美味しいチゲが食べられる店、ということでコチラの店へ。
6月以来なので、ちょっとご無沙汰になりましたね。
24時間いつでも開いているのが嬉しい「韓流」です。
冒頭の写真、料理名がキムチカルビチムということで、
店の表記上は「チゲ」ではないのですが、食べるとチゲに近いです。
以前はもっと煮汁を少なく作る、チム(蒸し煮)料理でしたが、
スープも飲みたいというお客さんの要望でこの形になったのだとか。
結果、具に迫力のあるチゲ風の料理に発展しました。
赤いスープの下にはテジカルビ(豚カルビ)と白菜キムチ。
白菜キムチは4分の1カットサイズがそのまま入っています。
これらを目の前で、チョキチョキ切ってくれるところが見所。
テジカルビと白菜キムチのサイズにひとしきり驚いてください。
ちなみにこの白菜キムチがいい感じに発酵していて美味。
適度な酸味がスープに溶け出し、うまみとなって染み渡ります。
「美味しいキムチチゲが食べられる店を教えてください」
なんて質問を受けることがたまにありますが、
そういう場合はここのキムチカルビチムをおすすめします。
前述した通り、キムチチゲではないんですけどね。
キムチチゲを食べたい欲求は満たされるのではないかと。
ドサ盛りになって出てくるポッサム(茹で豚)や、
海鮮チヂミなどもサイドオーダーで従えつつ。
酸味のきいた鍋で、マッコルリをぐびぐび飲みました。
こちらはサービスとして頂いたオクトムグイ(アマダイの干物)。
新メニューとして、この夏から加わったのだそうです。
アマダイといえば韓国では済州島の特産品として知られる高級魚。
さっと干したアマダイは、濃厚なうまみに満ち溢れています。
済州島で食べた、オクトムグイ定食は美味しかったですねえ。
韓国でも済州島以外では、まず見かけない貴重な魚です。
ちなみにこのアマダイも済州島から直送されてきたものだとか。
店の奥さんが済州島出身ということで実現したメニューです。
最後はキムチカルビチムの残り汁にごはんを投入。
キムチのうまみを余さず堪能して、シメの一品としました。
この写真は後日、「韓流」の金さんが送ってくれたもの。
キムチカルビチムに使われるキムチは月に2度まとめて作られ、
塩漬けから丸2日、4人がかりで約60株を漬けるそうです。
秋冬になると鍋料理が出るので、もっと多く漬ける場合もあるとか。
それだけの量を漬ける光景となると、いかにも壮観でしょうね。
手間のかかる大変な仕事ですが、韓国料理店の根幹を成す作業です。
店名:韓流
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-20-11玉野ビル1階
電話:03-3207-0983
営業:24時間
定休:第2、4日曜日
<過去の関連日記>
(09月08日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋。
(09月22日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋&チヂミ2種。
(10月02日)新大久保「韓流」金社長からのお誘い。
(10月06日)新大久保「韓流」で秋夕料理&キムチカルビチム。
(10月07日)新大久保「韓流」金社長からのお誘い(2)。
(10月13日)新大久保「韓流」でコプチャンジョンゴル。
(10月24日)新大久保「韓流」でポッサム&キムチカルビチム。
(12月13日)新大久保「韓流」でカムジャタン。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月19日)新大久保「韓流」でフィルムぶち切れ2次会。
(02月09日)新大久保「韓流」でサンマキムチ鍋。
(05月24日)新大久保「韓流」でキムチチゲ&ケランマリ。
(06月13日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋&チヂミ。
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