短期出張での仁川食報告。

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2009年は仁川訪問の年。
そんなことを昨年から叫び続けておりましたが、
自分自身、なかなか足を運ぶ機会がありませんでした。

仁川市内って空港からも意外に遠いんですよね。
今年10月に完工予定の仁川大橋が完成すれば、
いくらか空港からのアクセスもよくなるようですが、はてさて。
現状、ソウルの中心地まで1時間強で行けるのに対し、
仁川駅周辺までも1時間前後というのはあまりに微妙。
巡れば楽しいエリアだけに、もったいない話です。

今回は1泊2日の出張でしたが、仕事自体は1日目で終了。
翌日が少し余ったので、仁川市内の食べ歩きに出かけました。
チェックアウトをしてから、5時間ほどの自由時間です。

まず訪れたのは南洞区雲宴洞のチュオタン(ドジョウ汁)村。

一帯には10数軒のチュオタン専門店が集まっており、
少し変わったスタイルのチュオタンが食べられます。
冒頭の写真、1人前にしてはボリュームたっぷりのチュオタンが、
釜に入った状態で運ばれ、携帯コンロにかけられます。

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珍しいのは細身のククス(麺)がどっさり入っていること。
さらにスジェビ(すいとん)も入って、大豆入りのごはんまでつくという、
なんとも炭水化物だらけ、ボリュームたっぷりの一品でした。

ほかにも具としてジャガイモ、エホバク(カボチャの未熟果)が入るほか、
大量のニンニク、大量の刻み青唐辛子、大量の刻みネギまでもが同居。
スープをすするなり青唐辛子の風味が、ぐっと立ち上ってくるほどですが、
意外に辛さはなく、スープの味は驚くほど柔らかな味わいです。

ドジョウはすりつぶした状態で入っており、旨味もなかなかに濃厚。
好みで丸ごとのドジョウでも注文することができます。

シレギ(菜っ葉)でシンプルに味わうチュオタンとは性格が異なりますが、
仁川スタイルのチュオタンも、独特の魅力を放っておりますね。
なぜ、こんなスタイルのチュオタンが生まれたのか、
1度店の人にじっくりと聞いてみたいものです。

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食べ終えてすぐタクシーに乗り、沿岸埠頭へと移動。
フェリーが運航する旅客ターミナルのすぐ近くに、
飲食店の集まった「ペンデンイフェムチム通り」があります。

料理名が長くて、どこで切ればよいかが悩ましいですが、
ペンデンイ・フェ・ムチムと読んで頂ければ幸いです。

ペンデンイが魚の名前でサッパ、岡山でいうママカリです。
フェが刺身、ムチムが和え物なので、要するにサッパの刺身和え。
サッパの刺身を生野菜と一緒に辛いタレで和えています。
写真の中央にある、赤い料理の皿がペンデンイフェムチムですね。

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そのまま食べて焼酎の肴にしてもいいですが、
ごはんに乗せ、ちぎったサンチュと混ぜて食べるのが仁川流。
いわゆるサッパのフェドッパプ(刺身丼)ですね。
辛味、酸味の混ざった薬味ダレが食欲をそそります。

白身魚のフェドッパプはこれまでにも食べましたが、
青魚のサッパで作ると、また一味違いますね。
小さな身体ながらもキュッと引き締まった旨味があります。

コハダにも似た、とよく表現されますが、
食べていて思い浮かんだイメージはママカリの酢漬け。
やはりサッパはサッパという感じでしょうか。
刺身も美味しいらしいので、いずれまたぜひ食べてみたいものです。

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こちらは東仁川駅近くにある新浦市場のタッカンジョン。
揚げた鶏肉に甘い蜜を絡めて、ざっと炒めた料理です。
食べたときにベタッとくるような甘いコーティングが持ち味。
フライドチキン、ヤンニョムチキンに比べるとオヤツ風ですが、
唐辛子も一緒に炒めているのでピリッとした刺激もあります。

ちなみに中サイズ(半羽)の注文でこれだけの量。
ざっと思い返した感じでは、10数ピースあったような。
隣の席では若い女の子3人組が、1羽をシェアしていました。

といった感じで短い時間ながらも仁川の食を満喫。

次に行く機会があったら、サワラ焼き通りでマッコリを飲み、
ムルトンボン(アンコウ)料理で焼酎をグイッとやりたいものです。
あと他にもワタリガニ、ボラ、牡蠣料理あたりも有名なので、
やはり1度や2度では制覇しきれないぐらいですね。
仁川大橋が開通したら、また足を運びたいと思います。



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