職安通り沿いの2階に位置する「たくあん」といえば、
熱心な新大久保ファンにとっては、ある種のオアシス的存在でしょう。
「今日のこの気分だと、この店じゃないと絶対ダメ!」
という心のリクエストに真正面から応えてくれる店。
なんて、ちょっと大袈裟に書きましたが、
「専門店!」
というのはいいものだなと、足を運ぶたびに思います。
ここは注文ごとに、皮から作るマンドゥ(韓国式餃子)が専門。
夫婦ふたりで切り盛りしている、アットホームな雰囲気と、
メニューに並ぶ、マンドゥ、マンドゥ、マンドゥの文字を楽しむ店です。
中でも看板料理は、冒頭の写真のマンドゥジョンゴル。
牛骨スープをベースとして作る、韓国式の餃子鍋です。
……というところで、ひとつお知らせですが。
このほど「たくあん」のマンドゥジョンゴルがリニューアルしました。
どこが新しくなったかというと、ってもうバレバレですが、
もし、このアップを見てもピンと来ない方は……。
新大久保「たくあん」でマンドゥジョンゴル。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1234.html
過去記事と見比べてみると、いいかもしれません。
なんて、もったいつける必要もないんですけどね。
煮込む前の状態で見ると、一目瞭然ではないでしょうか。
ええ、これまで白一色だった具のマンドゥ(餃子)が、
なんと、白、ピンク、緑、黄色の4色にグレードアップしました。
白 → プレーン
桃 → 五味子(チョウセンゴミシ)
緑 → 緑茶
黄 → クチナシ
といういずれも天然素材を使った新たな工夫。
「味の面では大きく変わらないと思うよ」
との話でしたが、これだけ鮮やかな色合いで出てくると、
どうしても生地だけを、じっくり味わってみたくなりますよね。
具よりもむしろ、皮のほうに集中してしまったのが本音です。
そんな新作マンドゥジョンゴルをつつきながら、
ほかにもチーズトッポッキ(チーズ入り餅炒め)や……。
クンマンドゥ(焼き餃子)など。
あれこれつまみつつ、マッコリをぐびぐび飲みました。
なんとも楽しい語らいで、それこそ時間の過ぎるのを忘れるほど。
「あれ、もうこんな時間!?」
という声があがるのはいい飲み会の証拠です。
お誘い頂いた方に大感謝ですが、連絡を頂いたのが前日で、
さらにはメンバーを聞いたら、ご同席頂く方が……。
「韓国業界における超絶VIP!」
という背筋の伸びる展開。
さすがにちょっと緊張しながら足を運んだのですが、
まあいい方で、完全にほぐれた状態で帰ってきました。
偉いけど、それを感じさせない人というのは本当にすごいですね。
逆に偉い人ほど、なのかもしれませんが。
どなたかは書かないので、この話はこれでおしまい。
冒頭の話題に戻って、「たくあん」ファンのみなさんは、
ぜひ次回行くときに、カラフルなマンドゥを試してみてください。
2月1日からの新商品、ということだそうです。
店名:たくあん
住所:東京都新宿区大久保1-11-1朝日ビル2階A号
電話:03-3202-3968
営業:15:00~翌4:00(月~金)、11:00~翌4:00(土・日・祝)
定休:第1月曜日