新大久保「ノルブはんありカルビ」で壷カルビ。

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オープン前から話題になっていたコチラのお店。
いよいよ5月30日にグランドオープンとなりました
それに先駆けて、29日はプレス内覧会を開催。
某出版社の方に呼んで頂き、一足先に味見してきました。
新大久保でこれだけ大規模な宣伝を行うのは珍しいですね。
さすがは韓国で600店舗以上を展開する大手チェーンです。

ちなみに「ノルブはんありカルビ」はここが6店舗目。
2006年6月にオープンした札幌の1号店を皮切りに、
米子店、心斎橋店、上野店、伊丹店と全国各地に出店しています。
将来的には100店舗展開を目指すとの話もあり、
今後も続々と店が増えていくのではないかと予想されます。

冒頭の写真が、看板料理となる「はんありカルビ」。
「はんあり」が韓国語で「壷」を意味するので、
直訳すれば「壷カルビ」、または「壷漬けカルビ」となります。
下味をつけたテジカルビ(豚カルビ)を壷に漬け込み、
48時間寝かせて、味を染み込ませるのだそうです。

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壷のまま運ばれてきた肉は、大きいまま網の上で焼かれます。

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頃合いに焼けたら、店員さんがハサミで食べやすい大きさにカット。
壷に漬け込んだ効果なのか、ずいぶんと柔らかい肉でしたね。
タレは甘口と辛口から選べますが、辛口でもさほど辛くはありません。
テジカルビらしい甘さのほうが、前面に出ていたと思います。
ちなみにひと壷が2~3人前で、肉は3切れ入っていました。

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2005年に韓国でブームとなったキムチチム。
塊の豚肉を、発酵の進んだ古漬けキムチと煮込んだ料理です。

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大きいままのキムチを、これまた店員さんがカット。
とろとろになったキムチで、豚肉を包んで食べると美味です。
写真の青唐辛子もハサミでカットしてくれるので、
これを少量加えて食べると、さらに辛さが増します。

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ナムル盛り合わせ、サンチュサラダなども頂きつつ、
シメとして食事メニューを人数分頼んでみました。

オーソドックスな石焼きビビンバに、

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イェンナルトシラク(昔風弁当)。
店のメニューでは「追憶のお弁当」となっていました。
ごはんとキムチ、簡単なおかずを詰めたシンプルな弁当で、
かつて学生たちが食べた弁当を模したものです。

これが有名になったのはドラマ「冬のソナタ」の流行以降。
撮影地でロケ隊が食べたという話が広がって、
ロケ現場の南怡島(ナミソム)名物となりました。

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ただの弁当が話題となったのは、ドラマ人気もありますが、
この弁当箱を持って、ガシガシ振って混ぜるという食べ方も。
いわゆる弁当箱の内部で作るシェイク式のビビンバになります。

ただ、僕も何度かやってみたことがあるのですが、
これを上手なビビンバにするのって、意外に難しいんですよね。
たいていはごはんとおかずが、微妙に偏っておしまい。
結局、スプーンで混ぜるほうが早かったりします。

味は普通のお弁当ですが、シェイクを体験してみたい人はぜひ。
また、先のキムチチムを、このごはんと一緒に食べると美味でした。

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こちらは「はんあり麺」という名の麺料理。
名前から「はんあり=壷」に入ってくるのかと思いましたが、
「はんありカルビ」式の麺料理ということのようですね。
冷麺のスープにククス(素麺)を入れた感じの料理です。

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最後はデザートがわりにアイスをもらいました。
こういうちょっとしたサービスは嬉しいですよね。

食後には2階の個室なども見学させて頂きました。
もともとがホテルを改装しているので、2階、3階まであります。
テーブル席ですが、12人用の個室がいくつかありました。
独立した空間が欲しいオフ会、会食などでは便利かと思います。

個人的には、他のノルブチェーンも進出して欲しいですね。
韓国では、はんありカルビだけでなく、ポッサム(茹で豚)、
プデチゲ(ハムやソーセージの鍋)といった料理で有名なチェーン。
日本では専門店が少ないだけに、ぜひとも進出して欲しいところです。

とはいえ、当面はノルブブランドの浸透が急務でしょうね。
まずは「ノルブはんありカルビ」の成功を祈りたいと思います。

店名:ノルブはんありカルビ大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-29
電話:03-3207-2866
営業:17:00~翌3:00(日~木)、17:00~翌5:00(金、土)
定休:なし



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