新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。

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ここ最近ご無沙汰だった「てじまぅる大久保店」に行ってきました。
マッコリバーを掲げる「新宿店」のほうはそれなりに通っていましたが、
やっぱり豚焼肉を食べるのならば、大久保店のほうがいいですね。
雰囲気がありますし、肉を食べたという気分に浸れます。

しかもこの日は運のいいことに金華豚が残っていました。
店の看板メニューにして1番人気。山形県平田牧場産のブランド豚です。
前回、前々回と新宿店で2度続けてふられていたので、

「あります!」

との回答は嬉しい限りでした。
冒頭の写真がその金華豚。金華豚尽くしという盛り合わせメニューです。
ヒレ、ロース、バラなどの各部位から4種類が盛られています。

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あっという間に金華豚を平らげ、三元豚の骨付きサムギョプサルに移行。
メニュー名はサムギョプサルですが、本当は生のテジカルビです。
このあたり韓国料理に詳しい人ほど混乱してしまいがちですが、
この料理を学んだ際に、教えてくれた人がサムギョプサルと呼んでいたからとか。
簡単に言ってしまえば、豚の生カルビを済州島風に食べるという料理です。

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済州島といえば全国でも有名な豚どころ。黒豚の産地です。
この地域では魚の塩辛を豚焼肉につけて食べる文化があるんですね。
イワシの塩辛、スズメダイの塩辛などを豚焼肉と合わせます。

新宿店で1度頂いたのですが、この日はこんな提案が……。

「イワシの塩辛、鉄板であっためて食べますか?」

ん!? そんな食べ方があったのですか?
お願いすると、塩辛をアルミホイルに移しかえて鉄板の上に。
これがいい感じのアツアツになって、うまみが活性化。

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焼けた豚肉を塩辛につけて食べるとむちゃくちゃうまいです!

むしろこの塩辛だけをつまみにしても飲めそうな感じ。
あるいはごはんの上に乗せても、バクバク食べられるでしょうね。
うまみがぐんと複雑になり、身悶えするようなコクが出ます。
なんていうか大人の味。大人風味の豚焼肉になりますね。

うーん、「てじまぅる」にまだこんな裏技があったとは。
豚肉の質だけでも充分すぎるほど見事なお店ですが、
定期的に出てくる新メニューにも、本当に驚かされます。

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いい気持ちになって、豚から鶏方面へと進んでみました。
お店の表記でタガンマリ鶏丸ごとスープ。いわゆるタッカンマリです。
丸鶏を大きな鍋(正しくは金だらい)で水炊きにした料理。
醤油、酢、カラシ、タデギ(唐辛子ペースト)を混ぜたタレで食べます。

以前に食べたときは、鶏がカットされた状態で出てきましたが、
いつの間にやら丸鶏をそのまま出すスタイルに変わっていますね。
タッカンマリ(鶏1羽)という名前からも、丸鶏そのままで大歓迎。
お店の方がハサミを使って、食べやすい大きさにカットしてくれます。

この日は2人で行ったのですが、豚焼肉2人前と鶏1羽を完食。
その後、シメとしてスープにうどんまで入れて食べてしまいました。
動くのも億劫なくらい目一杯に満腹。よく食べた1日でした。

店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:12:00~翌5:00(月~土)、12:00~翌3:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/

<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。



2 Responses to 新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。

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