「男の韓流」を考える。

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最近、韓流業界で語られているキーワードのひとつに、
なんでも「男の韓流」というのがあるのだそうです。
もちろん最近に限った話ではないのかもしれませんが、
僕の実感では、今年に入ってから妙に増えた印象です。

「韓国の歴史ドラマに男性もハマった!」

なんてのはチャングムの頃から語られていますが、
そういったレベルの話ともまた少し違うみたいですね。
これらの人たちは、少なからず韓流に足を踏み入れている層。
業界のターゲットは韓流とはやや縁遠い層にあるようです。

その理由となっているのが、女性需要の頭打ち感なんだとか。

韓流当初から、担い手となってきたのはほとんどが女性。
韓流元年とされる2003年からすでに6年が経過し、
興味のある人たちは、ほぼさらい尽くしてしまったのでしょう。
情報を必要とする人たちに、きちんと届く状況はできましたが、
そこに加わる新規の需要が見込めなくなっているそうです。

で、どこかに新規需要がないかな、と見渡したところで、
候補となるのが韓国に興味があって韓流に興味のない男性。
話としては非常によくわかる理屈です。

先日開催した「食客トーク」などもその好例でしょうね。
韓国料理に興味を持つ人たちを、料理ドラマ方面にも取り込みたい。
実際、どれだけの人が新たに興味を持ってくれたかはわかりませんが、
少なくとも僕自身はドラマを全編見て非常に楽しめました。
きっかけさえあれば、という需要は少なからずあるでしょう。

興味のない人を振り向かせるのが、まず「男の韓流」の第1歩。

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そして、もうひとつ。

韓流にまったく興味のない男性とはまた別に、
ドラマやK-POPにも関心を持つ男性層というのがあります。
歴史ドラマでハマった人たちもここに含まれるでしょうね。
こういう人たちをひきつけるコンテンツも重要になる訳です。

これまでの韓流媒体は女性がターゲットだったため、
男性視点で見るような情報は基本的に提供されていません。
そこを作り変えて男性も楽しめるような内容を、というのが、
また「男の韓流」という表現で使われているようです。

確かに、紙面いっぱいに韓流スターのグラビアがあっても、
そのページを男性が熱心に見る、というのはまずないですよね。
男性が興味を持てるページ、というのはまた傾向が違います。

といったあたりから、

「なんかいいアイデアないですかね」

とよく聞かれるので、ちょっと真剣に考えてみました。
いえ、真剣ではなく少し不真面目に考えたかもしれませんね。
アホなアイデアから、いいアイデアが生まれることもあるので、
明らかなダメ企画も削除せずそのまま残すことにしました。

イメージとしては雑誌「男の韓流」創刊。

こんな韓流雑誌があったら男性でも買うかも。
といった内容から、可能性を模索したいと思います。

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まず、巻頭企画。

普通なら韓流スターのグラビアとインタビュー。
来日情報とか最新作品の話題などが紹介される感じですか。

案1、女性韓流スターのグラビアにする

安易な企画ですが、まずはここから。
男性スターの企画をそのまま置き換えてもいいですが、
写真集的なグラビア、オフショットならなおよし。
当然のことながら微エロ、セクシーに傾いたらさらに嬉しいですね。
あのヒロインが脱いだ! とかならぜひ袋閉じで。

案2、フライデー的なスキャンダル記事にする

なんか韓流業界もゴシップたくさんありそうですし、
どの俳優と女優がくっついたとかなら興味が持てそうです。
夜の六本木であの韓流スターが密会! とかなら最高。
誰が取材するんだ、という問題はあるでしょうけどね。

案3、エンタメから離れたグラビア記事

自然、食、鉄道、歴史遺産なんかのグラビア特集。
週刊ポストとかで見かける美しい写真のページがありますよね。
原寸大料理の写真とか、そんなのでも面白いかも。
すっごい田舎に行って絶景写真を撮るとか。

案4、韓国好き著名人が行く旅行記事

プライベートで韓国にハマっている著名人は多いので、
そういった人たちの旅行を、紙面で再現、または実際にロケ。
女優さんが紹介するキレイな韓国は女性誌がいくらでもやってるので、
マニアックな旅行が出来る芸人さんとかスポーツ選手とか。

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続いて、本企画。

案1、話題の韓流情報知ったかぶり

イメージとしては「お父さんのためのワイドショー講座」。
それだけ読めば、最新の韓流情報に最低限ついていけるように、
要点だけを端的にまとめておいてくれると本当に嬉しいですね。
本当に韓流が好きな人のように語れなくてもいいから、
少なくとも話に混ざって、うんうん相槌が打てればそれで満足です。

案2、キミも韓流スターになれる!

韓流スターのファッションを真似られる情報ページ。
この店でこれ買って、こう着こなせば誰々になれるとか。
でも、たぶん自分ではやらないし、できないので、読者モデルを募集して、
メイクとスタイリストさんもつけて変身前、変身後とかも面白いかも。
テレビで奥さんをキレイにして家族が驚く企画の男性版をイメージ。

案3、深くハマる歴史ドラマ&クイズまたは検定

歴史ドラマにずぶずぶハマった人向けのマニアック特集。
ひとつのドラマから、現実世界にリンクする歴史要素を抽出し、
記事として紹介するとともに、クイズや検定式で出題。
こういうのは競争してこそ面白いので、読者同士で戦わせましょう。
半年なり、1年なり続けて、紙面上の歴史王を決定します。

案4、超初心者向け韓流親切ガイド

韓国ドラマってたくさんありすぎて、何から見ればいいかわかんないです。
初めて韓国を旅行する人が、ガイドブックを見て定番スポットを巡るように、
まずこれを見て、次にこれを見て、その次は興味の持ち方で分かれて、
というように、超初歩から解説してくれるガイドがあると嬉しいです。
興味を持てたドラマから、先に進むための候補作品例とかも。

案5、超圧縮ドラマ1000字解説ネタバレ有

ドラマのあらすじを1000字程度で解説。
ドラマを見るために序盤の解説をするのではなく最後まで全部。
1000字読めば、そのドラマはもう見なくていいというぐらい、
ストーリーを圧縮して、見所を並べて紹介してください。
途中で諦めるドラマが多いので、内容だけでも知りたいのです。

案6、チャンネル権がありません王選手権

奥さんが韓流にハマって、1日中テレビを独占しているため、
普段の番組をなかなか見られない旦那衆の愚痴座談会。
って、このテーマだと参加者があんまりいないかもしれませんね。
少なくとも僕だけは全力で参加をさせて頂きますが。

案7、男の韓流レシピ!週末の食卓

休みの日に半日かけて作るような男の料理の紹介。
ひたすら時間をかけて煮込むソルロンタンとか、カムジャタンとか。
あるいは逆に普段料理をしない人でも作れる簡単韓流おつまみ紹介。
まあ、後者は僕がいま準備中なので、いずれ世に出ます。

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続いて、雑誌を飛び出るスピンアウト企画。

案1、韓流ドラマ合宿

2泊3日でどこぞの郊外に出かけ缶詰でドラマ全編鑑賞。
途中で寝たら叩き起こされるので、みんなで励ましあって完走。
ドラマは見たいけど、時間を作るのが難しいという忙しい人向け。

案2、マッコリ飲んでドラマ鑑賞

案1はあまりにスパルタなのでゆったり楽しみたい人に。
飲んで酔っ払うと、最初から最後まで見るのは不可能なので、
途中、途中で解説者が割って入り、あらすじをフォロー。
よくわかんないけど、ドラマ見た気がする、と思えれば成功。

案3、韓国横断ウルトラクイズ

韓流の知識を問う、壮大なスケールのクイズ大会。
東京ドームでの○×クイズから、大韓航空機内での3択クイズ、
仁川空港近くの干潟で行うドロンコクイズと進行していきます。
決勝は光化門の李舜臣像前か、南山タワーをバックに。

案4、韓流八十八箇所巡り

編集部の独断で韓流にゆかりのある地を88ヶ所選定。
できるだけ韓国全土に散らばるようにしておいて、
巡礼する中で、韓国の地方旅行を楽しめるようにしておく。
別途、「韓食の道(名物通り)100選」なども選定。

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と、ここまで書くのに悩みながら2時間かかりました。
途中からは何が韓流だか、関係なくなっていますけどね。
結局、ろくな企画が出てこなかったような感じなので、
僕自身ももう少し「男の韓流」について考えてみたいと思います。

ちなみに途中で挟み込んだ画像はすべて無関係な風景写真。

韓流にまつわる画像の手持ちがなかったので差し込みました。
先日、マッコリ取材のときに撮ってきた地方の写真ばかりですが、
こういう自分で撮った写真の投稿ページもいいかもですね。

ほかに「男の韓流」に関するいいアイデアのお持ちの方は、
ぜひ、こんな企画なら面白いんじゃない、とお声かけください。
みんなで面白がって考えれば、何か出てくるのではと思っています。



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