詳細確定~僕が江華島・仁川ツアーを熱烈にオススメする5つの理由

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 一昨日、エイプリルフールの定番企画で新大久保3泊4日というツアーの話を書いたら、けっこうな人が騙されてくれたようで、ずいぶんな反響がありました。実際にやるつもりはなかったのですが、旅行会社の方からも問い合わせの連絡があったりして、もしかすると本当にやることになるかもしれません。3泊4日だとさすがに長いので、まずは1泊2日で面白そうなものだけ詰め込んで。いつになるかわかりませんが、期待せずにお待ちください。

 それとは別に先日よりお知らせしております「江華島・仁川旬グルメ紀行2泊3日間」(H.I.S.)も、本日正式なウェブページが出来上がりまして、いよいよ本格的な募集スタートと相成りました。

八田靖史と行く! 韓国「江華島・仁川」旬グルメ紀行 2泊3日間
http://www.his-j.com/kanto/corp/group/event/hattayasushi/

 すでにお問い合わせもぼちぼちいただいているようですが、催行まで日程があまりないので、ご検討中の方はお早目にご連絡ください。

 また、一昨日までツアーに備えて下見に行ってきましたので、そのあたりの報告かたがた、今回のツアーを熱烈にオススメする理由などもまとめてみたいと思います。まずは冒頭の写真、イベントページでも書きましたがワタリガニですね。

 江華島沖は春になると韓国、中国、北朝鮮の漁船が争うように操業するワタリガニの好漁場。ここで穫れたワタリガニが西海岸の各漁港に水揚げされるのですが、江華島の専門店いわく……。

「いちばん美味しいのは5月!」

 とのこと。このツアーが5月に決まったのは7割以上それが理由です。

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 また春から初夏にかけて美味しいのがマナガツオ。

 名前からカツオの仲間だと誤解されがちですが、見た目はこんな感じの魚です。イボダイなんかとよく似た扁平型で、カツオと同じ時期にとれることから古くは代替魚として扱われたのが名前の由来です。僕の住む東京あたりではまずめったに見ませんが、関西ではけっこうな高級魚として扱われます。

 この写真は仁川総合魚市場で撮ったもの。旬にはまだ少し早いのですが、売場のいちばんいいところでピカピカの魚体を輝かせておりました。

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 そのマナガツオはこんなチゲになります。

 江華島でいちばん古い老舗飲食店の名物メニューなのですが、まだ少し旬より早かったにもかかわらず脂が乗ってとろっとろ。また、よく見るとエビが散らばっているのが見えると思いますが、これがまたいいダシになっておりました。

 これらにもうひとつツマリエツ(韓国語ではペンデンイ)というコハダに似た魚の刺身を加え、今回のツアーを象徴する「旬グルメ3種」ということで大々的に推薦致します。

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 そして、もうひとつ今回のポイントが江華島の「2大特産品」栽培地見学。

 江華島というのは漢江(ハンガン)、臨津江(イムジンガン)、礼成江(イェソンガン)という3つの川の河口に位置し、それぞれの堆積物によって肥沃な土地を成しています。この島を代表する特産品のひとつが、土地の栄養を吸い尽くして育つ……。

「高麗人参!」

 であることからも、土地の豊かさがよく伝わるのではないでしょうか。今回のツアーでは写真のような高麗人参畑を訪れ……。

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 自ら掘ってもみるという体験プログラムを用意しました。

 ちなみに満面の笑顔で高麗人参を持っているのは、2日目にゲスト参加していただくコスメライターのジャヨンミさん。高麗人参といえば食材としてサムゲタン(ひな鶏のスープ、삼계탕)などにも入りますが、コスメなど美容関連の素材としても欠かせないひとつ。

 今回は食用だけでなく、美容の側面からも高麗人参の魅力を感じていただくため、ジャヨンミさんに解説役としてご同行いただくことになりました。

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 もうひとつはコチラ。

 江華島は獅子足ヨモギ(사자발쑥)と呼ばれる薬用ヨモギの産地としても知られ、今回はその畑と加工工場も訪ねます。写真は炭火の湯せんでヨモギのエキスを取っているところ。

 また、この加工工場では、薬用ヨモギの乾燥場(ヨモギの香りで陶然とするようなヒーリングスポットでした)も見学できますし、簡易的なヨモギ蒸し、お灸などの体験もできます。ヨモギ関連商品の販売も充実しているのでいいお土産にもなりますね。

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 そして、そんな江華島のヨモギを食べさせて育てた韓牛の焼肉も今回のウリ。

 写真はいい感じにサシの入ったトゥンシム(ロース、등심)ですが、粗塩にちょっとつけて食べるだけでたいへん美味でした。港町でとかく海産物に偏りがちな中、この牛肉を見つけたのは僥倖でした。

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 さて、食べるだけでなく観光のほうもいろいろ準備しており、目玉のひとつがドラマ「星から来たあなた」の撮影現場訪問。見た人であれば一発でわかると思いますが、主役のト・ミンジュン(キム・スヒョン)が、ヒロインのチョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)を助けた崖のシーンです。

 かつて砕石場だったこの場所がドラマの放映とともに有名となり、いつしかこんな感じに車まで置かれるようになりました。

 どころかこの場所では、ト・ミンジュンの瞬間移動体験(いやはや衝撃的でした)とか、劇中に登場したかんざしに願いごとを書いたりとか、けっこうなイベント性が盛り込まれています。ドラマを見たほうがもちろん楽しめますが、そうでなくとも充分楽しい場所です。

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 そして、今回の下見で個人的にいちばんヒットだったのがココ。

 写真は新起市場が2013年に作った地域貨幣なのですが、外国人観光客に限り無料で6枚(3000ウォン分)を配布しています(顧客センター2階の商人会事務室でもらえます)。この新起通宝という貨幣を市場内の加盟店で商品と引き換えるのですが、この3000ウォンの使い道というのがけっこう悩みどころで面白いのです。

 ソウルあたりと比べて物価が安いので、3000ウォン分でも選択肢がだいぶ豊富なんですよね。もちろん3000ウォンにプラスして自分でお金を出してもよいのですが、この3000ウォンでやりくりするという部分に醍醐味があるというか。

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 僕のオススメはこれです。

 いわゆるハットグ(アメリカンドッグ)ですが、ドーナツ風に砂糖をまぶしてあるのがポイント。これを販売しているのがドーナツ専門店だからでしょうが、砂糖をまぶしたアメリカンドッグが違和感なく美味しいのは発見でした。

 しかも値段は新起通宝2枚分(1000ウォン)。

 さらにこの店では、キャベツのどっさり入った韓国式コロッケ(揚げパン)も3個2000ウォンで販売しており、ちょうど6枚がここで消費されることに。正直、このアメリカンドッグとコロッケを食べるためだけに、もう1度この新起市場に行きたいぐらいですね。

 ただ、ネックとなるのはこの市場もやたら不便な場所にあります。

 帰ってきて地図で調べたら最寄りの地下鉄1号線朱安駅からでも徒歩30分。ローカルバスもありますが、他の観光地からも外れていますし、これだけを目当てに行くというのはずいぶんな労力かと思います。ツアーでなくとも、ここはぜひともオススメしたい市場ので、どういう方法で行くのがよいかもう少し考えてみます。

 以上が下見の報告を兼ねたツアーのオススメポイント紹介。

(1)旬グルメ3種(ワタリガニ、マナガツオ、ツマリエツ)を満喫!
(2)特産品2種(高麗人参、ヨモギ)の生産現場を見学、体験!
(3)美容のスペシャリストであるジャヨンミさんがゲスト参加!
(4)観光も充実、ドラマ「星から来たあなた」のロケ地も訪問!
(5)新起市場でアメリカンドッグとコロッケを食うべし!

八田靖史と行く! 韓国「江華島・仁川」旬グルメ紀行 2泊3日間
http://www.his-j.com/kanto/corp/group/event/hattayasushi/

 僕がいちばん強調するのはこの5点ですが、このほかにもまだまだ充実の内容が用意されています。ご関心ある方は、ぜひ上記の詳細ページをご覧ください。発表したばかりで恐縮ですが、申込締切は「2015年4月24日(金)18時30分まで」とけっこう迫っております。ご検討中の方はお早目に。また、ご周囲の方で関心のありそうな方がいらしたら、ぜひ紹介していただければ幸いです。

 たくさんの方のご参加をお待ちしております!

 

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