最新お仕事報告~「韓国語学習ジャーナルhana Vol.3」「TeSORO 9月号」「るるぶソウル’15」など

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今日9月8日は秋夕(チュソク、旧暦8月15日)。韓国ではこの前後の期間、ご先祖様をお祀りするための連休になります。

かつては飲食店もみんな閉まって外国人は途方に暮れるというのが定番でしたが、最近は午後から開けるという気合いの入った飲食店もあり、多少ガランとしてはいても困り果てるほどではなくなりました。まあ、今日1日は休んで明日から、明後日からというところも多いですけどね。世間一般としては、9月10日(水)の振替休日までお休み。家族や親戚とのんびり過ごしている人も多いはずです。

そんな中、日本にいる僕はなんの関係もなく普通に仕事の月曜日ですが、いくつかの仕事が固まって形になりましたので報告させていただきます。

まず冒頭の写真は、売れに売れている語学雑誌『韓国語学習ジャーナルhana Vol. 03』。

今回のメイン特集は「韓国語を使って旅をする!」という30ページ超のカラー企画で、僕もそこに「『食』で巡る韓国地方旅」という記事を書かせていただきました。

これ、先日発売された新刊『八田靖史と韓国全土で味わう 絶品!ぶっちぎり108料理』のコラボ企画ともいうべき内容で、108料理とはまた別に、7種類のぶっちぎりな地方料理を紹介させていただきました。

地図を見ればわかるかと思いますが、扶安、済州、安東、全州、仁川、東海、大田という7地域を紹介。また、恐れ多くも、CDのほうにまで音声で参加しており、イム・チュヒ先生のインタビューに拙い韓国語で答えています。本の巻末に書き起こしたテキストもあって、自分で見るとその下手さにズーンと落ち込むのですが、恥をかくのも勉強ということでこれは個人的な糧にしようと思います。

※9月8日15時追記
記事内に店名の間違いがありました。訂正とお詫びの記事をアップしましたので、そちらも併せてご確認ください。

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コチラはソウル新聞が発行するタブロイド月刊新聞『TeSORO 9月号』。

そこに僕のインタビュー記事を掲載していただきました。こちらも新刊の発売を受け、地方料理の魅力について語っています。

TeSORO』は毎月5日発行。東京、大阪など全国10ヶ所の韓国総領事館と、東京、韓国の韓国文化院、韓国観光公社東京支社などで無料配布しているほか、手数料・送料の実費(1850円)だけで定期購読もできます。

政治、経済、文化、日韓交流など、さまざまな切り口の記事があって読み応え抜群。今月号は「韓国の対中戦略」を特集しているほか、朝鮮通信使や仁川アジア大会などの記事も。個人的におっ! と思ったのは北海道網走市の議員、近藤憲治先生が書かれたクジラ交流の記事。網走市と蔚山市南区は同じ捕鯨文化を持つ町として、2011年から交流を続けているんですよね。今年7月に行われた蔚山のクジラ祭りに網走市から14人の訪問団が参加していたり、蔚山から網走に嫁いだ方のエピソードなどもあるなど、両地域の友好的な関係がよく伝わってきます。

近藤憲治先生とは以前に1度、新大久保で一緒にチャンポン(激辛スープの海鮮麺、짬뽕)を食べたことがあるのですが、この網走という地域はちゃんぽんの町でもあります。

全国のご当地ちゃんぽんを出す地域と、ちゃんぽん交流も精力的になさっており、その関係から韓国のチャンポン文化にも関心を持たれているとのことでした。韓国式の赤いチャンポンを食べつつ、日韓のちゃんぽん文化について熱く語ったのを覚えております。

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そして、「るるぶソウル’15」も出来上がりました。明日9月9日発売。

つい先ほど、ひと足早く自宅に届いたのですが、今年もやっぱり中身が濃いですねぇ~。一般にガイドブックといえばビギナー用と思われがちですが、今回の表紙には「ヘビーリピーター必読!」「超通ネタ最前線」という勇ましいワードも。

ぜひ、次回の訪韓に向けて情報収集をしてみてください。

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なお、僕はいつも通り、グルメページなどの原稿執筆を担当しました。

下の方にはちらっと「麻薬グルメ」という単語が見えていますが、これは「1度食べるとまた食べたくなる」料理のこと。いつの間にやらずいぶん種類が増えてきたので、今回わっと取材してきました。ほかにもたくさんの新ネタが盛りだくさん。ぜひお手元に1冊どうぞ!

さて、以上が9月上旬までのお仕事報告ですが、下旬はイベントと出張でドタバタする予定。

特に9月27日、28日は「旅フェア」と「JATA旅博」が一緒になった「ツーリズムEXPOジャパン」と、毎年恒例になっている「日韓交流おまつり」がまるかぶりの日程で開催されます。また詳細が決まったらお知らせ致しますが、僕は27日(土)の日程で両方に顔を出して、話をしたり、新刊の販売&サイン会をする予定。よかったらぜひいらしてください。

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