新宿三丁目「東京純豆腐新宿店」で冷製スンドゥブ。

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昨年だけで都内に4店舗をオープンさせたこちらの店。
オーソドックスなスンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)だけでなく、
一風変わったスンドゥブチゲを多数世に送り出しております。
久しぶりにメニューを眺めましたが、ずいぶん新商品がありますね。

ゴボウやレンコンを入れた根菜スンドゥブ。
ブロッコリーやアスパラガスを入れたグリーンスンドゥブ。
トマトとチーズを入れたイタリアンスンドゥブ。
イカ墨を加えて真っ黒になった黒スンドゥブ。

通常のスンドゥブチゲからは想像もつかない具構成。
キワモノ的でもありますが、ここまで揃うと壮観に思えたりも。
スンドゥブチゲの深さではなく、幅を極めたお店でしょう。

その中から、特に気になっていた冷製スンドゥブをチョイス。
昨年の夏にも出ていましたが、食べ逃してしまいました。
季節限定なので、今年こそはと食べに行った次第です。

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チゲ(鍋)でありながら、冷たいとはいかなるものか。
その答えが、こんなビジュアルの料理でした。

透明な器に赤いスープが注がれ、スンドゥブの上に具の数々。
ハム、キュウリ、豆モヤシ、緑豆モヤシ、温泉卵のほかに、
底には芝エビ、アサリ、ホタテなどの海産物も入っていました。
スープに沈んだ海鮮系の具はスンドゥブチゲの定番。
そこに冷やし中華的な具を乗せたという印象です。

スープの味が魚介系なので、冷やしラーメン風でもありますね。
スンドゥブチゲは牛骨でダシを取るのが一般的ですが、
冷やすとなると、肉系食材は脂が固まってしまうのでしょう。
豆腐との相性は悪くありませんが、麺が食べたくなる味でもあり。
そのぶん、ちょっとパンチが弱く感じられるかもしれませんね。

あとは、ホカホカごはんとの組み合わせもちょっと微妙。
ごはんよりも、冷麺あたりを添えたほうが相性はいい気がします。
暑い夏に向けて、さっぱり食べられる料理は嬉しいですしね。

この日は平日の2時過ぎでしたが、なかなかに混んでいました。
男性も女性もひとり客が多く、気軽に食べられるのがよいのでしょう。
隣に座った女性の方は、座ると同時に、

「豚スンドゥブ、味噌、マイルド」

といかにも慣れた感じで注文。
おそらく常連さんなのでしょうね。
昨年から都内に急増しているスンドゥブチゲ専門店。
ずいぶん根付いてきたのではないかとの印象を受けました。

店名:東京純豆腐新宿店(とうきょうすんどぅぶ)
住所:東京都新宿区新宿3-3-3恩田セントラルビル地下1階
電話:03-5367-3830
営業:11:30~23:30(月~土)、11:30~22:00(日・祝)
定休:不定休
http://www.tokyo-sundubu.net/

<過去の関連日記>
(04月13日)表参道「東京純豆腐」で豚スンドゥブ。
(08月24日)表参道「東京純豆腐青山店」で牛スンドゥブ。
▲(2006年)



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