「韓国語食の大辞典」イメージ画面。

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「韓国語食の大辞典」新バージョンのイメージです。
本当は今年やりたいこと、みたいな話を書こうと思っていましたが、
書くのに時間がかかりそうなので明日以降に回します。
元旦の日記で宣言した、辞典の話を少し披露させてください。

この辞典を作り始めたのは2001年の春頃でした。
新大久保の韓国式刺身専門店で働いていた僕はその当時、
店の中で飛び交う、魚の固有名詞に手を焼いていました。

「ハッタ! 5番テーブルにカムソンドム!」
「カムソンドムって何ですか?」

後々、メニューを確認したらそれはクロダイ。
学校の教科書に、そんな単語は出てきません。
また別のシチュエーションではこんなことも。

「ハッタ! パプチュゴク持って来い!」
「パプチュゴクって何ですか?」
「これだ、アホタレ!」
「あー、しゃもじのことですか」

「ハッタ! ちょっとマッサル買って来い!」
「マッサルって何ですか?」
「これだ、アホタレ!」
「あー、カニカマのことですか」

韓国に留学し、韓国語ペラペラのつもりだった僕は、
あまりに知らない単語ばかりで、衝撃を受けた次第です。
生活に密着した言葉って、意外に難しいんですよね。
まして、食材の固有名詞なんかは、かなりの難単語です。

また、僕が働いていた店は釜山出身の人が多く、
せっかく覚えた単語が、まるっきり方言だったりも。
当然、辞書には載っていない単語もどんどん飛び交います。
専門的になりすぎると一般の辞書は無力なんですね。

なら、自分で整理してまとめようかな。

と思ったのが「韓国語食の大辞典」制作の始まり。
最初は韓国語仲間に送って、使ってもらうことから始め、
やがてホームページを作ったら、そこにアップして公開。
それを少しずつバージョンアップさせてきました。

最初はワードで、単語をまとめていたのですが、
単語数が増えていくにつれ、収集がつかなくなって断念。
もっと管理しやすく、加筆、修正しやすい方法はないだろうか。
そんな試行錯誤で生まれたのが、今回のエクセル版です。

もちろんもっと理想的なソフトがあるんでしょうけどね。
僕の使える技術が、エクセル止まりということで。

いま、ホームページに掲載しているのが「Version2.2」。
エクセル版は「Version3.0」にしようと思っています。
まずはホームページでなく、ダウンロードでの配布です。
ネット環境でなく、ローカルで使うスタイルですね。

そしてエクセル移行とともに、行った作業は以下の通り。

・新規単語の追加(約1400語)
・既存単語の正誤確認、および修正(約1200語)
・単語の読みを追加
・原語表記(漢字語や外来語の元表記)を追加
・類義語を追加

単語は4312語から、約5700語に増えました。
既存の単語もすべてを再チェックし、誤植や翻訳ミスを修正、
それとともに可能な限り、用語、表記の統一もしています。
ひとりでやっている作業なので、完璧! とはいいにくいですが、
いま公開されているものよりは、かなりマシになっています。

さらに、エクセルを使い列で管理できるようになったので、
日本語訳とともに、読み、原語、類義語という欄を設けました。
ハングルに読みをつけて欲しいとの要望は多かったので、
これを全単語に加えられたのは僕にとっても大きな喜びですね。

いまは最後のチェックと、使用方法などの作成を行っています。
仕事の状況が急展開しない限り、あと数日で発表できると思います。
とかいいつつ、けっこう時間がかかったりするかもですけどね。
気持ちが熱いうちに、一気に仕上げたいと思います。



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