出張報告(2)ツアー前の自主食べ歩き。

13032301.jpg

済州島ツアーに先駆けて2日前乗りしたおかげで、
なんとかツアー終了までの締切をすべて片付けられました。
これで原稿の心配をすることなくツアーに専念できます。

そのせいで食事以外はモーテルにこもりきりでしたけどね。
缶詰状態というのは仕事がはかどるので助かります。

そんな事情から、あまり積極的ではない食べ歩きですが、
出張1~2日目の成果を一覧で紹介したいと思います。
といっても詳細はまた書くので、あくまでもざっとということで。

まず、冒頭の写真が牛の希少部位焼肉。

・チャドルバギ(牛バラ肉)
・チェビチュリ(カルビの内側にある肉)

チェビチュリはお店の人が、

「カルビとハラミの間あたりの肉!」

と説明してくれましたが、日本だとなんと呼ぶんですかね。
ハラミに近いような食感で、なかなかに旨味が凝縮していました。

13032302.jpg

こちらはケクチュリジョリム(カワハギの煮付け)。
ツアーにも入っていますが、済州島料理の中でも好みの1品です。

2尾のサイズが大小でしたが、大きいほうは肝が美味しく、
小さいほうは、大きいほうに比べて身が美味しかったです。
それぞれに魅力があるものだ、ということを学んだ次第。

13032303.jpg

Twitterでもつぶやきましたが、2日目の朝はコギグクス。
豚骨スープに、中麺(中太のストレート麺)が入っています。
茹で豚がたっぷり載るので、

「韓国版とんこつチャーシュー麺!」

といった感じの料理。
済州島にしかない料理ですが、
済州島では至るところで見かけます。

13032304.jpg

こちらもTwitterでつぶやいたパンオフェ(ブリの刺身)。

・ペッサル(腹側の身)→周辺部分
・トゥンサル(背中側の身)→中央
・チヌロミ(?)→右下の赤いもの

という3種類が盛り合わせになっています。

チヌロミだけがよくわからなかったのですが、
普通に訳すとチヌロミは「ヒレ(鰭)」の総称。
どこかは不明ですが、希少部位として扱われているようです。

なんとなくハツ刺しを食べているような食感で、
ゴマ油と塩のタレにつけて食べろ、という説明でした。

ほかにもペッサルは白菜キムチと一緒に、
トゥンサルはサムジャン(包み味噌)で食べるようです。
ワサビ醤油もありましたが、食べ方もだいぶ違いますね。

13032305.jpg

ブリの刺身と一緒に頼んだティギム(天ぷら)。
盛り合わせもできるとのことで、3種盛りにしてもらいました。
左から、

・メル(カタクチイワシ)
・パンオ(ブリ)
・オサルチ(キス)

という3種類。
メルとオサルチはそれぞれ済州島の方言で、
標準語だとそれぞれミョルチ、ポリミョルと呼ばれます。

地方に出ると、方言と標準語のすり合わせが大変。
ひとつひとつ食べながら勉強ですね。

といったところで、ここまでに食べたものは以上。

今回はツアー以外、いずれも自主的な取材なので、
いくらでも情報を垂れ流し放題なのがとても気楽です。
時間との勝負ではありますが、出来るだけ報告を頑張ります。

あとは本の宣伝もしながらですね。

新刊「韓国料理には、ご用心!」はおかげさまで出だし好調。
Amazonのランキングでもなかなかいい順位を記録しています。
楽天のほうでも扱いが始まりました。

韓国料理には、ご用心!
http://www.amazon.co.jp/dp/4883205800/
http://books.rakuten.co.jp/rb/12257440/

<紹介記事>
スポーツソウルジャパン
http://www.sportsseoul.jp/article/read.php?sa_idx=4447



3 Responses to 出張報告(2)ツアー前の自主食べ歩き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

 

 
 
previous next