ラーメン店の「さいたま屋」と韓国料理店が融合。
そんな記事を3月上旬に書いたばかりですが、
いつの間にやら、その2号店ができておりました。
神田「韓国食堂withさいたま屋」でラーメン系韓国料理。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1253.html
上の記事は神田、今回行ったのは新宿御苑前。
いずれも本郷にある「炙りbar」と同系列のお店です。
前回は肝心のラーメンを食べる時間がなかったので、
その反省をもとに、序盤の段階からつけ麺を注文。
大盛りを頂いて、みんなでつつきながら味わいました。
やや甘めのスープですが、魚介のダシが効いていますね。
麺は太麺で、しっかりした食べごたえがあります。
「さいたま屋」はかつて板橋駅の店によく行ったので、
ああ、確かにこういう味だった、と懐かしく思ったり。
まだ、リニューアルオープンして間もないため、
韓国料理はメニューも作り途中とのことでした。
なので、この日はお任せで注文。
チャンジャポテトサラダから始まり……。
ピリ辛メンマ。
韓国海苔。
白菜キムチといった前菜類がちょこちょこ出て……。
ラーメンダレを加えたチャプチェ(春雨炒め)。
神田でも食べましたが、これぞラーメン店との融合料理ですね。
やや甘めの醤油味が、ちょっと変わったチャプチェに仕上げています。
余談ですが、この春雨をテボ(振りザル)で茹でていたのも、
ラーメン店らしい韓国料理の特徴だったかもしれません。
マッコリは吉久保酒造の「うさぎのダンス」から。
茨城県水戸市にあるこちらの酒造も地震で被災しており、
復旧のために、一時期出荷が止まっておりました。
このボトルがようやく出荷できた震災後の第1陣とか。
「マッコリを飲んで復興支援!」
というのはちょっと大げさかもしれませんが、
もし機会があったら、ぜひ試してみてください。
甘味とシュワシュワ感の強い、女性受けしそうなマッコリです。
最近は生タイプだけでなく、火入れをしたものや、
缶に詰めた商品も、新たに生産されているようです。
以前は業務用だけでしたが、家庭用の販売もスタート。
ネットで検索をすると、扱っている店がヒットします。
料理は続いてラーメンサラダ。
そして、水餃子。
このへんは韓国とは無関係なラーメン店系の料理。
それをマッコリと一緒につまむというのもオツなものです。
なお、水餃子の後ろに見えているのは……。
有賀醸造の「虎マッコリ」。
こちらの酒造も福島県の白河市にあり、
やはり地震の被害が大きかったと聞いております。
こちらも復興支援銘柄のひとつですね。
辛口のドライな味わいが魅力のマッコリ。
ある意味、「うさぎのダンス」とは対極にある味わいです。
宮崎県産きなこ豚のポッサム(茹で豚の葉野菜包み)。
茹でた白菜、白菜キムチで包み、後ろに見えている、
ネギの和え物、味噌を加えて味をつけます。
このあたりから興が乗ってきて、ちょっとイタズラを。
甘味の強い「うさぎのダンス」とドライな「虎マッコリ」を、
混ぜて飲んでみたらどうなるか、という実験です。
蔵元のみなさんが心血注いで造っているマッコリなので、
お遊びに過ぎる実験ですが、意外にこれがけっこう美味しかったり。
マッコリの甘さって、人によっていろいろ好みがあるので、
自分好みのところに調整できる、というのは面白いかなと。
酔っ払いの舌ではありますが、同じ国産銘柄だけあって、
ほとんど違和感なく飲めたのも発見でした。
なお、僕らはこのオリジナルカクテルを、
「虎のダンス」
と命名。
いずれも希少銘柄ではありますが、
もし両方に出会うことがあれば、ぜひお試しください。
その後、韓国銘柄の「本生マッコリ」に変更。
国産銘柄とはまた違う、スタンダードな生マッコリもいいですね。
本生は久しぶりでしたが、やはりバランスのいいマッコリです。
料理は引き続いてウインナーが登場し……。
麻婆豆腐に至って、これで終了。
ずいぶんたくさんの料理を堪能しましたが……。
シメはやっぱりラーメンですよね。
つけ麺ではなく、こちらは博多ラーメンのほう。
とんこつスープに細麺が入っており、つるつるっといけます。
さすがに替え玉までは食べられませんでしたが、
今度こそ、韓国料理のシメにラーメンを堪能できました。
まだオープンから間もなく、準備中の部分もありますが、
連休中にはメニューなどもすべて整う予定だそうです。
ラーメンを食べている横で、マッコリを飲んでいるという、
なかなか見られない光景が日常のものとなりますね。
すでに神田店は、韓国料理がレギュラーメニューとなり、
ラーメンと韓国料理の融合が果たされたとのこと。
以前までは要予約でしたが、いまはいつでもOKだそうです。
新宿御苑のほうはカウンターのみなので、
人数が多いときは、2階のある神田店のほうがいいかも。
ふらっとひとりとか、少人数で飲むなら新宿御苑店は、
駅のすぐ隣にあるのでアクセスも非常に便利です。
店名:韓国食堂withさいたま屋新宿御苑店
住所:東京都新宿区新宿1-7-2
電話:03-3353-6820
営業:11:00~24:00
定休:日、祝
※2011.5.9追記
電話番号を修正しました。
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