こういうブログを運営しているせいか、
「八田くんって毎日韓国料理食べてるの?」
と頻繁に聞かれます。
さすがに毎日食べている訳ではないのですが、
まあ、ほぼ毎日のように食べている、という程度ではあります。
週のうち最低でも半分、多い日は1日に数軒回ったりもしています。
取材もありますし、韓国料理店での打ち合わせも少なくありません。
その一方で、これまたよく聞かれるのが、
「ほぼ毎日韓国料理ってことは焼肉三昧なの?」
という質問。
あまり韓国に詳しくない方から聞かれることが多いですね。
多くの場合、まだまだ韓国料理のイメージは焼肉が主体。
でもある程度、韓国について詳しい人ならわかると思うのですが、
韓国料理に傾倒すればするほど、いわゆる焼肉からは遠ざかります。
豚の焼肉は頻繁に食べますが、牛焼肉はめったに食べません。
韓国でも牛肉は高いですし、ごくたまに食べる高級料理。
日本のコリアンタウンなどで食べていても、それは同じなんですよね。
日々、韓国料理を食べる僕にとっても、牛焼肉はたまのご馳走です。
この日は、そんな牛焼肉を久しぶりに食べた1日。
某プロジェクトの中間打ち上げとして関係者が集まりました。
場所は西新宿のちょっとわかりにくい場所にある焼肉店。
地元の方々がやってくる、町の焼肉店という感じの雰囲気です。
冒頭の写真、ユッケなどを前菜がわりに注文しつつ、
レバ刺し、
センマイ刺し、といった定番メニューが並びます。
韓国料理店にもこれらの料理はありますが、
実際にはめったに注文して食べることはありませんね。
韓国語で言うならカンフェ(肝膾)とチョニョプフェ(千葉膾)。
ちなみにユッケも(肉膾)と書いて、すべて同じ仲間です。
どーんと大皿で出てきたカルビ。
そしてこちらは上ロース。
久しぶりに食べる牛焼肉はやっぱりうまいですね。
でもこういった焼肉を食べつつも、関係者がみな韓国通なので、
次第に宴会は焼肉方面から、韓国方面に寄っていきます。
この「韓国方面に寄る」というのがどこまで伝わるかわかりませんが、
韓国でよく見る宴会ルールが適用される、といった感じでしょうか。
酒は韓国焼酎にキュウリの千切りを入れたオイソジュ。
金網の上ではゴマ油に浸したニンニクが煮られています。
そして当然のように出てくるチヂミ。
また、宴会での会話も自然と韓国での話になっていきます。
江南にあるホルモンの店が美味しかったという話の流れから、
いつの間にやらミノ(牛の第1胃)が注文されていたりも。
このあたりでは、もう参加者全員がいい感じの酔っ払いでしたね。
僕には酔いが回ると人の写真を撮り始める癖がありますが、
この日は僕よりも先に、他の方々が写真撮影大会を始めていました。
気付けば、僕のカメラには、痴態ともいうべき写真がどっさり。
翌日シラフで確認して、大笑いさせて頂きました。
あまりに面白かったので、全員にzipファイルで全写真を送付。
おそらく頭を抱えた方々も多かったのではないでしょうか。
シメにはコムタン(牛スープ)を注文。
大きな器になみなみと盛られた汁で、酔いを落ち着かせます。
それでも、この後さらにカラオケまでなだれこんだんですけどね。
ともかくも楽しく飲めた、打ち上げの一夜でした。
店名:焼肉三富
住所:東京都新宿区西新宿4-16-3-103
電話:03-3378-8825
営業:17:00~翌3:00
定休:水曜日