また長いこと更新を途絶えさせてしまいました。
仕事が忙しくというよりも、もろもろのことが忙しく。
少ししたら、また落ち着きも取り戻せると思いますので、
流れを取り戻すまで、もう少々お待ち頂ければ幸いです。
ブログの日付ももうぐちゃぐちゃですけどね。
一応、日記であることをタイトルでうたっておりますので、
食べたその日か、それに近い日で記事をアップしています。
とはいえ、それ以外のお知らせなども書かねばならないので、
それを最新記事としてアップすると追いつくまでずっと最新。
新しい記事が目立たなくなるという弊害があります。
なので最近はとりあえずその日の日付でアップしておいて、
後から追い付いた段階で、日付を修正して入れ替え。
どこまでも自己満足ですが、そんな作業で進めております。
この記事は4月10日頃の日記としていずれ修正される予定。
書いているのは4月23日なので10日以上前のことです。
小田急線の経堂という僕にとっては行動範囲外の駅ですが、
ひとつ有名な店があって、何度かここまで来ました。
全羅道出身のママさんが手作りするキムチで有名な店。
家庭料理を自慢とする「山村(サンチョン)」です。
冒頭の写真が自慢のキムチ盛り合わせなのですが、
出てきたときのド迫力が、うまく伝わるかどうか……。
白菜、大根、キュウリといった定番のキムチに加えて、
山芋、葉ワサビといった珍しいキムチも加わって7種類。
かつてこれほど立派なキムチ盛り合わせを見たことはありません。
その見事さに感動しつつ、サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)や、
チャプチェ(春雨炒め)といった定番料理をチョイス。
過去に1度取材でもこの店に来たことがあるのですが、
そのときの趣旨がチャプチェの作り方を習う、でした。
僕がいま家で作るチャプチェもそれがベースになっています。
これまた超ボリュームで出てくるカムジャジョン。
すりおろしたジャガイモで作るチヂミです。
海鮮チヂミはイカゲソのほかにエビなどもたっぷり。
生地にほのかな甘さがついていたので、それを尋ねたら、
「秘密に決まってるでしょ、そんなこと!」
とママさんに怒られました。
でも秘密といいつつも、話をしているうちに興が乗り、
自分からぽろぽろしゃべってしまうママさん。
韓国らしさを感じさせてくれるいいキャラクターです。
韓国家庭料理店ってこういうのがいいと思うんですよ。
店の人とコミュニケーションを取りながらの賑やかな食事。
韓国はまだまだサービスよりも情を優先させる国。
仲良くなって話をすることで、料理がより美味しく感じられます。
基本的には遠慮のない物言いをするママさんなので、
その接客については、評価が分かれるかもしれません。
でも韓国が好きな人なら、ずぶずぶとハマる可能性が。
「韓国にこういうおばちゃんよくいるなぁ」
という気分に浸ることができます。
よくしゃべって、よく笑って、それ以上によく働いて。
店には小学生の娘さんが書いた絵なども貼られており、
アットホームを通り越して、超家庭的です。
キムチが美味しかったのでチゲを頼んでみました。
自家製の白菜キムチがたっぷり入ったキムチチゲ。
豪華さはないですが、汁のうまさがいい感じです。
ピビムネンミョン(薬味ダレをかけて食べる冷麺)はサービス。
ありがたく頂戴して、シメの一品とさせて頂きました。
小田急線沿線にお住まいの方には便利かと思いますが、
板橋区在住の僕にとっては、なかなか足を運ばないエリア。
ママさんの顔を見に、またぜひ行きたいですけどね。
ここもまた、次いつ行けるかメドの立たないお店です。
店名:山村(さんちょん)
住所:東京都世田谷区経堂2-5-24第3英ビル1階
電話:03-3427-1730
営業:11:00~14:00、17:00~24:00
定休:なし
※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP108にも紹介されています。
5 Responses to 経堂「山村」で自家製キムチ盛り合わせほか。