師匠宅にてチャジャンミョンほか。

昼前に師匠(3月11日日記参照)から電話があり、
時間があったら夜にでも遊びに来ないかとお誘い頂きました。
しかもそのときの誘い文句がまたすごい。

「うまいチャジャンミョン(炸醤麺)の味噌が出来たから来ない?」

こんなにも心を揺すぶられる誘いはありません。
その日の仕事を急いで終え、師匠宅へと向かいました。

いつ行っても美味しい料理で迎えてくれる師匠ですが、
この日も手作りチャジャンミョンのほか、ナンプラーサラダ、
アスパラとニンニクの芽のオイスターソース炒めなど、
相変わらずその腕前をいかんなく発揮されておりました。
飲み物は師匠宅定番、マッコルリのビール割り(メッコルリ)です。

チャジャンミョンは春醤という味噌さえあればけっこう簡単に作れますが、
実際に作ってみた、という話は韓国でも聞いたことがありません。
出前の代名詞的存在なので、そもそも作るという概念から外れた料理です。
電話1本、3000ウォンの料理に、無理な手間をかける必要はありません。
僕もかつて1度作りましたが、その1度だけで後は放棄しています。
それだけに「うまいチャジャンミョンの味噌ができた」というセリフは魅力的でした。

さすがに麺は手打ちできないうえ、市販のものも存在しないので、
細めのうどん(稲庭うどんのようなタイプ)で代用しておりました。
僕が昔作ったときは中華麺を使いましたが、うどんのほうがあいますね。
タマネギ、豚肉をたっぷり入れた贅沢な味噌との相性もよかったです。

食べながらふと思ったのが、さらに具が豪華なチャジャンミョンの可能性。
3月10日の日記で大きな勘違いをした、あれを現実のものに出来ます。
塊の豚肉をゴロゴロと入れた、贅沢なチャジャンミョンを作ってみたい。
そんな妄想を膨らませてしまいました。
いつか機会を作って、チャレンジしたいと思います。

また、この日は新大久保事情に詳しい方を紹介して頂きました。
90年代の新大久保勃興期を内側から見てきた方で、
いろいろと興味深い話を聞かせて頂きました。
僕が新大久保に通い始めたのは2001年頃から。
それ以前のことは、なかなか調べてもわからないんですよね。
新大久保の歴史をまとめてみたい、とは前々から思っていましたが、
いろんな人に話を聞けば、けっこう可能なのかもという気がしてきました。



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