書籍紹介『韓国語学習ジャーナルhana Vol.12』 ~留学時代の間接話法勉強法

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 3月2日発売の『韓国語学習ジャーナルhana Vol.12』。

 特集記事は間接話法でした。初級から中級に上がるときの壁というか、僕が韓国留学していた頃は、語学堂の2級から3級へと上がる関門という位置付けでした。とりあえずここを理解できればまあ中級と名乗ってもいいような。僕にとってはそんな印象の文法要素です。

 留学時代は寄宿舎の仲間3人ぐらいで、伝言ゲームのような遊びをよくしましたね。

 ひとりが何かを言う。それを聞いたひとりが別のもうひとりに間接話法で伝える。

A→B「배가 고파요.(お腹が空きました)」
B→C「A씨는 배가 고프대요.(Aさんはお腹が空いたそうです)」
B→C「뭘 먹으로 갑시다.(何か食べに行きましょう)」
C→A「B씨가 뭘 먹으로 가재요.(Bさんが何か食べに行こうだそうです)」
C→A「밥 사 주세요.(ごはんおごってください)」
A→B「C씨가 밥 사 달래요.(Cさんがごはんおごってくださいだそうです)」

 なんてことを延々とやっていました。話自体はくだらないことでいいんです。会話の文脈だってどうでもいいんです。とにかく言われた人は間接話法で次の人に回す。そしてもうひとつ何か言う。それだけでけっこう慣れてくるものでした。

 ま、実際に会話で使えるようになるのは3級に上がってからでしたけどね。

 もっと言えば、いまだに動詞(~ㄴ/는다고)と形容詞(~다고)を間違ったり、疑問文や勧誘文の縮約形がスッと出てこなかったり、敬語表現を入れるところ間違ったり、面倒だからもう直接話法でいいやって思ったりもします。

 そのぐらい躓きやすい部分ではあるので、今回ここまで網羅した形でまとまっているのは大変貴重だと思います。ということで買うべし

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 さて、FOODの連載は「셀렉트 다이닝(セレクトダイニング)」を紹介。

 全国、あるいは全世界の名店を1ヶ所に集めたグレードアップ版のフードコートを指す言葉です。そこそこ増えてきましたので、その成り立ちも含めて紹介をしてみました。

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 最後の「Present & Information」のコーナーでは新刊『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』の紹介もしていただきました。読者の方3名様へのプレゼントもついています。

 また昨日、共同通信社から新刊紹介の記事が配信されました。

 新聞紙面への掲載は各新聞社ごとの取捨選択になりますが、もしご地元の新聞に載っているようなら教えていただけると嬉しいです。なお、共同通信社の韓国語版では昨日翻訳記事が掲載されています。

※商品へのリンクはamazonアソシエイトリンクが使用されています。

 

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