六本木「ソウル参鶏湯」でパンゲタン。

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少し前に「『韓国料理=ヘルシー』路線の考察」という記事を書きました。
その流れで急速に人気を集めた料理のひとつがサムゲタンです。
若鶏の腹に朝鮮人参、もち米、ナツメ、栗などを詰めて煮た料理。
韓国では夏のスタミナ料理としても人気を集めています。

もちろんヘルシー路線なんかが生まれる前から有名料理なので、
特にブレイクした印象はありませんが、確実に知名度は上がっているはず。
韓国家庭料理店であればたいていどこの店にもありますし、
サムゲタンを看板メニューにしている店もちらほらと見かけます。

サムゲタンに特化した専門店というのもすでにいくつかあります。
麻布、赤坂にある「グレイス」、新大久保の「高麗参鶏湯」、
そして今回行ったのが六本木の「ソウル参鶏湯」というお店。

「ソウル参鶏湯」は新大久保にある「大使館」系列のお店で、
すぐ隣には「大使館」の支店が並んで店を構えております。
(念の為に書いておきますが、「大使館」は韓国料理店の名前です)

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夕方すぎの半端な時間だったので、パンゲタンにしておきました。
若鶏を1羽使用するサムゲタンに対し、パンゲタンは半羽を使用。
1羽ではボリュームがありすぎる、というときに嬉しいメニューです。
値段は1500円。ランチの時間は1300円で出ているようです。

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一緒にごはんがついてくるというのは面白いですね。
鶏の中にもち米が入っているので、ライス&ライスになります。
鶏を半分にして米をがっつり、という人にはいいのかも。
普通のサムゲタンにもごはんがついてくるのかが気になります。

ただ、スープを飲んでいて思ったのですが、
サムゲタンというよりも、微妙にタッコムタンっぽいですね。
タッコムタンというのは鶏肉を煮込んだスープ料理なので、
スープだけ飲めば大差ないのですが、要するにちょっと味が濃い。
このスープであれば、ごはんと食べたくなるのもわかります。

刻みネギや錦糸卵といったコミョン(彩りを兼ねた薬味)も多く、
もうちょっとシンプルにしてもいいのにな、という印象もあったり。

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パンゲタンでもしっかりと朝鮮人参が入っておりました。
これを食べるかどうかは好き嫌いが分かれるところですけどね。
サムゲタンのサムは朝鮮人参の「参」。絶対に欠かせない食材です。
ほろ苦さはありますが、僕は好きなので常に食べる派です。

ネットで見る限り、ランチの利用がほとんどのようですね。
土曜日は夕方5時で閉めるというのも、地域的な特性なのでしょう。

個人的にはコチラのお店のほうが、値段も安いし好みなのですが、
近所に勤める方が、ランチで食べに行くにはよい店だと思います。

店名:ソウル参鶏湯(そうるさむげたん)
住所:東京都港区六本木2-3-2第一功芸ビル1階
電話:03-3589-2342
営業:11:30~23:00(月~金)、11:30~17:00(土)
定休:日曜日



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