新大久保「風琴」で鉄板海鮮サムギョプサル。

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9月12日の記事でオープンをお伝えした「風琴」に行ってきました。
「風琴」は韓国語でプングムと発音しアコーディオンのこと。
店の外観に描かれた鍵盤の模様は、そこからきているのですね。

なかなか風流な名前ですが、中はDJブースのある賑やかな店内。
以前はPCバンがあった場所なので、ずいぶんと広々しています。
大久保通り沿いに突き出したテラス状の座席がある一方、
掘りごたつ式の座敷も30席ほど用意されておりました。

店の雰囲気としては、韓国人に人気のあるスタイルでしょうか。
新大久保で言うと「辛の国」や「弘大」に近いような印象。
留学生たちが集まったり、韓国人と一緒に行くにはいいですね。
チャミスルも777円と安く、メニューはかなり豊富です。
韓国料理店というよりは、韓国居酒屋という感じでしょう。

看板料理のひとつが冒頭の写真、鉄板海鮮サムギョプサル
店の表記では「鉄板海鮮三段バラ」となっております。

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名前の通りサムギョプサル(豚バラ肉)と海産物を鉄板焼きしたもの。
豚肉、スルメイカ、ムール貝、野菜などを店の人が焼いてくれます。
それなりのボリュームがあって、2500円なら安いほうですかね。
それぞれの食材は普通ですが、見た目の華やかさはあると思います。

味付けは4種類、粗塩、サムジャン(味噌)、ゴマ油と塩、
それにゴマソースなる、ちょっとかわったタレがついてきました。
ソースにつけて食べることも、葉野菜で包んで食べることもできます。

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そしてもうひとつの看板料理として、
タッカンマリ(丸鶏の鍋)があるとの情報を得ていたのですが……。

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鶏は1匹分らしいですが、やはりカットされた状態でしたね。
大きな釜状の鍋で煮る姿は迫力があってよいのですが、
タッカンマリを期待したぶん、残念だったのは正直なところ。

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ポン酢で食べるあたりからも、水炊き風の鍋といった感じです。

もちろんこれはこれとして美味しいんですけどね。
ジャガイモ、白菜などの野菜が入り、シメ用のウドンも準備されています。
それで3000円の値段なら、これもまあ安いほうでしょう。

まだオープンして1ヶ月ちょっと。バタバタした感はありますが、
お客さんもずいぶん入っていましたし、人気は出るかと思います。

ドリンクカウンターにわた菓子の機械があったのも気になるところ。
入口付近のポラロイド写真には実際に食べている人の姿がありましたが、
何かのイベント時には、わた菓子も出してくれるのでしょうか。
特に飲んでいる最中に食べたいというものではありませんが、
もしあったとしたら、ついつい頼んでしまいそうな予感もします。

店名:風琴(ぷんぐむ)
住所:東京都新宿区大久保1-10-15
電話:03-3208-3338
営業:11:00~翌5:00
定休:なし
http://town.cyworld.nate.com/poongkum(cyworld)



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