ライト感覚の覆盆子酒「氷呑福」登場。

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先日、ある方から頂いた韓国の新しいお酒。
山査春などで有名なペサンミョン酒家の新商品だそうです。
今年8月の発売ですから、まだ新しいですね。
「氷呑福」と書いて、「ピンタンボク」と読みます。
「クールに福を飲み干す」といった意味があるとかなんとか。

ベースとなっているのは覆盆子酒(ラズベリー酒)ですが、
アルコール度数を7度まで下げ、炭酸を加えてあります。
特有の濃さ、甘さを軽減し、若者向けにアレンジしたようですね。

最近の韓国は焼酎もどんどんアルコール度数を下げており、
飲みやすい低アルコール酒が人気を集めております。
覆盆子酒も14、5度から20度前後が一般的なので、
それを考えると、ずいぶん軽めを目指した印象です。

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横にシールでストローが貼り付けられており、
ほんのり顔を赤らめたウサギがそれを抱いていました。
いつぞや流行した小容量ボトルのシャンパンを、
ストローで飲むようなイメージで売っているのでしょうか。

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せっかくなので、ストローを使って試飲してみました。

確かに覆盆子酒の濃さ、甘さは軽めに仕上がっていますね。
伝統酒の装いを捨て、サワー系、カクテル系に生まれ変わった感じです。
ただ、個人的にはストローで飲むよりも、タンブラーに移し、
氷も加えて飲んだほうが、より美味しく飲める気がしました。

量が375mlなので、ストローで飲むにはちょっと多いのと、
ストローだと一瞬で酔っ払いそうな、怖さもありますよね。

いずれはこういうお酒も日本に入ってくるのでしょうか。
いまの日本はマッコリ全盛で、伝統酒の影が少し薄くなっていますが、
こういう炭酸系の軽いお酒なら、サワーの代用になっていいかも。
梅サワー、青リンゴサワー、覆盆子サワーといった感じなら違和感ないですね。
これまでの韓国酒にはあまりなかったジャンルではないかと思います。

ともかくも珍しいお酒を飲ませて頂きました。
プレゼントしてくれた方に、感謝です。



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