新大久保「美名家」で1周年記念パーティ。

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んー、もう1年になるんですねぇ。

新大久保「美名家」で開店記念パーティ。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1025.html

この記事を書いたのが、つい先日のようです。
ハングルで「祝1周年」と書かれた、この記念のお餅は、
同じ新大久保の餅専門店「鐘路福餅家」からの配達。
中央上あたりに、「1」を模したろうそくがささっています。

これをオーナーご夫婦が、「ふーっ!」と吹き消して、
1周年記念のパーティはスタートとなりました。
店を貸し切りにして、常連さんが60人以上は集ったでしょうか。
なんとも盛況な会で、この店の愛され具合がよくわかります。

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こんな方も駆けつけておりましたね。

いまや舞台俳優としての顔も板についておりますが、
先日はK-POP関連イベントのMCも担当したとか。
役者と韓流芸人という2足のわらじで頑張っています。

ポカのパボ日記
http://ching-poca.laff.jp/

写真はちょうど乾杯の発声を担当しているところ。
本来は最年長である佐野師匠の役目だと思うのですが、

「乾杯をすると最年長に見られるから嫌だ!」

という理不尽な理由でポカさんに押しつけられました。
見えるも何も、というセリフを僕が飲みこんだのは内緒です。

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料理はさすが1周年にふさわしいラインナップ。

一見、なんの変哲もないパンチャン(副菜)群に見えますが、
手前の皿にある、栗の煮物と、干した韓国カボチャのナムル。
そして奥の皿のいちばん左にある干したナスのナムルなど、
さりげなく手のかかったお惣菜が含まれておりました。

店のオーナーである美名さんは、

「栗は全部あたしが皮をむいたのよ!」
「大変で大変で、手にマメまで出来ちゃったんだから!」
「ほら見てここ! 触ってここ!」

と30回ぐらい語っていました。

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この日は「美名家」の名物料理が勢ぞろい。

花びら型に作ったキムパプ(海苔巻き)と、
チャンジャを載せたキムパプの2種盛りに……。

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宴会料理の定番であるチャプチェ(春雨炒め)。

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ここ最近のチャレンジメニューである、
ドングリの粉を生地に加えたドングリチヂミ。

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そして、このポッサム(茹で豚の葉野菜包み)と……。

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牛カルビチム(牛カルビの煮込み)の2品は、
店の看板料理として、しっかりその地位を築いたと思います。

数多くの常連に支えられ、順風満帆に見える「美名家」ですが、
韓国料理激戦区の新大久保においては、まだまだ知名度の低い新参店。
万人にわかりやすい店の売りは、確実に必要なんですよね。

冬場は牡蠣、夏場は甘エビかホタテと一緒に食べるポッサムと、
見た目からして豪快なカルビチムは、充分その売りになりえる存在。
1年かけて育てたこれらの料理を、今後も大事にして欲しいと思います。

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その一方で、常連組も独自に店の新たな可能性を模索。

界隈でも生マッコリが豊富という「美名家」の特長を活かし、
新たなオリジナルカクテルの製作が行われていました。

マッコリとともに投入されているのは、不二家のピーチネクター。

「これが実に合うんだよ!」

と個人的に持参されていた常連さんの勧めに従い、
味を見てみると、おお、これは確かにいい感じですよ!
ほんの少量加えるだけで、香りのいい桃マッコリになります。

マッコリの人気が高まる中で、プラス1の工夫も増えていますが、
その中でも、不二家のネクターはかなりの「アリ」ですね。
勧めてくれた常連さん曰く、生マッコリの種類によって印象も違う、
とのことなので、個人的なお気に入りを探す楽しみもありそうです。

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結局、この日は遅い時間までおおいに盛り上がりました。

個人的にはたくさんの常連さん方と話せたのも嬉しかったですね。
なかなかこういう機会でもないと、一堂に会することもないですし、
久しぶりにお会いする方も、たくさんいらっしゃいました。

テーブルを超えて盛り上がれるのは、この店ならではの魅力。
この勢いで、2年、3年、5年、10年と歴史を重ねて欲しいと思います。
1周年、本当におめでとうございます!

店名:美名家
住所:東京都新宿区大久保1-9-17寿ビル2階
電話:03-3203-4088
営業:11:30~24:00
定休:月曜日(祝日の場合は翌日)



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