新大久保「ECOてじまぅる」で平牧三元豚のポッサムほか。

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木目調の外装、内装が真っ白に変わってリニューアル。
新大久保の豚焼肉店「てじまぅる」が装い新たに生まれ変わりました。
10月8日がオープン日だったので、まだ2週間経っていませんね。
それでも訪れた土曜日の夜は、相変わらずの超満員でした。

ちなみにリニューアルしてもっともかわった部分が……。

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店名に「ECO」の文字が加わりました。
全世界で環境問題が叫ばれる中、韓国料理にもECOが登場。
時代の流れに乗った、キャッチーな店名ではないかと思います。

具体的には環境と安全に配慮した素材を揃え、
化学調味料などを使わない、素材本来の味を重視するということ。
もともと店の自慢であった平田牧場産の豚肉に加え、
契約農家から直送される有機野菜にもこだわるのだそうです。

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店の新たな看板料理も、新鮮な野菜をたっぷり添えた……。

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平牧三元豚のポッサム(茹で豚の葉野菜包み)にチェンジ。
豚肉の表面を見ると、ちょっと色がかわっているのがわかります。
豚肉を茹でる際にテンジャン(韓国味噌)を加えているのですが、
それも仁川から取り寄せた大豆100%の無添加テンジャン。

まな板の手前にちょこんと乗っているのがそのテンジャンですね。
仁川の「トジャンチプ」という店から直接仕入れているとのこと。
手作り味噌を使ったスユク(茹で肉)や鍋料理が自慢の韓国料理店。
そちらもぜひ機会があれば、足を運んでみたいですね。

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豚肉はそのまま食べても充分美味しいぐらいですが、
せっかくなので野菜に包み、味噌も載せて味わいます。

なんというか、これがまた本当に素材の勝利。

豚肉がうまくて、野菜がうまくて、味噌がうまいです。
ポッサムがメインの店って、日本では少ないですけどね。
これなら充分看板を背負って活躍できると思います。

もちろんポッサムだけでなく以前のように豚焼肉も味わえます。

平牧三元豚のサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)や、
金華豚(旧・桃園豚)、純粋金華豚(旧・金華豚)の盛り合わせなど。
美味しい豚肉をストレートに味わえる魅力はそのままです。
大鍋で丸鶏を煮込むタッカンマリ(タガンマリ)もありましたね。

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以前と比べ、サイドメニューはさらに力が入った印象ですね。
せっかくなので、いろいろ気になったものを注文してみました。
キムチの5種盛りは、珍しいミニトマトを中心にした組み立て。
ほかにニラ、白菜、大根、キュウリが加わって5種類です。

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甘味濃厚な平牧金華豚レバーのタタキ。

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平牧三元豚肩ロースのとんかつ。
トッポッキ(餅炒め)風の甘いコチュジャンソースがかかっています。

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「トジャンチプ」の味噌を使ったテンジャンチゲ。
どことなく八丁味噌にも似た雰囲気を感じますね。
韓国の在来味噌でありながら、妙に懐かしさを覚える味です。

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オープン日にちょっとだけ顔を出したときの料理も載せますか。
終電ギリギリの時間だったので、30分だけしかいられませんでしたが、
自慢の野菜を使った、有機丸ごとトマトサラダと……。

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テンジャンで煮込んだ豚肉入りのキムパプ(海苔巻き)を頂きました。

ほかにもまだまだ食べ逃した気になる新メニューがありますので、
またしばらく通いつつ、それらを制覇していきたいと思います。
メニューを見るだけでも……。

・三浦半島直送!特製カンジャンケジャン
・あぐり直送!庄内季節のヘルシービビンバ
・フルーツタウンあぐり季節のフルーツパッピンス

こんな感じに食欲をそそる単語がずらり。
産地を明確にするというのは、安全、信頼とともに、
注文前にイメージをより膨らませる効果がありますね。

なお、店の中では有機野菜やテンジャンの販売もしています。
食べて美味しかったら、自宅でも試せるというのはいいですね。
韓国料理とECOの融合、ぜひ長く続けて欲しいテーマです。

店名:ECOてじまぅる
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:11:30~24:00(月~木)、11:30~翌2:00(金、土、祝前日)、11:30~23:00(日、祝)
定休:なし



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