出張報告(6)グルメツアー最終日に食べたもの。

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八田靖史と行く済州島まるごと食べつくしツアー。
おかげさまで予定していた全行程を消化し終了しました。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございます。

まだ、おそらく帰宅途中ではないかと思いますが、
ゆっくり休んで、胃袋の疲れを癒して頂ければと思います。

そして、僕自身は済州島から国内線で釜山に飛び、
ひとり沙上駅近くのモーテルでこれを書いています。
この後は自主取材ということで慶尚道を中心に巡り、
個人的な地方経験値を高めていく予定です。

それらも随時、報告していければと思っていますけどね。

とりあえず食べつくしツアーの最終日に食べたものを、
これまでと同じく、一覧ということで紹介します。

まず冒頭の写真は済州島料理の代表格であるアワビ粥。

これをメインに頂きつつ……。

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脂したたるコドゥンオグイ(サバの焼き魚)にも舌鼓を打ちました。
済州島に来るとあれこれいろいろな高級魚に出会いつつも、
地味な存在ながら、サバの旨さにはいつも素直に驚かされます。

食べ慣れたサバに歓声があがるってスゴイことですよね。

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湯気の噴き出るケランチム(韓国式の茶碗蒸し)も好評でした。

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最後の食事であるランチはカルチグッ(タチウオのスープ)をチョイス。

ぶつ切りのタチウオを、白菜、カボチャと煮込んだ料理ですが、
澄んだスープの、あっさりすっきりとした味わいが持ち味です。
素材の鮮度を、シンプルな調理で活かすのが済州島料理の特徴ですが、
この料理こそ、それを象徴するにふさわしい一品だと思います。

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一緒にチャリムルフェ(スズメダイの冷や汁風刺身)も注文。

背骨ごと筒切りにしたスズメダイのカシカシとした噛みごたえと、
千切りキュウリの清涼感を、冷たいスープとともに味わいます。

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パンチャン(副菜)には菜の花のナムルの姿も。
こういう地味な済州島らしさを発見するのも楽しい部分ですね。

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今回のツアーは全般的にずいぶん自由時間が多かったのですが、
昼食後はなんと3時間もの余裕をもって市場を巡りました。

唐辛子やゴマ油を買ったり、塩辛、アマダイの干物を買ったり。
もちろん3時間ずーっと市場にいなければならない訳でなく、
途中で切り上げて、カフェでのんびりしている方もいらっしゃいました。

僕も自由時間を頂いたので、なにをしようか悩んだ結果……。

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掟破りのもう1食。
こっそりひとりでもう1軒行っちゃいました。

解散まで黙っていたので、ツアー参加者のみなさんは、
帰国後にこのブログを見て、唖然としていることと思います。
ツアーでは召し上がって頂けなかった郷土料理のひとつ。

コギグクス(豚スープ麺)です。

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豚骨スープに中太の麺を入れて茹で豚を具に載せて。
済州島式のとんこつラーメンといった趣の料理ですね。

今回の出張報告(2)でもコギグクスを紹介しましたが、
店によってだいぶ味が違うということを学びました。

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市場での買い出しを終え、空港に向かう途中でさらに寄り道。
済州島スイーツのオメギトク(餡入りの粟餅)をつまみ食いして、
3泊4日の食べつくしツアーは、いよいよ本当に終了です。

最終的にどれほどの料理を食べたか数えきれないほどですが、
おかげさまで3泊4日、済州島料理を最大級に召し上がって頂きました。

個人的にもみなさんの反応を見ながら、
済州島料理の実力を再認識した次第。
やっぱりこの島は、美食あふれる幸せな島です。

いずれまたゆっくり総括もしたいと思いますが、
取り急ぎ、現地からの速報はこんな感じ。
僕自身も仕事を超えておおいに楽しませて頂きました。

ご参加頂いた皆様、そしてスタッフ、関係者の皆様には
改めまして、心からの感謝を伝えたいと思います。

ありがとうございました!

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韓国料理には、ご用心!
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<紹介記事>
スポーツソウルジャパン
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