石川町「横濱茶花咲」で冷麺。

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コリアンタウンとして名高い新大久保にも中華料理店はありますが、
横浜の中華街に韓国料理店があるというのは新鮮な驚きでした。
「横濱茶花咲」と書いて「よこはまちゃっかしょう」と読みます。
中華街のド真ん中。夜は完全予約制の韓国宮中料理専門店です。
最近は宮中料理の店も増えていますが、横浜というのは珍しいですね。

オーナーさんは韓国の宮中飲食研究院でも学ばれたとのこと。
領事館で行うパーティでは調理も担当するのだそうです。
夜の予約が入ると、前日、前々日から厨房にこもって徹夜で準備。
などなど、話を聞くと商売以上の意欲を感じさせるお店です。

ちょうど5月24日からランチを始めたとのことだったので、
まずはそちらのほうから、とお邪魔してみることにしました。
本当は夜のメニューのほうが興味はあるんですけどね。
それなりの値段になるので、こちらは一緒に行ける方を探します。

冒頭の写真は3種あるランチメニューのひとつ冷麺
1000円程度で、チゲ、ビビンバなどの定番メニューが並びます。

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チマチョゴリの店員さんが麺をハサミでカット。
冒頭の写真でも見にくいかもしれませんが、
スープが半分凍った状態で、シャリシャリになっています。

「よく混ぜてスープを麺にからませてください」

とのことでした。
食べているうちに、少しずつ溶けていく感じです。

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パンチャン(副菜)はこんな器に盛られてきました。
この日は白菜キムチ、チャンジャ(スケトウダラの内臓の塩辛)、
明太子、スルメのキムチ、ニンニクのキムチの5種類。
冷麺にこれだけのパンチャンがついてくるのは珍しいので、
もしかしたらサービスで出して頂いたのかもしれません。

こうした食器なども上品ですが、店内にも高級な調度品がいっぱい。
人間国宝の方に頂いた書や、螺鈿の家具類などが並びます。
席数が少なく、10数席程度というのも落ち着いていいですよね。
それでいて窓の外は中華街、というのも面白い眺めです。

夜のコースは1人5800円、8800円、1万4800円の3種。
できれば8800円以上の方が、真価を味わえるとのことでした。
気軽には行けませんが、特別な何かがあるときはいいかもですね。

店名:横濱茶花咲(よこはまちゃっかしょう)
住所:神奈川県横浜市中区山下町214思明楼ビル3階
電話:045-222-1368
営業:11:30~14:00、17:30~21:00(月~金)、17:30~21:00(土、日、祝)
定休:不定休



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