都合3度行って1度も食べられなかった溝の口のチャメに、
今度こそはのリベンジとして、朝から早起きして行ってきました。
開店は11時半ですが、その時間に行ったらもう遅いです。
僕は10時15分に到着したのですが、その時点でもう4組目。
危なく開店直後の第1陣に間に合わないところでした。
この店ではそれぞれがゆっくり食べる上、相席も基本的にしません。
食事をする店というよりも、ドラマの雰囲気を楽しむ店なので、
最大限のんびりゆったりとした接客を心がけているようです。
食べるぶんにはいいのですが、待つとなると非常に時間がかかります。
用意された順番待ち名簿に名前と携帯番号を記入してもらった後、
近くのドトールで1時間ほど時間をつぶしました。
開店時間前に再び行くと、店の前にはたくさんの人たちが集まっています。
目算で20人ほどはいるでしょうか。相変わらずの人出です。
開店時刻と同時に店のドアが開き、順番待ちの名簿を見ながら名前を呼ばれ、
19席の店内はあっという間に埋まりました。
スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)の専門店らしく、
メニューのほとんどがスンドゥブチゲで埋められています。
もっともポピュラーなのがチャメスペシャル(980円)。
アサリ、イカ、貝柱などが入ったスンドゥブチゲです。
他にも具ごとにキムチ、きのこ、野菜、アサリ、牡蠣、
蟹、海鮮ミックス、牛、豚、ホルモンのスンドゥブチゲがあります。
サイドメニューはチヂミ、ナクチボックム、チャプチェ、トッポッキ。
ビール、焼酎などお酒の販売も行っています。
9日に取材で1度試食したのですが、
そのときよりも辛めに作ってありました。
もう少し辛くするかも、という話がありましたので、
言葉通りオープン前に改良を加えたようです。
ちなみに卵はテーブルに置かれており、自分で割り入れるタイプです。
ごはんは1人前ずつ釜炊き。別の器に移した後、
釜にはオクスス茶(コーン茶)を注ぎヌルンジとして食べます。
気になる味のほうですが、スンドゥブチゲはなかなか本格的です。
新大久保のBCDトーフハウスが1280円で出していることを考えると、
980円ならお得と言えるレベルかもしれません。
溝の口まで行くのはしんどいですが、近くにあったら嬉しい店でしょう。
ただ、一緒に出てくるパンチャン(副菜類)が微妙です。
ここのお店の人たち、基本的に韓国料理のことは詳しくありません。
あくまでもドラマの店。コンセプト通りに働いている人たちなので、
韓国に詳しい必要はないのですが、せめてもう少しなんとか……。
ナムルを甘くする必要はないですし、ムルキムチは汁を飲むキムチです。
具をたっぷり盛って頂いても、それは正しい食べ方ではありません。
せっかくの大混雑なんですから、細かい部分も頑張って欲しいです。
食後には柚子茶(店での呼び名は柚子蜜茶)がサービスで出ます。
これももう少し濃くして頂けると嬉しいかな。
ともかく4度目にして、やっと食べることができました。
過去日記(1):2006年2月9日
過去日記(2):2006年2月23日
店名:チャメ(姉妹)
住所:神奈川県川崎市高津区溝口2-7-18
電話:044-811-6644
(※追記。チャメは2007年5月13日に閉店しました)
2 Responses to 溝の口の「チャメ」で4度目の正直。