麻布「ソソンジェ」でポッサムほか。

10100201.jpg

麻布で飲む、なんてのはめったにないのですが、
たまたま近におり、市場直送系の刺身居酒屋が1軒目。
目の前に置かれた七輪で、ハマグリやエビなんかを焼きつつ、
バイスサワーを飲む、なんていう幸せな時間でした。

同行していた方が、やはり韓食通であったことから、
手持ちの韓国料理店情報を大盛り上がりで交換。
そんな中、

「そういえば、ソソンジェって行きました?」
「あー、行こうと思いつつまだですねぇ」
「あそこのポッサムうまいですよ」
「へー、それは食べてみたい」

というような会話がありました。
ちょうどタイミングよく麻布にいることもあり、
じゃあ2軒目で、となったのは当然の流れでしょう。

ただ、その刺身居酒屋を出て、

「麻布のどのへんにあるんですかね」
「えーと、ちょっと記憶をたどりますね」
「じゃ、まあぼちぼち歩きながら……」

という会話の直後。

「あっ!」

という短い驚きの声とともに、
すぐ目の前で「ソソンジェ」を発見したのは予想外の展開。
1軒目から2軒目まで、わずか10歩という距離でした。

たぶん何かに導かれたような会話だったんでしょうね。

10100202.jpg

麻布のソソンジェ。

漢字では「素饍齋」と書き、本店はソウルの三清洞にあります。
オープン当初にその情報を聞いて、行こうと思いつつ、
宿題のまま、ずいぶん長く放置してしまいましたね。
オープンしたのは……、2008年3月ですか。

自慢とするのは野菜を中心としたやさしく穏やかな家庭料理。
全体的に量は少なめですが、手をかけた料理が出てきます。

冒頭の写真は、前菜3品。

左から豆苗のナムル、アボカドのキムチ、クルミの和え物と、
いずれもちょっと変化球気味の凝った料理が出てきました。
我が家でも最近、豆苗は炒め物によく利用するのですが、
ナムルにすると独特の風味が強まってなかなかいいですね。

すぐ上の写真はキムチ盛り合わせ。

白菜、大根、キュウリという定番のラインナップです。

10100203.jpg

こちらがお目当てのポッサム(茹で豚の葉野菜包み)。

左側にあるのが韓国でサンマヌル(山ニンニク)と呼ばれる、
行者ニンニクのチャンアチ(甘酢漬け)です。
ミョンイナムルという別名もあり、鬱陵島の特産品としても有名。
ここ数年、焼肉店を中心に流行している食材です。

その行者ニンニクと、手前にある塩漬け白菜を用い、
柔らかく煮込まれた豚肩ロースを、包んで味わいます。
確かに豚の脂が口の中でとろけていい感じですね。

10100204.jpg

1軒目だったら、いろいろ頼んでみたいところでしたが、
けっこうな満腹だったので、注文はやや控えめに。
ドングリのでんぷんを固めたトトリムクと野菜の和え物に……。

10100205.jpg

コングクス(大豆スープの冷やし麺)を頼んで終了。

コングクスはさすが濃厚でしたが、やや甘味が強い印象。
全羅道のほうなんかは、砂糖を入れて食べるといいますけどね。
個人的には薄い塩味で食べるコングクスのほうが好みです。

といった感じで、短い時間ながら初「ソソンジェ」を堪能。

いずれまた1軒目からしっかり足を運びたいですね。
コースメニューが中心のようですが、アラカルトも対応してくれる様子。
あるいはランチで、サクッと攻めてみるのもよさそうです。

店名:ソソンジェ
住所:東京都港区麻布十番1-8-12ウエステル麻布十番3階
電話:03-5545-6691
営業:11:30~15:00、18:00~23:30
定休:なし
http://www.sosonjae.jp/



6 Responses to 麻布「ソソンジェ」でポッサムほか。

 

 
 
previous next