新大久保「ECOてじまぅる」で頂上会談乾杯酒。

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去る10月9日にソウルで行われた日韓頂上会談。
鳩山由紀夫首相と李明博大統領が一緒に昼食をとった席で、
乾杯用のお酒として用いられたのがこのマッコリです。

日本語での銘柄は「紅芋マッコリ」となっておりますが、
韓国語では「チャセッコグママッコリ(紫芋マッコリ)」だそうですね。
厳密にいえば、紅芋と紫芋は区別されることもあるようですが、
多くの場合では、同じ意味で用いられているように思います。

要は切って中を見ると、紫色をしているあの芋。
日本では古くから、沖縄で栽培されていたといいます。

報道などで、乾杯に紅芋マッコリが使われたとは聞いていましたが、
どの会社の銘柄が使用されたのか、情報が出てこなかったんですよね。
ようやく裏が取れたのと、自分でも味見が出来たので紹介致します。
一応、そのソースも韓国語サイトですが載せておきますね。

惠正ヌルク都家
http://www.nurukdoga.co.kr/newsite/news/news_view.asp?Idx=10

ちなみに使用された理由としては、韓国の紫芋が、
健美という固有品種に、日本の山川紫という品種を掛け合わせているからとか。
芋を通じた日韓合作を、友好の象徴として取り上げた模様です。

なお、乾杯後に韓国側はワインを改めて勧めたそうですが、
鳩山首相はそれを断り、そのままマッコリを飲み続けたそうです。

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実際に飲んでみましたが、確かに芋の味がします。
最初の口当たりはマッコリそのものですが、後味は明らかに芋。
ホクホクの焼き芋を液体にして飲んでいるような味がします。
マッコリに甘さはつき物ですが、砂糖や甘味料の直接的な甘さでなく、
芋の自然な甘さが感じられるのは大きな魅力ですね。

実際に原料を見ても、米、麹、紅芋の3種類のみ。
甘味料が添加されていないため、分類も「その他の醸造酒」です。
ここに甘味料や砂糖などを加えると分類は「リキュール」になるため、
現在流通している輸入マッコリはほとんどが「リキュール」です。

そういったもろもろの背景や、乾杯酒に使われたエピソードなど、
マッコリブームの中で、また活躍が期待できそうな新商品ですね。
ぜひ多くの人に、味見をして欲しいマッコリです。

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終電までの30分という短い時間で立ち寄ったため、
自慢の料理はほとんど味わうことができませんでした。
唯一、食べたのが先日も紹介した茹で豚入りのキムパプ。

タイミングよく茹で立てを巻いて頂いたのか、豚肉がほんのり温かく、
しかも脂の豊富な部位だったため、口の中でとろけました。
ちょうど海苔巻きに大トロが入ったような感覚でしたね。
わがままがきくのであれば、今後も脂身多めで注文したいところです。

ちなみに、店を出たのは終電ギリギリ。

ちなみにこの前日も同じように新大久保で飲んでおり、
2日連続で駅まで全力でダッシュしました。
なんとか乗れましたが、酔っ払ってのダッシュは身体にもよくないですね。
もう少し時間の見極めを、きちんとしたいと思います。

店名:ECOてじまぅる
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:11:30~24:00(月~木)、11:30~翌2:00(金、土、祝前日)、11:30~23:00(日、祝)
定休:なし



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