子安「金剛商店138番地」~キムチ自慢のワインバルで飲んだら籠原まで寝過した話

14081701

 子安!

 という駅がどこにあるのか、行くまで知りませんでした。京急線で横浜よりも少し手前(東京から見て)という説明がよいのか、鶴見の先という説明がよいのか。

 ともかくも板橋区の我が家からは1時間半ほどかかる道のりでした。

 はるばる繰り出したのは、「友人が店を開いたのでよかったらご一緒に」、というお誘いをいただいたから。ドタバタしていてなかなかうかがえなかったのですが、ようやく時間ができて足を運んできた次第です。

14081702

 改札口を出て、ホントに1分もかからなかったですね。駅を出てすぐの好立地に「金剛商店」とかかれたこんなお店があります。

 なんでも祖父母の代からここでご商売をなさっていて、当初居酒屋だったのが、ご両親の時代にキムチ専門店へと変わって、それをまた現社長が昨年11月にワインバルとしてリニューアル。三代60年の歴史がこの場所に詰まっているそうです。

 現在も昼間はキムチを売って、夜からワインバルという二毛作。

14081703

 乾杯とともに、まず出てきたのは白菜とラッキョウのキムチでした。

 グラスビールで喉を潤した後、2杯目はマスターおすすめのスパークリングへと移行しながら、すっと出てきたのは……。

14081704

 人気メニューのエビトースト。

 エビのすり身がトーストの上に載った状態で揚げられています。後ろはスイートチリソース。カリッとしてふわっとして美味しかったですね。

14081705

 この日のメニューはマスターにお任せ。2品目はナスとトマトのグリルにサラダ風の野菜が載って出てきました。

 キムチをはじめとした韓国系のおつまみもありますが、ほとんどはイタリアンだったり、スパニッシュだったりのワインに合うバルメニュー。

14081706

 かと思いきや、済州マッコリがおすすめだったりもする韓洋折衷が面白いところですね。普段から済州マッコリは好きでよく飲みますが、カウンター越しにマスターがグラスへ注いでくれる、というのはなかなかない体験です。

 ちなみに写真のマスター、お互いに初めましてのつもりだったのですが、いろいろ話をしてみるとどうやら1度お会いしている可能性が。基本、フレンチなどの修行をなさっていたそうですが、韓国料理店でのキャリアもあり……。

14081707

 それがかつて赤坂にあったコチラのお店とか。

「え、そこ取材に行きましたよ!」

 という話になって、いろいろ振り返ったところ、双方記憶はないもののどうやらお会いしていた可能性が大。よもやの二度目ましてということで、ひと盛り上がりしました。ちなみに、そのとき取材した記事というのがこちらです。

具材を楽しむ「キムパプ」/アサヒコム(2008年3月14日)
http://www.asahi.com/international/korea/TKY200803130315.html

 2008年ということは6年前。K-POPブームよりも前なので、記事を見てもだいぶ時代を感じさせますね。本国を含めて店を象徴するような某人気メニューは、当時こちらのマスターが考案したもの、なんて裏話も聞かせていただいたり。

 それもなるほどなぁ、と思えるほど料理の腕前は確かなマスターでした。

14081708

 イカとアサリのアヒージョには、ワガママを言ってシラスを追加。

 行く前にネットで情報収集をしたところ、シラス入りのアヒージョがやたらうまそうだったんですよね。具だくさんな姿に大喜びしながら、白ワインからやがて赤ワイン。カウンター席で隣になった方々と語り合ったりしているうちに……。

14081709

 記憶がぶっ飛ぶほど酔っ払ったんでしょうね。

 見た感じ、鴨のローストベリーソースではないかと思いますが、翌日カメラを確認して、まるで見覚えがないのに驚きました。その後に撮ったとおぼしき、友人、マスターと3人での記念撮影も記憶になし。久しぶりにやらかしてしまった飲み会になり、きっとお店にも周りの方にもご迷惑をおかけしたはずで申し訳ない限りです。

 当然のごとく帰巣本能もやられていたようで……。

14081710

 ハッと気付いたら籠原。

 京急線の子安で飲んでいて籠原に着くということは、たぶんどこかで湘南新宿ラインに乗り換えたということですね。それすらも記憶にありませんが、ここまで大幅に寝過したのは久しぶり。かつて曳舟で飲んでいて気付いたら青葉台ということがありましたが、それを越える寝過しになってしまいました。

 駅でとりあえずタクシーに乗って……。

「板橋区までって行けます?」

 と恐る恐る聞いてみたところ。

「え、ここ籠原ですよ。ほとんど群馬県です」
「もし行ったらいくらぐらいかかります?」
「たぶん2万8000円ぐらいかと」
「……」

 ええ、聞くほうがアホでした。幸いにも駅の近くにネカフェがあったので、そこまで運んでいただきました。

・子安で飲むとうっかり籠原まで行ってしまう可能性がある
・籠原には駅から徒歩10分のところに大きなネカフェがある
・ネカフェの隣には24時間営業のラーメン店もある(食べた気がする)

 やらかす可能性のある人は、頭の片隅に入れておくといいかもしれません。

店名:金剛商店138番地
住所:横浜市神奈川区七島町138
電話:045-421-4902

 

→韓食生活のトップページに戻る

→最新記事の一覧を見る

この記事のタグ:



Comments are closed.

 

 
 
previous next