新大久保「羅香」でオープン前の試食(続き)。

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家を出る直前ギリギリ。
可能な限りの更新を目指して昨日の記事を書きましたが、
どう考えても中途半端なので、新たに書き足します。
年初に掲げた毎日更新はやはり無理でしたが、
なるべく期間があかないよう、頑張りたいと思っています。

ということで来週月曜日にオープンする「羅香」。

昨日はチャジャンミョン(ジャージャー麺)の写真を上げましたが、
それ以外にも、いろいろな料理を試食してきました。

オープン前なので、まだ届かない食材などもあったようですし、
この日、参加した方々からの意見も踏まえ、手直しもあるでしょう。
オープン後にまったく同じものが出てくるとは限りませんが、
なんとなくお店の雰囲気が伝わればと思います。

冒頭の写真はポックムチャジャン。

いわゆるチャジャンミョンの炒め麺バージョン。
焼きそば風のチャジャンミョンという感じでしょうか。
普通のチャジャンミョンよりも香ばしさがありました。

ちなみに麺は新大久保界隈だと手打ちが主流ですが、
こちらの店では、大型の製麺機を厨房に導入。
ドシンバタンという音が聞こえないのは少し残念ですが、
料理長さん曰く、

「手打ちもできるけどこちらのほうが理想的」

とのこと。
均一な麺に仕上がるというメリットがあるようです。

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もうひとつ食事メニューからチャプチェパプ。
家庭料理店でも人気のチャプチェ(春雨炒め)を、
ごはんの脇に添えて一緒に味わう料理です。

上にかかっているのはチャジャンミョンの味噌。
ポックムパプ(チャーハン)に味噌をかけるのはよく見ますが、
チャプチェパプに乗せるというのは初めて見ました。

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つい先日も食べたヤンジャンピ。

見た目にも豪華な料理ですがポイントは具の中心を、
ぐるっと取り囲んでいる、白い寒天状のぴらぴら。
サツマイモのデンプンを固めたもので、
これを本来はヤンジャンピ(両張皮)と呼びます。

料理長さんが、

「ウチでは手作りだ!」

と自慢していたように、確かに滑らかな食感。
少しぶ厚めでぬめっとする独特の感覚も楽しいですね。
ヤンジャンピは乾燥させたものが主流と思っていましたが、
わざわざ作るというのは、なかなかに手が込んでいます。

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えーと、こちらはユサンスルでしたか。
ユサンスルであれば豚肉と野菜のあんかけ炒め。
料理がたくさん並ぶと、店の人もまだ把握できておらず、

「これ、なんですか?」
「うーん、八宝菜じゃなかったかなぁ?」

といった会話に終始。
わかるのは厨房スタッフだけという状況です。

イカにも細かな飾り切りが施されておりますし、
炒め加減、食感もほどよく美味しかったんですけどね。
なんの料理だかわからん、というジレンマがありました。

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こちらは確かカンプンギ。

日本語にするならば鶏肉の甘酢ソースですが、
骨付きの鶏肉を使っているのが珍しかったですね。
いうなれば中華風のフライドチキンという感じ。
鶏を丸ごとぶつ切りにして使う、という豪快な料理でした。

最初、店の方からはフュージョン中華と聞いていましたが、
どちらかというと、韓国式中華の本格派という印象ですね。

いまの新大久保は韓国式中華料理店が乱立し、
チャジャンミョン、チャンポンなど主力麺料理の価格が下落。
「多利園」がチャジャンミョン390円、「新宿飯店」は500円と、
これまででは考えられない値下げ競争が行われています。

「羅香」はその流れとは反対に高級路線を目指したい、
という雰囲気を感じましたが、どういう値段設定にするのか。
まずオープンでは、そのあたりに注目したいと思います。

店名:羅香(らひゃん)
住所:東京都新宿区大久保1-17-7メゾン豊地下1階
電話:03-3209-5242
営業:確認中
定休:確認中



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