大久保「千里香」で串焼き&スンデほか。

07020501.jpg

打ち合わせを兼ねつつ、新大久保の新規開拓に出ました。
「千里香」は2000年のオープンで、界隈ではいちばん古い延辺料理店。
中国東北部に位置する延辺朝鮮族自治州の郷土料理を出す店です。

界隈に5軒ある延辺料理店で未訪問だったのはここともうひとつ。
残すところは「故郷」だけなので、ここもいずれ行かなきゃですね。
そしてこれまで行ったのは、

縁香館(大久保)
延吉香(新大久保)
金達莱(新大久保)

という3店舗。
これまでは韓国料理も豊富な「金達莱」によく行っていましたが、
この日の「千里香」もなかなかにいいお店でした。

何よりも看板メニューである串焼きの種類が多いです。
他店には見られないような串が、ずいぶんとありました。
ちなみに冒頭の写真は牛カルビ串と羊カルビ串。

07020502.jpg

こちらは豚軟骨串と牛鞭串。牛鞭とは牛のペニスのことです。
クニクニとした歯触りで、さほど美味しい部位とも思いませんが、
何よりも話のネタになるということでは別格の扱いです。

07020503.jpg

そして珍しいなと思ったのが、新メニューというこちら。
なんと犬の皮を串に刺したものだそうです。
ほの甘い下味がついており、焼いて食べると意外にもクセがない。
クニクニとした皮ならではの歯触りも軽快でよかったです。

こういうメニューがあるだけあって犬料理もなかなか豊富。
この日はこれしか食べませんでしたが、通うと面白そうな感じです。

07020504.jpg

延辺料理店に行くとは頼みたくなる干豆腐料理。
この日は炒め物でなく、店の人のすすめで和え物にしました。
豆腐のざらっとした舌触りと、独特の酸味が後をひきます。

07020505.jpg

チャプチェ(春雨炒め)のつもりで頼んだらあんかけ料理。
なんていうか、いかにも中華料理っぽい一品という感じですね。
延辺式のチャプチェなのか、注文が食い違ったのか。
予想とは異なりましたが、こういう料理も嫌いではありません。

全体的に韓国料理の比重がかなり小さいお店ですね。
「金達莱」が両方食べられるという魅力を掲げる一方で、
延辺料理にこだわる店、という感じの印象でしょうか。

07020506.jpg

スンデ(腸詰め)も韓国でよく見るスタイルとは違いました。
春雨ではなくもち米が入る本格派。味もおそらく上級者向けです。
スンデというよりは、なんとなくイカめしを思わせる雰囲気でした。

ほかにも色々なメニューがあったのでまた通いたいですね。
またここは2階と地下1階に店舗が別れている不思議な店です。
地下の雰囲気もまたのぞいてみたいところです。

店名:千里香
住所:東京都新宿区百人町1-17-10細野ビル2階、地下1階
電話:03-5338-6918
営業:11:00~翌5:00
定休:なし



2 Responses to 大久保「千里香」で串焼き&スンデほか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

 

 
 
previous next