新大久保「チャムナム家」でツアーご招待。

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ここ最近、新大久保の案内役を頼まれることが多いです。
新大久保も韓流の影響でだいぶ歩きやすくなったのですが、
まだまだ大多数の人にとっては未知のエリアである様子。
確かに駅を降りて、いきなり韓国語や中国語が飛び交う町ですから、
何も知らずに訪れる、というのは気後れするでしょうね。

慣れてしまえば、なんてこともないのですが、
まだまだ一部、お姉さんは立っていますし、古いラブホも林立。
路地は抜け道になっているので、狭い通りにタクシーが突っ込むなど、
不安や危険といった言葉が、ちらちらかすめるエリアでもあります。

「新大久保に連れて行ってください!」

という方が多いので、ときおり無料ガイドをしております。
もちろんガイドといってもたいしたことはしませんけどね。

お店の予約と料理の注文。後は一緒に楽しく飲むだけ。
飲んだ後に屋台をのぞいたり、韓国スーパーで買い物をしたり。
それだけでも、みなさんずいぶん喜ばれるようです。

いっそコリアン・フード・コラムニストを廃業して、
新大久保ガイドを正式に始めるとしましょうかね!

って、最近は忙しくてそんな冗談も言っていられないんですけどね。
この日もライターの大先輩御一行とともに新大久保へ突撃。
初めての人をよくお連れする「チャムナム家」にやってきました。
冒頭の写真、テジカルビ(豚カルビ)からこの日はスタートです。

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6人に対して3人分をいっぺんに焼いてもらいました。
まず中央でニンニクを焼いておき、焼き目がついたら別皿に分けます。
軽くニンニクの風味がついた鉄板で、今度は肉をしっかりと焼き、
肉が焼けた時点で、皿に取り分けたニンニクを戻します。

手間のかかる焼き方ですが、これでニンニクが炭になりません。
肉と一緒に焼くと、どうしても野菜類はコゲコゲになりますからね。
世話好きな店長さんの、ちょっとした一手間が見られました。

肉をワシワシと食べて胃を温めたら、

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定番メニューである桜海老入りのチヂミと、

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生の牛頬肉を圧力釜で一気に蒸しあげたスユク

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そして隣の店の名物であるスンデ(腸詰)を注文。

スンデは隣の店から無理やり取り寄せるという裏技を使いました。
隣ではスンデを手作りしているので、やっぱり味が違うんですよね。
ちなみにその隣の店は看板料理の通り「スンデ家」といいます。

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名物のタットリタン(鶏と野菜の鍋)がこの日のメイン。
韓国の鍋料理はじっくり煮込むのが基本なので、食卓でさらに煮ます。
コラーゲン豊富な鶏肉と、ジャガイモのとろみによって、
真っ赤な汁が少しずつとろとろになってきたらちょうど食べごろ。
それまではフライングせず、じっと待つのが美味しく食べるコツです。

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サービスで頂いたケランチム(卵蒸し)は今日もフワフワでした。
ちょっと写真を撮るのが遅れたので、微妙にしぼみかけですけどね。
出来立てアツアツのときは、もっとふわっと仕上がっています。
ちなみにこのひと鍋に卵3個が入っているとのこと。

と、ここまで食べてこの日は打ち止め。

最後は職安通りにある韓国スーパー「韓国広場」に行き、
それぞれお土産を購入して帰路につきました。

店名:チャムナム家(ちゃむなむちぷ)
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1C
電話:03-3205-9233
営業:11:30~翌0:30
定休:なし

<過去の関連日記>
(04月14日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月20日)新大久保「チャムナム家」でキムチチゲ。
(10月12日)新大久保「チャムナム家」でテンジャンチゲ。
(12月06日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月15日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
(02月04日)新大久保「チャムナム家」でまかないごはん。
(05月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン&スユク。
(05月25日)新大久保「チャムナム家」でダブル鶏&出前料理。
(06月27日)新大久保「チャムナム家」でテジカルビ。



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