新大久保「クンバリ」でプデチゲ&特大ケランマリ。

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新大久保にお通しが乾パンという変わった店があります。
軍隊料理専門店という、いっぷう変わったコンセプトのお店。
名前は「クンバリ」。俗語で軍人のことを意味します。

店内には軍服やレプリカの銃などが飾られており、
メニューにも軍隊を思わせるような料理がずらり。
飯盒ラーメン、飯盒ビビンバなんて料理がこの店の名物です。

最近の新大久保では珍しく、韓国人客の比率が高いのが特徴。
韓国らしい雰囲気に浸りたいときはうってつけのお店です。

でも、いつ行っても混んでいるんですよね。
なかなか入れないのが玉に瑕だったりもします。
この日は平日であるのに加え、深夜2時を過ぎての来店。
さすがにお店も空いており、待たずに座ることができました。

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2人だけだったのですが、猛烈なる空腹のため鍋料理を注文。
軍隊つながりということで、これも名物料理のひとつだったりします。
日本語にすると「部隊鍋」。韓国語ではプデチゲと言います。

朝鮮戦争後の困窮した時期に、米軍基地から流出してきた缶詰類を、
韓国式にチゲ仕立てで調理したのが始まりというこの料理。
ハム、ソーセージといった洋風食材がたっぷり入るのが特徴です。
最近はインスタントラーメンや、スライスチーズなども定番の食材。
韓国料理の中でもちょっとかわった雰囲気の料理です。

この店では初めて食べましたが、具だくさんでいいですね。
野菜、キノコもたっぷりですし、ベーコン、ソーセージも充分な量。
キャベツなんかも入っていましたが、なかなか合います。
2人で食べるには多いですが、空腹もあってガツガツ食べました。

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こちらも「クンバリ」名物のひとつと言ってよいでしょう。
卵10~12個を使用して作る特大ケランマリ(卵焼き)。
中にはチーズが挟まれており、まさにド迫力のボリュームです。

この店では清潭洞(チョンダムドン)ケランマリと呼ばれておりますが、
清潭洞といえばブランドショップが立ち並ぶ銀座のような町。
そんなオシャレな町には、あまり似つかわしくない豪快さですが、
韓国人に聞くと、確かに清潭洞のケランマリは有名なのだとか。

ただ、以前も調べたのですが、どこで食べられるのかがわかりません。
有名店があるのか、それとも名物通りにでもなっているのか。
ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えて頂ければと思います。

さすがに2人でしたから、この量は食べきれませんでした。
以前にも食べたことがあって、大きいのは知っていたんですけどね。
久しぶりだったため、予想をはるかに超えたサイズで驚きました。
やむなく最後は隣のテーブルにおすそ分けを出したりも。

4時半くらいまでここで飲み、始発間際の時間でしたがもう1軒。
久しぶりに新大久保の朝を経験してしまいました。

ひとつ心配なのは向かいの「すら」が閉まっていたこと。
しばらく前に通ったときも、ブルーシートがかかって中は工事中でした。
リニューアルなのか、それとも閉店してしまったのか。
気に入っていたお店だけに、ちょっと気がかりです。

店名:クンバリ
住所:東京都新宿区百人町1-5-24アーバンハウス新宿1階
電話:03-5272-9320
営業:17:00~翌5:00
定休:なし
http://www.gunbarikorea.com/



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