新刊が出たのでサイン会ならぬ、サイン「宴」会。
いつもお世話になっている新大久保「美名家」にお邪魔し、
新刊「世界一やさしい韓国語 初級脱出!」をずらり並べました。
サイン会でなく、サイン宴会なのは、宴会ついでというノリがひとつ。
また「美名家」には、常連の集う月例の誕生日会というのがあります。
そこに間借りしてサイン会をお願いしているというのがもうひとつ。
要は普段の宴会に、新刊のお披露目会を加えて頂いたということです。
しかも、よくできたことに、僕のすぐ後ろが店の入口で、
予約された座席が、写真を撮ってくれているカメラの後ろ一帯。
すると、誕生日会に来た人は、すべて僕の前を通るので……。
「どうも、まいどありぃ!」
とほぼ強制的に本を買って頂けるシステムでした。
お買い上げ頂いた常連の皆様、本当にありがとうございます。
そして、その後はいつもの宴会に。
「美名家」では定番のポッサム(茹で豚の葉野菜包み)ですが、
この日は、真ん中の赤い和え物に、刺身用のタコが入っていました。
冬場は牡蠣が入るのですが、牡蠣のない時期は日替わりでいろいろ。
甘エビのときもありますし、ホタテのときもあります。
こちらは誕生日会用の特別メニュー。
いわゆるモドゥムジョン(衣焼きの盛り合わせ)ですが、
輪切りのタマネギや、エゴマの葉に具を包んだひと手間ものでした。
センソンジョリム(魚の煮物)には干したスケトウダラを使用。
干してあるぶん、食感としては若干かためではありますが、
箸を入れるともろっとほぐれ、噛み締めると旨味が染み出します。
スケトウダラって、本当にいろんな食べ方がありますよね。
誕生日のケーキはどでかいものが用意され……。
無造作な形で、それぞれに取り分けられます。
そんでもって、韓国の宴会でケーキが登場すると、
まあ、お約束というか、決まりごとというか……。
こうなりますよね。
鼻の穴までクリームがもぐりこんでしまい、
この後、飲むマッコリがすべてバニラ風味になりました。
あ、そうそう。
このほど「美名家」に新メニューが誕生しました。
ヤンニョムチキンならぬ、ヤンニョムホタテ。
甘辛い薬味ダレを、揚げたホタテと絡めたものです。
先日、食べた「テジョンデ」のヤンニョム甘エビも感動的でしたが、
大ぶりのホタテを使うというのも贅沢な味わいでいいですね。
この系統、まだまだ可能性が眠っているように思います。
ただ、個人的に少し思うのは、
「ヤンニョムホタテ!」
って、いまいち語呂がよくない気がしません?
食べながら、それだけがずっと気になっていたのですが、
考えてみても、いいネーミングが思い浮かびません。
略して「ヤンホタ」だと、なんだか気の抜けた感じですし、
ホタテを韓国語にして、
「ヤンニョムカリビ!」
だと、何の料理だかまるでわからなくなりますしね。
場合によっては、ヤンニョムカルビとも混同されそうな感じも。
というところまで考えて、ふと思いついたのが、
「ヤンホタ」の裏を取って、
「ニョムタテ!」
というのはどうですかね。
うん、ダメだな。だいぶ、ダメだな。
もう少し考えて、いいアイデアを思いついたら提案してみます。
店名:美名家
住所:東京都新宿区大久保1-9-17寿ビル2階
電話:03-3203-4088
営業:11:30~24:00
定休:月曜日(祝日の場合は翌日)
2 Responses to 新大久保「美名家」でサイン宴会&誕生日会。