コリアうめーや!!第44号

コリアうめーや!!第44号

<ごあいさつ>
新年明けましておめでとうございます!!
今日からいよいよ2003年。
今年も1年コリアうめーや!!を宜しくお願いします。
ところで、この2003年という数字。
どこか違和感があるような気がしませんか?
「2001年宇宙の旅」
「2002年日韓共催W杯」
合言葉のように交わされてきたこれらの年に比べ、
2003年という単語はどうもピンときません。
むしろアテネ五輪のある2004年のほうが、
まだ耳に馴染んでいるような気も致します。
さて、コリアうめーや!!第44号。
お正月の配信ということもありまして、
読者皆様が1年間幸せでありますようにと願いを込めました。
フトコロ一杯にぎゅっと幸せを包む料理。
2003年を幸せ色に染める、
ベリーハッピーなスタートです。

<幸せ包む脂トロトロ豚肉料理!!>

はいはいはいはいはい!!
そこのあなた! そうですあなたです!

何をびっくりしているんですか?
あなたですよ。今メルマガを読んでくれているあなたです。
キョロキョロしたってダメです。
他の誰かに話しかけている訳ではありません。

そう、あなた。
今自分かなと思ったあなたです。

八田氏は、あ・な・た・に話しかけています。

そうです。あなたです。
わかりましたね。あなたなんです。

では、いいですか。心を落ち着けてよく見て下さい。
あなたの目の前に、おいしそうな茹で豚があります。
茹で豚がありますよね。茹で豚が。おいしそうな茹で豚。

そうです。あなたの目の前にあるその茹で豚。
そうです。それです。まさにその茹で豚。
脂が差し込んでトロトロになっているでしょう。
いかにもおいしそうですよね。

そう、それ。その茹で豚です。
食べやすい大きさにスライスされていますよね。
刺身のように美しく盛り付けられていますよね。
ほんっとに、食欲をそそっちゃいますよね。

目の前にこんなにおいしそうな料理があったらたまりません。
我慢できないですか? 食べたいですか?

いいんですよ。我慢しなくていいんです。
その茹で豚を今これから、あなたが食べるのです。
あ・な・た・が、食べるのです。

あ、いやいや。
そんなに驚いた顔をしないでください。
何もお金を取ろうって訳ではありません。

あなたを幸せな気分にさせて差し上げたいだけです。
おめでたいお正月に、八田氏からの小さな贈り物だと思ってください。
気がねなく、遠慮なく、心おきなく楽しんで頂いてかまいません。
なんっにも、ご心配はいらないんですよ。

それではまず、八田氏が食べ方を教えて差し上げます。
八田氏の言うことを、よおく聞いてくださいね。

茹で豚の横に、軽く湯がいた白菜がありますよね。
そう、先っぽから芯までそのまま茹でただけの白菜。
まずその白菜を1枚とって手のひらに乗せます。

いやいや、手が濡れるなんて野暮なことを言ってはいけません。
濡れた手はまた拭けばいいだけの話です。

え、ちょっと、ひんやりしましたか?
はい、今、手のひらに白菜を1枚敷き詰めました。

では次です。
今度は茹で豚を、白菜の上にちょこんと乗せましょう。
そう、箸で取って、白菜の中央に、豚肉を、乗せる。
うん。白菜と豚肉の組み合わせはやっぱり納まりがいいですね。

いいですよ。そうそう。その調子。
八田氏の言う通りにやれば、すぐに感動体験がやってきますからね。

では次です。白菜に豚肉だけだと味がついていません。
一口に味付けといっても種類はたくさんありますが、
まずは漬けたてで瑞々しさあふれる、シャッキリキムチを加えましょう。

同じ皿に白菜キムチが乗っていますよね。
この料理はキムチが味を左右すると言われるほど大事なのです。
生牡蠣が入ったりもする贅沢なキムチがよく合いますね。
そして酸っぱくなってはダメです。爽やかな味のキムチが絶妙。

キムチを乗せましたか?
はい。白菜、豚肉、キムチと来ました。

そうしたらキムチの隣に味噌があるでしょう。
そうです。その味噌です。

この味噌はサムジャンという名前です。
韓国味噌にニンニクやショウガ、ゴマ油などを混ぜ込んだ特製味噌です。
ちょっと甘味があってピリッと辛くて、豚肉の脂っこさによく合います。

この味噌でごはんを食べるとまたうまいんですよねえ。
茹で豚に味噌をちょこんと塗ると、ごはんがバクバク食べられます。
サンチュにごはんを乗せてこの味噌を塗っても最高です。
豚バラ肉で焼肉をするときもこの味噌を使います。

豚肉とは相性抜群の味噌。
それがサムジャンです。

はい、サムジャンも乗せましたか?

では、最後にちょっとアクセントを加えましょう。
スライスしたニンニクと、刻んだ青唐辛子。
どちらも入れすぎると辛いですからね。1かけずつにしてください。

そう、ニンニクと青唐辛子。
配色よく盛りつけられましたね。

そしたらいよいよメインの食べ方です。
白菜を食べやすい大きさにくるんと巻いてください。
そうです。そう、くるくると巻いてください。
この巻く作業こそがポッサムという名の由来なのです。

え、ポッサム?

あー、そうかしまった。
料理の名前をまだ説明していませんでしたね。

この料理はポッサムという名前なのです。

ポッサムとは韓国語で「ふろしきなどで包む」という意味です。
韓国では音の響きが似ていることから「幸せを包む料理」ともされます。
そう、ポッサムは幸せをつかむ料理なんですよ。

はい、くるんと巻けましたか?
食べやすく巻いたといっても、けっこうな大きさになりましたよね。
これだと大きな口を開けないと食べられません。

大きく大きく口を開けてください。
もっとです。もっと大きな口を開けてください。
いいですかあ。いいですねえ。

それでは、いきますよお。

がぶり。

さあ、どうですか、どうですか?
噛み締めてください。ぎゅっぎゅっと噛み締めてください。
大きくほおばったせいで、ほっぺたがリスのようになっていますが、
口から飛び出ないように注意してぎゅぎゅっと噛み締めてください。

茹で白菜のほのかな甘味。キムチが与える心地よい刺激。
味噌の香ばしい旨み、かぶせるように豚肉の脂。

脂がとろーり、舌の上に溶け出してきましたか?
こってり、のってりした豚肉の旨みが感じられましたか?。
白菜、キムチ、味噌、豚肉が渾然一体になっての大迫力。

そうです。この味の大合唱こそがポッサムの真価です。
噛み締めてください。もっと噛み締めてください。

白菜の水分。キムチの水分。豚肉の脂。
口の中が、ジューシーになっていませんか?
ジューシーですよね。じゅわじゅわっとしていますよね。
もう陶然としてしまいますよね。天国にも上る気持ちですよね。

さあさあ、1度だけでは終わりませんよ。
この幸せ感は、バクバクバクバクバクバク食べることによって、
2倍にも、3倍にも、4倍にも、5倍にもなります。

そうです。そうです。
白菜を手にとって、豚肉を乗せて。
こんどは少し趣向を変えてアミの塩辛など乗せてみましょうか。
アミの塩辛。塩気が強いので乗せ過ぎないでくださいね。
豚肉との相性は抜群ですよ。

そうです。そうです。
同じ要領でくるりと巻いて、パクリ。

おいしいでしょう。たっまんないでしょう。
幸せですか? 幸福ですか? ハッピーですか?

ポッサムは気持ちの奥底から幸せにしてくれますよね。
八田氏はいつもあなたの幸せを願っています。
八田氏の気持ちをポッサムに、たっぷりと込めました。

2003年があなたにとって、
最高に幸せな1年でありますように……。

<お知らせ>
ポッサムの写真がホームページで見られます。
よかったらのぞいてみて下さい。
http://www.koparis.com/~hatta/

<お知らせ2>
1月8日より眞露の留学生として韓国に行きます。
2月6日までの30日間韓国を食べ尽くしてきます。
授賞式の模様が以下のページにアップされました。
http://www.jinro.co.jp/enjoy_together/ryugaku/index.html

<八田氏の独り言>
前号で紹介したキムチが食べごろになりました。
ちょっと甘味に欠けますが、なかなかの出来です。
でも店のキムチに比べたらまだまだなんだよなあ……。

コリアうめーや!!第44号
2003年1月1日
発行人 八田 靖史
hachimax@hotmail.com



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

 

 
 
previous next