新大久保「はるばん」で自家製マッコルリ。

07080901.jpg

一見、なんのへんてつもないマッコルリ。
ハンアリと呼ばれる甕に入り、パガジと呼ばれるひしゃく、
そして後ろに見える茶碗風の器でマッコルリを飲みます。
韓国料理好きであれば、日々見かけるセットですね。

07080902.jpg

そこに定番のナムル類が並び……。

07080903.jpg

同じく定番のチヂミなど。
どこの韓国料理店でもよく見かける光景ですが、
ひとつ違うのは店に掲げられたこんな貼紙。

07080904.jpg

「日本初 生マッコリ 製造免許取得」

なんと法的に認可された自家製マッコルリを扱っているんです。
冒頭の写真は、こちらの店で作られた自家製のマッコルリ。
見た目こそ普通ですが、中身はしっかりオリジナルです。

これまでも自家製マッコルリを扱う店はありましたが、
基本的には許可なく作っている非合法な商品ばかり。
公然と「自家製」をうたう店などはありませんでした。
正直、まさかこういう店が出てくるとは思いませんでしたね。
近年のマッコルリブームが、また新たな道を切り開いたようです。

飲んでみると、確かに市販の商品とは違って力強い印象。
甘味、酸味、発泡感などが、それぞれくっきりと感じられます。
心なしか、喉を通るグビグビ感なども増す気がしますね。
マッコルリ好きな方には、ぜひとも足を運んで欲しいお店です。

07080905.jpg

そしてもうひとつ。珍しいものがこの店にはあります。
慶尚北道浦項市の郷土料理、サンマを生干しにしたクァメギです。
自家製マッコルリよりも、ちょっと早くこちらを始めており、
以前から貼紙を見て気になっていたのですが、やっと味わえました。

07080906.jpg

生の感覚を残しつつも、外側は干されて軽く締まった感じです。
普段食べるサンマとは、また違った食感と味わいですね。
海苔で巻いて、白髪ネギなどと一緒に味わいます。

大久保通りの先のほうにあって、なかなか足の届かない店でしたが、
自家製マッコルリをはじめ、独自性が増して一躍気になる店に。
しっかり足を伸ばして、通ってみたいと思います。

店名:はるばん
住所:東京都新宿区大久保1-7-19保坂ビル1階
電話:03-3205-3231
営業:11:00~24:00
定休:なし



4 Responses to 新大久保「はるばん」で自家製マッコルリ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

 

 
 
previous next