東麻布「コサリ」でまかない牛スジスープ。

08013001.jpg

1週間で東京の韓国料理店を10軒取材しました。
いずれのお店も素晴らしかったですが、
一緒に回った編集の方々がまた素晴らしかったですね。

なにしろこちらの会社の方々……。

「取材で出されたものは全部食べる!」

という拍手喝采ものの信念を貫いているとのこと。
裏幕を知らない方は、なんのことかわからないと思いますが、
取材時の料理って意外と食べずに帰ることも多いんですよね。
あるいはちょっと食べても、残して帰ってしまうとか。

麺料理なんかは撮影の間に伸び伸びになりますし、
冷めたり、堅くなったりと、食べ時を逃す料理は多いのです。
また、タイトなスケジュールのために食べる時間がないとか、
ライターとカメラマン2人だけだと量的に食べきれないことも。

味を見るのも取材なので、まるで食べないことはないですが、
しっかり平らげてくるというのも少なかったりします。

しかるに今回のスタッフは取材時刻に合わせて、
応援部隊(食べる要員)まで召集する気合の入れよう。
どの店でも、

「こんなに大勢でいらしたんですか!?」

と驚かれておりました。
通常で3、4人。多いときは6人いました。
最初から食べる気満々という珍しい取材風景です。

もちろんそのぶん食べた料金はきちんと支払うとのこと。
ただ、支払うといっても断られることも多いみたいですね。
いいからたっぷり食べていきなさい! という店が多いのも、
韓国料理店取材の特徴ではないかと思います。

撮影も無事終わって、さあ取材終了というときに、
取材予定にない料理がどどっと出されたりもします。
それならこれも撮ろうかと、また撮影が始まったり。

08013002.jpg

一応、お仕事なので取材の詳細はまだ書けませんが、
冒頭のような美味しい焼肉の取材をさせて頂きました。
それらの肉を頂いていたところ……。

「ごはん食べますよね!」

という料理長さんの一言。
え! あ、あの! と戸惑っているうちに、
ごはんとともにスープまで運ばれてきてしまいました。

08013003.jpg

このスープがまた果てしなく感動ものの絶品。
牛スジを煮込んだスープで、まかないの定番なのだそうです。
スジとはいえ、もともとは最高級の牛肉。
店で出す料理ではないですが、これまた最高級に違いありません。

こうしたメニューにない料理を味わえるのも、
飲食店取材ならではの喜びだったりします。

飲食店のまかないって魅力的ですもんね。
むしろそっちに狙いを絞った取材もしてみたいくらい。
たぶん面白い記事になるのではと思います。

店名:Korean Dining KOSARI TOKYO
住所:東京都港区東麻布2-19-3ミレーヌ東麻布1階
電話:03-3582-1228
営業:11:45~14:30~18:00~翌1:00(月~金)、18:00~24:00(土、日、祝)
定休:不定休
http://www.kosari.jp/

※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP92にも紹介されています。

<過去の関連日記>
(12月05日)東麻布「コサリ」で焼肉三昧&絶品デザート。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

 

 
 
previous next