新大久保「サムスンネ」で絶品水キムチと矢印型のスイカ。

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この夏、突如として注目を集めた水キムチ。

これまでも注目料理は入れ替わり立ち替わりでしたが、
まさか水キムチにスポットライトが当たる日が来るとは。
予想できなかったというより、まるで想定外のブームでした。

まあ、プゴクッ(干しダラのスープ)ブームも想定外でしたし、
「Market O」なんかも、初期の頃はなにそれ状態でしたからね。

偉そうに、あれが流行る、これがキテると語りつつも、
突発的なブームには対応できずアタフタするのが僕の常です。

一応言い訳のように書き添えておきますが……。

07/02のツイートまとめ
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1544.html

7月2日の時点で最低限の情報発信はしておきました。
まあ、だからといってなんらかの影響力があった訳でもないですし、
そもそも発端となったのは、もっと前のことでしたしね。

と、なんかグダグダ愚痴のようになってしまいましたが、
最終的に何を書きたいかというと……。

「サムスンネの水キムチは旨いのです!」

というところに着地します。

「どこの水キムチが美味しいですか?」

と聞かれたときのために、先手を打っておくつもりが、
なかなか記事にできず、ダラダラ時間が経ってしまいました。
これを食べに行ったの、7月の終わりだったんですよね。

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そんな水キムチは合鴨の塩焼きとセットで出てきます。

そもそも「サムスンネ」は韓国式の合鴨料理専門店。
この塩焼きを頂きつつ、口直しとして水キムチを頂きます。
ほんのり発酵した、清涼感のある酸味が焼肉の脂を中和。
次のひと口を、より美味しく味わえるという趣向です。

また、同じような役割を果たす脇役として、
水キムチの左にちらっと見えている大根の酢漬けも特筆すべき品。

水キムチと大根の酢漬けが食べたいがために、
合鴨を食べているのではと、錯覚を起こすほどです。

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合鴨の手羽先燻製などもつまみつつ。

これを食べるときは使い捨ての手袋がもらえるので、
手づかみにして、ガブッとかぶりつくのが作法です。

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メインは合鴨のペクスク。

茹でた丸の合鴨が、お粥入りの鍋に沈んでいます。
柔らかな合鴨はほんのちょっとの塩コショウにつけて。
エゴマのたっぷり入ったお粥もたいへん美味です。

ほかにも、

・合鴨のカムジャタン(ジャガイモ鍋)
・合鴨のチュムルロク(味付け焼肉)
・合鴨の砂肝炒め

といった料理がメニューにあります。
合鴨だけでも、いろいろ楽しめるのが嬉しいですね。

個人的にはピジチゲ(おからチゲ)などもオススメです。

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デザートはスイカ。

写真の左下、皮の部分にご注目頂きたいですね。
韓国でスイカを切ってもらうと、たまに出合うのですが、
持つところを作って全体を矢印状に仕上げています。

「こんなところにも小さな韓国らしさが!」

という感動を味わった夜。
もしかすると、この記事で真に語りたかったのは、
水キムチよりも、このスイカだったのかもしれません。



2 Responses to 新大久保「サムスンネ」で絶品水キムチと矢印型のスイカ。

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