最近知った韓国のビール事情。

地ビールが解禁になる前、日本にはビール会社が5社ありました。
アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー、さてもう1つはどこでしょう?
なんてクイズになったりも。正解は沖縄のオリオンビールです。
沖縄県在住の方でなければ、盲点となって答えられないクイズでした。

1994年の酒税法改正によって小規模なビール醸造が可能となり、
現在は大手5社という扱いになり、ビール会社も格段に増えました。
日本のあちこちで個性的な地ビールが売られていますよね。
旅行で出かけたときの、お土産なんかにもよかったりします。

で、僕が最近知った韓国のビール事情なのですが、
韓国におけるビール会社は何社あるかご存知ですか?

僕はついこないだまで、ずーーーーーっと3社だと思っていました。

韓国ビールの代表銘柄であるハイト(HITE)、OBラガー、カス(CASS)。
これを1つずつの会社が作って競わせているのだと思っていたのですが……。
違うんですね。何事も思い込みで判断するのは大変に危険です。

ハイトは国内シェアで1位を誇るハイトビール株式会社の製品。
OBラガーとカスは世界的なビール企業「InBev社」傘下のOBビール株式会社が製造。
カスは以前別の会社が作っていましたが、経営不振でOBに引き継がれたそうです。

最近は店内に醸造設備を持つハウスビールの店も人気ですが、
市場に流通しているビールは2社の独占状態にあります。

となると、競争がほどほどなのもよくわかるような。
日本のように新製品が続々とまではいかないにしても、
もう少し活性化した市場にならないものかと思います。
焼酎にも言えることですが、韓国料理が世界的にも注目を浴びる中、
食事の友となるべき酒文化も、もっと成熟していいですよね。

美味しい焼酎、美味しいビールを造って欲しいものです。



3 Responses to 最近知った韓国のビール事情。

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