赤坂「bibigo赤坂Bizタワー店」でビビゴライスほか。

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今年の夏から心待ちにしていたお店がついにお目見え。

すでに「イオンモールむさし村山店」が1号店として、
10月にオープンしましたが、こちらが旗艦店となる模様です。

赤坂Bizタワー店は、本日12月14日(金)がオープン初日。

前日である昨日、マスコミ向けの会見やイベントが行われ、
また、夜には関係者による食事会もありました。

ありがたいことに関係者の方からお誘いを頂きまして、
ひと足先に、「bibigo赤坂Bizタワー店」へと足を運んできた次第です。

冒頭の写真が、看板料理であるビビゴライス。

この「bibigo」は韓国の大手食品メーカーであるCJが、
「韓食の世界化」プロジェクトの一環として始めたもの。
世界へ羽ばたかせ、世界で愛される韓国料理という視点から、
従来のビビンバを、新たなスタイルにアレンジしたものです。

現在、韓国以外にアメリカ、中国、シンガポール、イギリスと、
5ヶ国で営業をしていて、日本は10月オープンで6ヶ国目。
直後、ベトナムでもオープンしているので現在7ヶ国で営業中です。

ちなみに「bibigo」という店名は韓国語の「ピビダ(混ぜる)」と、
英語の「to go(テイクアウト)」を合わせたものだとか。

飲食店で楽しむとともに、気軽に持ち帰って食べることも、
イメージして作られた、ある種ファストフード的な料理です。

従って、この料理には従来のビビンバとは異なる特徴があり、
まあ、見た目からしてだいぶ違いますが、注文の時点で……。

1、ライスの選択
2、トッピングの選択
3、ソースの選択

という3つの選択肢が与えられます。
一覧にすると、こんな感じですね。

<ライスの選択>
・白米
・黒米
・玄米
・麦米

<トッピングの選択>
・炭焼き牛プルコギ
・炭焼きあっさりチキン
・テリヤキチキン
・炭焼きホットポーク
・豆腐

<ソースの選択>
・コチュジャン
・レモン醤油
・胡麻ドレッシング
・サムジャン

これらを組み合わせて好みのビビゴライスを作ります。
冒頭の写真では、

「黒米+炭焼き牛プルコギ+レモン醤油」

を選択しました。
いろいろ組み合わせを楽しめるのが大きな魅力。
画一的なコチュジャンの味だけでないのも嬉しいですね。

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全体をかき混ぜると、こんな感じの見た目に。

もともとがサラダをイメージしたビビンバですが、
サラダ感覚どころか、サラダそのものという感じですね。
ごはんの入ったサラダといっても過言ではないように思います。

ちなみに、こうしたサラダタイプのビビンバだけでなく、
ボウル入り、石焼きという、標準的なビビンバもあります。
ライス、トッピング、ソースを選べるのはそちらも同じ。

これで値段はランチタイムは、スープと水キムチ、
小皿が2品がついて980円、石焼きのみ1050円。
ディナーは単品のミニサイズ限定で550円、石焼き600円。

僕らが食べたのもミニですが、それなりにボリュームがありました。
例えば4人で食べて、シメにシェアするならミニひとつで充分。
それ以外にも、ずいぶんいろいろメニューがありますしね。

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お店はカウンター席も用意されておりましたが、
4人がけのテーブル席が、主体という感じになっています。
ランチだけでなく、夜もしっかり使って欲しいということでしょうね。
品数はそこそこですが、小技を効かせた料理が揃っています。

こちらがまず、いちじく&アボカドサラダ。
甘酸っぱいザクロドレッシングをかけて頂きます。

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トッポッキ(餅炒め)は宮中式に醤油味で炒めたもの。
タケノコ、シイタケ、赤ピーマンなど、野菜がたっぷりです。

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キムチ盛り合わせと……。

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ナムル盛り合わせなども頼みつつ。

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マッコリはCJ&サッポロの「おいしいマッコリ」シリーズ。
手前にあるのは、マンゴー味とピンクグレープフルーツ味です。
缶入りタイプを、グラスに移して持ってきてくれます。

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主菜格にタッポックムタン(鶏肉と野菜の鍋料理)を注文。
一般的にはタットリタンと呼ばれることの多い料理です。

鶏肉とジャガイモ、タマネギなどを煮込んだ料理ですが、
そこにトマトを加え、イタリアンパセリをあしらっているのが独特。
韓国料理から、イタリアンに寄せたようなアレンジですが、
そのあたりも「bibigo」らしさの演出ということでしょう。

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こちらはサムジャンチキン焼き。

鶏肉にサムジャン(合わせ味噌)を塗って焼いたもので、
写真では見えませんが、鉄板を固形燃料で温めながら提供しています。
鶏肉も柔らかく、ちょっと韓国風な味噌漬けといった感じ。

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シメには冒頭のビビゴライスとともに冷麺も注文。

メニューには「ビビゴ秘伝の韓国冷麺」と書いてありますが、
事前の報道にあったように、盛岡冷麺を使っているようですね。
日本ではこちらのほうが受ける、という判断でしょうか。

これらとあとひとつ気になった料理に、カボチャのジョンがあり、
頼んでみたのですが、残念ながらこの日は品切れでした。

メニューの写真を見る限り、韓国カボチャを細い千切りにし、
少量のもち粉生地とまとめて、お好み焼き状に焼いたものという感じ。
こちらも独特なので、いずれ機会があれば食べてみたいですね。
個人的にもランチなどで、また足を運ぼうと思っています。

おそらく今後、日本でも出店をどんどん増やしていくでしょうし、
世界化の象徴ともいうべきお店ですから、国の威信もかかっています。
失敗は出来ませんし、それ相応の力も注いでいくはずです。

韓国が目指す、韓食の世界化を具現化するための大きな1歩。
今後の展開も含め、おおいに注目していきたいと思います。

店名:bibigo赤坂Bizタワー店
住所:東京都港区赤坂5-3-1赤坂Bizタワー1階
電話:03-5575-5560
営業:11:00~23:00
定休:なし
http://www.bibigo.com/



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