新大久保「金達莱」で串焼き&狗肉料理。

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新大久保でちょっと変わった韓国料理が食べたい。
そんなリクエストがあるとコチラの店にやってきます。

厳密には韓国料理ではないんですけどね。
北朝鮮と中国の国境付近にある延辺朝鮮族自治区の料理。
いわゆる延辺料理の専門店が新大久保にはいくつかあります。
新大久保に限らず、上野、池袋などにも多いですけどね。

羊肉や狗肉を用い、スパイシーな料理を作るのが特徴。
基本的には北朝鮮料理と中国料理が混在している感じですね。
また、コチラの店では韓国料理のメニューも多く揃えているので、
韓国料理が食べたいという希望にも同時に応えられます。

冒頭の写真は延辺料理の定番、羊肉串(ヤンルーチャン)。
串に指した羊肉を、専用の焼き台で焼いて食べます。
すべて自分たちで焼くシステムなので、焼く楽しさもありますね。
炭火の加減などを見ていると、職人気分に浸れます。

ちなみにこの日は5人で利用したので注文の串数がベスト。

延辺料理店の串焼きは、本数をまとめるのが一般的で、
「金達莱」の場合は羊肉のみ10本から、他の串は5本から。
5人の倍数で行くと、きっちり割り切れることになります。

我々はこの日、追加もしながら羊肉を20本、
羊スジを5本、牛ロースを5本、牛血管を5本たいらげました。
他にも牛鞭(牛のペ○ス)といった珍味系もありますが、
無難に食べたいなら羊肉、羊スジ、牛ロースあたりがおすすめです。
後は話の種に少しずつ頼んでみるのがよいでしょう。

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そのほか来ると必ず頼む、干豆腐炒めや、

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ジャガイモ炒めなどもしっかりと注文。

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また、季節のおすすめから数品チョイス。
コチラはトウモロコシのチヂミです。

食べるとトウモロコシの粒がプチッと弾け、
同時に中から甘い汁が流れ出てきて美味でした。
シンプルながら高い評価を得た一品。

この夏はあちこちの韓国料理店を回りましたが、
夏野菜を使ったチヂミというのが意外に多かったですね。
夏は少し変わった野菜が多く出てくるので、
厨房の方も、創作意欲がわいてくるのでしょう。

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もっと珍しいものを、というリクエストを受けて頼んだ品。
狗肉のムッチム(和え物)で、茹でた犬肉と野菜を一緒に食べます。
韓国的には犬肉のスユク(茹で肉)といった感じの料理ですね。
メニュー名では「狗肉(グーロー)ムチム」となっていました。
中央にある辛い薬味ダレとコリアンダー、ネギと一緒に食べます。

狗肉らしい味わいですが、やはり多少クセはありますね。
個人的には鍋のほうが狗肉は美味しく食べられる気がします。

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季節のおすすめからもう1品。
酢豚ならぬ、酢鱈です。マダラを使った酢豚風の料理。
揚げたマダラを甘辛いタレと絡めています。

といった感じに珍しい料理を並べてみましたが、
やっぱり韓国料理とはかけ離れた感じがありますね。
新大久保でちょっと変わった韓国料理という主旨でしたが、
単純にちょっと変わった料理だったかもしれません。

店名:金達莱(きんたつらい)
住所:東京都新宿区百人町2-1-3 地下1階
電話:03-3204-2828
営業:11:30~翌4:00
定休:第1、3火曜日
http://kintatsurai.jp

<過去の関連日記>
(06月30日)新大久保「金達莱」で羊串焼きなど延辺料理。
(12月20日)新大久保「金達莱」で韓国料理&延辺料理。
▲(2006年)



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