上野「アリラン」でタットリタン&ポリパプ。

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銀座周辺をウロウロする一方、上野エリアの探索も進めています。
これまでも上野、湯島近辺はそれなりに歩いてきたのですが、
新大久保エリアに比べると、やはりまだ手持ちの情報が薄い印象です。
いつかしっかり歩かなきゃなと思っていたところへ昼食の誘い。
これ幸いと、上野エリアの調査を兼ねて行ってまいりました。

でも、このあたり。昼はまるで人が歩いていませんね……。

上野2丁目、湯島3丁目あたりが韓国料理店の並ぶ一角なのですが、
このあたりは繁華街らしく、飲食店と風俗店が入り乱れています。
ネオンきらびやかな印象でしたが、昼はまるっきり閑散としています。

営業している韓国料理店もほとんどなく、
看板に明かりがついていたのは、

・アリラン(11時からの通し営業)
上野ソルロンタン(24時間営業)
元祖ブデチゲ(ランチ営業アリ)
・ソムンの家(ランチ営業アリ)

といった店くらいでした。
上野で韓国料理ランチというのは、なかなか難しいですね。
ただ、線路を越えた「上野キムチ横丁」なら店も開いておりますし、
上野駅、御徒町駅周辺の駅前韓国料理店であればまた違います。
どうしても食べたいときは、そちらで探すほうが無難のようです。

我々一行はそこまで戻るつもりもなかったので、
営業している店の中から、界隈でも老舗格の「アリラン」を選択。
創業は20年ほど前。歴史はずいぶんと古いですが、
2006年5月にリニューアルしているので店は新しいです。

ランチメニューはないので、レギュラーメニューから料理を注文。
冒頭の写真、タットリタン(鶏と野菜の鍋)をシェアしつつ、

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ちょっと珍しい料理、ポリパプ(麦飯ビビンバ)を食べました。
後ろにはテンジャンチゲ(味噌チゲ)がついてきています。

韓国では2005年頃からヘルシーフードブームが続いており、
ポリパプをはじめとした、健康によい料理がもてはやされています。
ポリパプビュッフェ(麦飯バイキング)のような店もできており、
ずいぶん注目を集めた料理ですが、日本ではあまり見ませんね。

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見ての通り、しっかりと麦飯。

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これをビビンバのようにかきまぜて食べます。
麦飯の素朴な味わいが美味でしたね。

タットリタンも小サイズを頼んだ割りにボリュームがありました。
こちらの店、ほとんどの鍋料理に大、小とサイズが分けられています。
2、3人程度だったら小で充分ですが、値段が安いのがいいですね。
大は3~4000円の値段ですが、小は2000円前後でOK。
通常の韓国料理店で食べるよりも、2、3割安いイメージです。

韓国料理といえば、大人数で食べるのが前提の料理ばかり。
ただ、最近は日本的なニーズを踏まえ、量を減らして値段も安く、
という姿勢で営業をする店が、だいぶ増えてきました。
なるべく多くの種類を食べたいという日本人のツボをつかんでいます。

特に女性2人客だと、ほとんど何も食べられませんしね。
鍋ひとつ頼んで、チヂミを余すといった時代は終わった気がします。
「机の脚が折れるほど」たくさん出すのが美徳とされる韓国料理。
日本では机の脚を大事にする工夫が求められているようです。

店名:アリラン
住所:東京都台東区上野2-6-5ラビサイド白樺2階
電話:03-3832-8303
営業:11:00~翌5:00(月~金)、11:00~翌3:00(土)、11:00~24:00(日、祝)
定休:なし



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