新大久保「無鉄砲」で塩コプチャン。

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中目黒でジンギスカンを食べ、いい気持ちで新大久保に到着。
目指したのは最近あちこちで評判をきく「無鉄砲」です。
今年7月にオープンした新しい店ですが、すでに人気を獲得した模様。
値段の安いホルモンとテジカルビ(豚カルビ)をメインとするお店です。

たいていどこの店もオープン当初はある程度の割引をするものですが、

「生ビールを注文した方にテジカルビをサービス!」

というのは新大久保ファンの意表をつきましたね。
どう考えても普通は逆。その豪気なサービスが目を引きます。
あいにく僕らが訪れたときはすでに終わっていましたが、
店で偶然出会ったお知り合いから割引チケットを頂きました。

これがまた「料理全品目30%OFF」という派手な割引。
店名の「無鉄砲」というのが、よくわかるようなサービスです。
客としては嬉しいですが、いいのかなという気分もありますね。

この日目当てにして行ったのは塩コプチャンというメニュー。
冒頭の写真がそうなのですが、牛の小腸を塩ダレで味わう料理です。
ハツ(心臓)、ジャガイモ、タマネギ、ニンニクも入っています。

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鉄板で焼いていくとコプチャンからすごい量の脂がにじみ出て、
その脂で他の食材がジワジワと焼かれていくのが迫力です。
ソウルに教大(キョデ)というところがあるのですが、
そこのコプチャンストリートを思わず思い出しました。
久しく行ってませんが、あそこのコプチャンもうまいんですよね。

他の食材を自身の脂で焼いたコプチャンですが、
それでも脂は落ち切ることなく口の中でトロットロ。
塩ダレというのがいいですね。人気出るのも納得です。

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塩コプチャンだけでは寂しいので、テッチャン(大腸)も注文。
こちらは甘辛いヤンニョム(薬味ダレ)で下味がつけられていました。
テッチャンのほうは鉄板でなく、網焼きにして頂きます。
これも美味しかったですね。ジュワッと弾ける感じがたまりません。

一緒に行った友人は超のつくホルモン好きなのですが、
その彼はこんな感想をもらしておりました。

「このテッチャンも塩ダレで食べてみたい!」
「さっきの塩コプチャンと一緒に焼いて食べたい!」

確かにメニューを見るとテッチャンはヤンニョムのみの様子。
コプチャンとテッチャンの競演があったら楽しいでしょうね。
でも、そんなワガママを言うためにはもっと通わないと。

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チヂミの両面焼きというのがあると聞いて期待していたのですが、
特に何事もなく、そのまま普通にひょいと出されてしまいました。
店の人に聞いてみたところ、接客する店員さんによるみたいですね。

「そうしてもいいですし、しなくてもいいです」

と言いながら、ひょいひょいと裏返してくれました。
それはそうなのですが、珍しいサービスをするなら統一して欲しいところ。
このあたりはまだオープンして3ヶ月というところでしょう。

激戦地だけにぜひ頑張って欲しいお店なんですけどね。
不思議なことにここの通り、焼き物関係の店ばかりが集まりました。

・ソウルイヤギ(陸海空の食材を使った炭火焼き)
・クイクイ(ヌタウナギ、アナゴ焼き)
てじまぅる大久保店(平田牧場産のブランド豚焼肉)
・無鉄砲(ホルモンとテジカルビ)
・おんどる(サムギョプサルと家庭料理)
味ちゃん(13ミリの分厚いサムギョプサル)

通りを抜けた大久保通りの向かいには、

味ちゃん2号店
・とんちゃん新大久保店(サムギョプサル)

も控えています。

以前からずっと思っていたのですが、
大久保通りと職安通りを結ぶ縦道はそろそろ名前が欲しいですよね。
この焼き物関係の店が並ぶ縦道は、

「炭火焼き通り!」

では、ちょっとセンスがないですな。
ならば西大久保公園があるあたりに引っ掛けて

「公炎通り」、あるいは「好炎通り」……。
合成して「炭火焼き公炎通り」……。

ダメだ。ろくなアイデアが出てきません。
どなたかよいネーミングを思いついたら教えてください。
心の中でそう呼ぶことに致します。

店名:無鉄砲(むてっぽう)
住所:東京都新宿区百人町1-3-20SKビル2階
電話:03-5291-7159
営業:15:00~翌5:00(月~金)、11:30~翌5:00(土)、11:30~23:30(日)
定休:なし



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