吉祥寺「韓国百菜食堂ミナリ」でタッカンマリ。

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すぐ隣の三鷹で働いていたこともあるのですが、
僕の場合、吉祥寺で飲むということはあまりありません。
大学も国分寺だったので、中央線沿線には縁があるんですけどね。

ただ、行くとなるとなぜか連続して行くことになるようで。
今年の5月にも、23日26日と足を運んでおります。
この日、久しぶりに吉祥寺で韓国料理を食べたのですが、
その翌々日、つまりこれを書いている前日も吉祥寺で飲みました。
必ず次がセットになってくる、それが吉祥寺と僕の関係のようです。

足を運んだのはかねてより気になっていた「韓国百菜食堂ミナリ」。
名前の通り、野菜たっぷりの韓国料理がモットーのお店です。
店に入ってまず、韓国料理店らしからぬ雰囲気に驚かされました。
これも吉祥寺らしさなのか、イタリアンの店みたいな感じです。
ファミレスみたい、なんてことを言っていた参加者もおりましたね。

そんな雰囲気の中、注文したのはタッカンマリ(丸鶏の鍋)。
サイズに大、中、小があって、我々が頼んだのは中サイズでした。
サムゲタン用の鶏が1羽入るのが中、大になると1羽半だそうです。

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ここのタッカンマリが珍しいのは、野菜がどっさりと入るところ。
キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニンジン、シュンギクといった野菜に加え、
エノキダケ、シメジなどのキノコ類までもが入る豪勢な内容です。
別盛りで運ばれてきた野菜を、鶏肉の入った鍋に入れると……。

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タッカンマリというよりは、野菜鍋といった雰囲気になります。
この写真だけ見たら、鶏が1羽沈んでいるとは想像できませんね。
鶏は先日行ったコチラの店と同様、ハサミの要らない煮込まれタイプ。
スプーンやおたまなどで解体してゆくことが可能です。

味付けは塩、コショウか、またはオリジナルのつけダレがあります。
ユズとポン酢を混ぜたコチュジャンソースという感じですね。
このあたりは店オリジナルのアレンジが施されているようです。
個人的には醤油、酢、カラシにタデギという組み合わせが好みですけどね。

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こちらは牛肉、キムチ、豆腐を具にしたマンドゥ(餃子)です。
順番的にはこれが最初に出てきたのですが、最初の1品としてはなかなか。
滑らかな舌触りなので、つるんと頂きました。

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海鮮パジョン(海産物とネギのチヂミ)も頼んでみました。
味的には普通ですが、形がちょっと気になりましたね。
円形に焼いているとしたら、手前にもう1列くらいあったのでは。
なんてセコイことを食べながら考えてしまったりも。

こうしたチヂミ類の端をカットして出す店は意外に多いですが、
端の部分がもったいないと思うのは僕だけでしょうか。
お店の人がつまんでいればいいですが、捨てられることもありますよね。

韓国に行くと端をカットどころか、まるで包丁を入れない店もあります。
端を1本ずつ両手に持ち、ビリビリと破く、なんて楽しさもあったり。
さすがに日本では1度も見たことがありませんけどね。

ちなみにこの店を出た後、2軒目、3軒目も行ったのですが、
新大久保のように韓国料理店がたくさんあるわけでもないので、
2軒目は和風に変更し、そばを食べながら日本酒としゃれこみました。
新潟名物のへぎそばが実に美味しかったです。

店名:韓国百菜食堂ミナリ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-7LIVESビル地下1階
電話:0422-28-7250
営業:17:00~23:00(火~金)、11:30~14:30、17:00~23:00(土、日)
定休:月曜日



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