ここしばらくの間に飲んだ新しいマッコリ一覧。

10090801.jpg

北海道の記事を書いている間に溜まってしまった、
マッコリの情報を、一挙に放出してみようと思います。
しばらく前に書いた、

唐草マッコリ
飛騨マッコリ
全州生マッコリ

あたりが単独の記事になっていたことを考えると、
扱いが軽くなって申し訳ないんですけどね。
商品の印象などとは、関係ないこととご了承ください。

まず、冒頭の写真、高知県菊水酒造が造る「マッコリ」。

10090802.jpg

「酒蔵の女性が造った、さっぱり、
 さわやかな酸味と、やさしい甘さのお酒」

というコピーがラベルに書かれています。
女性をターゲットに作った新商品群のひとつで、
ラベルなどにも、そのコンセプトがよく表れています。

国産のマッコリを見ているといつも思いますが、
ラベルのデザインに関しては、韓国よりもはるかに上。
どうしても韓国では大衆酒のイメージが強いので、
なかなか垢ぬけていかないのが残念なところです。

ちなみに、この「マッコリ」。

飲んでの感想ですが、なぜか泡盛のような風味があります。
アルコール度数も特別高くはなく、甘味もあるのですが、
ふわっと鼻に抜ける感じが、ずいぶんと独特でした。
見た目の雰囲気とは違い、お酒好きな方によさそうです。

10090803.jpg

そして、こんな銘柄も出てきました。

昨年、韓国で大ヒットした時代劇「善徳女王」がマッコリに。
隣にちらっと見えている「冬のソナタマッコリ」に次ぐ、
韓国ドラマとのコラボマッコリがお目見えしました。

ラベルを見る限り、また違った会社が企画したようですけどね。
まさか「善徳女王」までが、マッコリになるとは驚きでした。

そういえば、キム・ユシン将軍役で登場するオム・テウンは、
昨年末、マッコリの広報大使に任命されていましたね。
そのあたりも関係があるのか、気になるところです。

10090804.jpg

かと思えば、ドラマではなく俳優を押し出した商品も。
パク・ヘジンをイメージキャラクターにした「愛香マッコリ」です。
今年3月のイベント時に試飲だけさせて頂きましたが、
いつの間にか、正式発売が始まっていたんですね。

10090805.jpg

韓国の品評会で大賞を取ったという「クジポンマッコリ」。
クジポンというのは植物の名前でハリグワ(針桑)といいます。
そのエキスが入っている、というのがウリですが、
味に影響するものではないようで、健康へのアピールが主眼かと。

火入れをしていない生マッコリで発泡感が強いです。
以前、試飲をしたときはフレッシュな生マッコリという印象でしたが、
この日、飲んだものはすでに酸味が出始めていました。
個人的には酸味が出たものも嫌いではないのですが、
フレッシュな状態で飲んだほうが実力は発揮されると思います。

9月18日のイベント時は、このマッコリが飲み放題になりますが、
どのような状態で出てくるか、ちょいと気になるところです。

なお、イベントについては下記を参照のこと。

第3回「八田の楽しい韓食ナラ」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1161.html
※定員に達し締め切りました。

10090806.jpg

ラストは日本にまだ入ってきていない商品をひとつ。
麹醇堂が韓国で発売している「ウリサルロ ピジュン 生マッコリ」。
直訳すれば「国産米で造った生マッコリ」となります。

韓国から運んで来たので、やや発酵が進んでおりましたが、
発泡感が強く、麹醇堂らしいすっきりした味わいでした。

このとき、麹醇堂の社長さんに初めてお会いしたので、

梨花酒の輸入をぜひに!」

と頼み込んでみましたが、
もともとが貴重な酒であるため簡単ではないようです。

生百歳酒や、強壮百歳酒など、韓国でしか飲めない商品の中に、
まだまだ美味しい酒を、多数抱えている会社なんですよね。
日本では高矢禮マッコリや、麹醇堂生マッコリが好調ですが、
さらなる日本市場の底上げを期待したいところです。

といった感じで、ずらっと紹介してみました。

まだまだ飲んでいない新銘柄情報も続々入っていますし、
できるだけ時を置かず、その都度、紹介していきたいと思います。

「2010年はマッコリ元年!」

ブームはまだまだ加速していく一方です!



3 Responses to ここしばらくの間に飲んだ新しいマッコリ一覧。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

 

 
 
previous next