CJ&サッポロ「本家マッコリ」の販売がスタート。

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7月13日に発売となった「本家(ボンガ)マッコリ」。
韓国のCJと、サッポロビールの提携で世に送り出されました。
当面は業務用のみということで、小売りはされておりませんが、
いろいろな縁がつながって、入手することができました。

ツイッターで「飲める店を探さなきゃ」とつぶやいたところ、
それがうまいこと転がって、サッポロビールの方をご紹介頂いた次第。
サンプルということで、自宅までご送付頂きました。

ご紹介頂いた方、そしてサッポロビールの方に大感謝です!

なお、冒頭の写真は左が1リットルのペットボトル入り。
右は375ミリリットルで、こちらはビン詰めされております。
ニュースリリースを見る限り、将来的には家庭用にも展開とあるので、
ビンのほうはいずれスーパー、コンビニなどにも並ぶのでしょう。

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生産地は慶尚南道昌寧郡。

「牛甫(ウポ)湿原」近くの醸造場と書かれていますが、
韓国の百科事典を見る限り、ポの字は「浦」じゃないですかね。
湿地としては韓国最大であり、ラムサール条約にも登録されているほど。
動植物の天国と呼ばれるほど自然がそのまま残っているので、
そこからマッコリの原料となる水がきれい、と連想させる情報ですね。

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ただ、ラベルを眺めていてひとつ気になったのが、
すべてCJマッコリという表記で、どこにもサッポロの文字がないこと。

サントリー&ロッテ酒類の場合はサントリーが全面に出ましたが、
この場合はCJが全面に出て、サッポロは販売の後押しという形のようです。
日本のマーケットに出すなら知名度は圧倒的にサッポロでしょうが、
サッポロのマッコリではなく、CJのマッコリで勝負するということですね。

サントリーがCMにチャン・グンソクを起用して話題を呼んだように、
サッポロが誰を使うのか、とあれこれ妄想をしていたんですけどね。
この図式では、そこまで派手なバトルにはならないのかもしれません。

そして、もうひとつサントリーと異なるのが炭酸注入でない点。

韓国で主流のマッコリは発酵を止めていない生タイプなので、
賞味期限が短くなる半面、爽やかな微発泡感を楽しめます。
ただ、この生マッコリは商品の安定がどうしても難しくなるため、
真ん中を取る形で、炭酸注入といった手法が生まれました。

商品を安定させ、常温保存が可能になり、賞味期限も長く取れ、
それでいて生タイプの爽快感にも近付けるという工夫です。

本家マッコリもその手法を踏襲するのかと思っていましたが、
そうでなかったというのは、個人的にちょっと意外でしたね。

ということから、飲んでみると味わいはオーソドックスな米マッコリ。

濃さがあるので、甘もったりという感じの飲み口です。
かなり強めに甘さを出していますが、後口は意外にすっきり。
女性受けを目指して、ゆるゆる飲めるマッコリという印象でした。

ただ、生マッコリに慣れちゃった人や、辛口派の人には、
どうしてもこのタイプだと物足りなさがあるかもしれませんね。

残る関心事は、ビール大手4社の残り2社がどう出るか。
サントリー、サッポロの参入でマッコリの市場ができつつあるので、
キリン、アサヒのマッコリも可能性は充分にある気がします。

あとは先日、「国産マッコリを飲む会」を開催しましたが、
日本で生産されるマッコリも、道筋がだいぶ見えてきました。

今年2月に月桂冠がマッコリを出して先陣を切りましたが、
あるいは日本酒の大手メーカーの参入も増えていくかもしれません。
そのほか、昨年12月に発売されたカルピスマッコリの例をとれば、
サワー、チューハイ系にマッコリが加わっても面白いですね。

刻一刻と状況が変化していくマッコリ業界。
まだまだ今年の間に、いろいろな驚きがありそうです。



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