新大久保「チャムナム家」で『Suッkara』の取材。

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新大久保「チャムナム家」名物のヒトデチヂミ
ヒトデ風に盛り付けるとともに、桜エビで赤い色合いを表現。
韓国語ではヒトデのことをプルガサリといいますが、
このチヂミの正式名称はプルガサリチヂミとでもいいましょうか。
「チャムナム家」ではみんなが頼む人気メニューです。

ちなみにプルガサリはヒトデ以外にももうひとつ意味があり、
鉄を食べて育ち、悪鬼を払う、想像上の動物を意味します。
それをモチーフにして北朝鮮では特撮映画も作られたりしました。
プルガサリという名前は、その映画のタイトルとしても有名です。

「チャムナム家」ではそうしたプルガサリの迫力と、
悪鬼を払うという意味合いから、このチヂミを考案したそうです。
食べる人に元気を与え、病気をしませんようにとの心遣い。

ま、すべて真っ赤な嘘ですけどね。

みんなが頼む人気メニューというところだけが本当。
ヒトデ云々からして、いま思いついた冒頭の小ネタです。

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こちらがもうひとつの名物料理タットリタン
ぶつ切りにした鶏肉と野菜を辛く煮込んだ鍋料理ですが、
最近はこの料理がずいぶんとメディアにも登場して有名に。
テレビや雑誌の取材がバンバン来ているようです。

つい最近出た『東京生活』は新宿を特集しているのですが、
しっかりと新大久保コリアンタウンも2ページ取り上げられています。
どれどれと開いてみたら、「チャムナム家」のオモニがおりました。
店の紹介とともに、オモニの写真がばっちり載っています。

僕らもこの日は取材ということでお邪魔をしたのですが、
取材というよりは、単に場所提供だったかもしれません。

実はこの日、僕は『Suッkara』という雑誌から依頼を受け、
インタビューに答えるということで新大久保に来ていました。
取材する側ではなく、取材を受ける側というのは久しぶりですね。
韓国関係に携わる人物ということでのインタビューでした。

まずは普段ウロウロしている新大久保の路地で写真撮影。
それとともに、行き着けのこの店でインタビューを受けた次第です。
12月21日(金)発売とのことので、ぜひ買ってみてください。
僕のアホ顔が雑誌の品位を下げていることと思います。

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こんなの作ったよ、とパンチャン(副菜)がわりに出てきた一品。
サンマと大根をピリ辛に煮込んだコンチチョリムです。
普通は缶詰のサンマを使って手軽に作ったりもしますが、
缶詰ではなく生のサンマを使ってコトコト煮込んでありました。

韓国料理店のパンチャンは店によって千差万別ですが、
ひと皿でも気の利いた料理があると、出来る! って思いますね。
店としてはタダの料理だけに難しい部分もあるでしょうが、
食べる側としては、そこの一工夫が本当に嬉しいものです。

これらの料理を取材スタッフの方々とペロリたいらげ、
「お疲れさまでした」と頭を下げたのが午後4時頃。
さて、今日の夕食はどうしようと、悩む時間帯の満腹でした。

店名:チャムナム家(ちゃむなむちぷ)
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1C
電話:03-3205-9233
営業:11:30~翌0:30
定休:なし

※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP46にも紹介されています。

<過去の関連日記>
(04月14日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月20日)新大久保「チャムナム家」でキムチチゲ。
(10月12日)新大久保「チャムナム家」でテンジャンチゲ。
(12月06日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月15日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
(02月04日)新大久保「チャムナム家」でまかないごはん。
(05月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン&スユク。
(05月25日)新大久保「チャムナム家」でダブル鶏&出前料理。
(06月27日)新大久保「チャムナム家」でテジカルビ。
(07月11日)新大久保「チャムナム家」でツアーご招待。
(11月11日)新大久保「チャムナム家」でお会いした皆様へ。
(11月26日)新大久保「チャムナム家」でオモニの誕生日会。



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