花茶、국화차)。乾燥させた菊の花に熱湯を注いで作ります。菊の花の利用としては、焼き餅に載せて彩りとするクックァジョン(국화전)もあります。

【韓国の旬メシ037】寒くなると恋しくなるのがあったかいオデン。韓国では練り物を串に刺した屋台料理としてのオデンが主流です。冷たい北風から逃れて屋台で小休止。オデンもさることながら、汁を飲むのが嬉しいのです。

【韓国の旬メシ038】新米の季節。全州名物のビビンバもいっそう美味しく味わえます。10月25日(木)~28日(日)には韓屋村一帯で全州ビビンバ祭りが開催されます。あの巨大ビビンバを混ぜる係を1度やってみたいですね。

【韓国の旬メシ039】韓国でホタテというと日本からの輸入物が主流ですが、慶尚南道固城郡が養殖に力を入れています。10月26日(金)~28日(日)まで固城ホタテ水産物祭りを開催。殻ごと蒸して食べるのが定番です。

【韓国の旬メシ040】クァメギ(サンマの生干し)の生産が始まったようです。秋から冬にかけてが旬。慶尚北道浦項市が名産地で海苔やコンブに載せて唐辛子酢味噌で味わいます。今はサンマが主流ですがかつてはニシンで作りました。

【韓国の旬メシ041】我らが栄州! のリンゴ祭りは10月27日(土)~11月3日(土)まで開催。今年世界遺産に登録された浮石寺周辺で開催します。栄州にはアップルパイ、リンゴ韓菓、リンゴトンカツなどの名物もあります。

【韓国の旬メシ042】済州島で新しいお祭りが始まるようです。明日10月27日(土)~28日(日)は第1回「PIG IN BLACK FESTIVAL」。済州島の名産である黒豚のお祭りですが、タイトルは……映画のパロディなのかな?

【韓国の旬メシ043】江原道楊口郡名産のシレギ(大根の干し葉、시래기)。ナムル、炊き込みごはん、味噌チゲ、鶏肉との煮物など用途多彩です。本日10月27日(土)~28(日)まで楊口ではDMZパンチボウルシレギ祭りを開催。

【韓国の旬メシ044】ハタハタを鍋料理に仕立てた、トルムクチゲ(도루묵찌개)。メスが卵を持つ、11月~12月中旬ぐらいがいちばんの旬と言われます。東海岸に面した江原道の江陵、襄陽、束草あたりが名産地です。

【韓国の旬メシ045】韓国のズワイガニ漁は11月1日より解禁。初物の水揚げまではもう少し日数がかかりますが、上旬には市場に出回ります。旬のピークは旧正月から3月まで。慶尚北道の蔚珍、盈徳、浦項が主産地です。

【韓国の旬メシ046】韓国では済州島が名産地として知られるミカン。早生種の黄金香(ファングミャン、황금향)はひと足早く10月から1月頃までが旬です。12月頃になると天恵香(チョネヒャン、천혜향)が登場。

<11月>

【韓国の旬メシ047】韓国における牡蠣の旬は11~2月が最盛期。流通する牡蠣の約8割が慶尚南道の統営から出荷されます。写真は統営名物のクルグイ(牡蠣の蒸し焼き、굴구이)。ナイフを使って自分で殻をむいて味わいます。

【韓国の旬メシ048】韓国では10月中旬から干し柿作りがスタート。11月下旬から12月にかけて初物の出荷が始まります。写真は名産地である慶尚北道尚州市にて。オレンジ色のカーテンに囲まれる光景はなんとも幻想的です。

【韓国の旬メシ049】慶尚北道浦項市における冬の風物詩、サンマの生干しをワカメやコンブ、海苔で包んで食べるクァメギ(과메기)がシーズンを迎えています。唐辛子酢味噌をちょんとつけてニンニク、青唐辛子を加えて。

【韓国の旬メシ050】11~2月が旬のバフンウニと、5~8月が旬のムラサキウニを載せたウニ丼、アンジャングバプ(앙장구밥)。11月撮影時はオレンジのバフンウニが多く、5月撮影の右下は色の薄いムラサキウニが多め。蔚山の名物です。

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