八田・本田の楽しい韓食ナラ「第2回マッコリの会」後記。

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昨日は「八田・本田の楽しい韓食ナラ」のスピンオフ企画。
昨年2月に引き続き、「第2回マッコリの会」が開催されました。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございます。

事前にブログでもお伝えしましたが、今回のテーマは……。

「フレーバー系マッコリの逆襲!」

まあ、逆襲というのは僕の勝手な思い込みなのですが、
2012年のマッコリ事情を占うにあたり、話題の中心はフレーバー系かなと。
そこで事前にブログのお知らせではこんなことを書きました。

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もともと、マッコリブームは黒豆のヒットが大きかったこともあり、
フレーバー系の活躍が下地となって、作られてきた経緯があります。
最近は生マッコリの普及にも押されて、やや印象が薄かったのですが、
昨年あたりから市場が広がって、また新たな魅力が出てきました。

大手メーカーの商品から、日本酒の酒造が地域性を活かしたものまで、
いろいろ集めて、フレーバー系の可能性を再発見するのが狙いです。

「マッコリ好きが飲んでうまいフレーバーはこれだ!」

というような、感じになったらいいなぁと。
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そんな思惑が成功したかどうかはわかりませんが、
ともかくも、冒頭の写真にある9種類のマッコリをみんなで楽しみました。
ひとつひとつここでも振り返ってみたいと思います。

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まずは昨年末に発売されたE-DONの「にっこりマッコリ」。
発泡性のある缶タイプで、おこめ、ゆず、ざくろという3種類です。
この場合の「おこめ」はプレーンなので、フレーバー系とは違いますが、
せっかく3種類あるので、これも一緒に試飲対象としました。

会場での反応を見る限り、ざくろはのしっかりしたフレーバーに対し、
ゆずはもっとゆずらしさが欲しい、という声がよく聞こえてきました。
ゆず茶のように、濃い風味と甘さを期待する方が多かったようです。

それとこの3種、前回の「韓食ナラ」でもそうだったのですが、
プレーンな「おこめ」を熱烈に支持する方がけっこういらっしゃいます。

僕自身も同意見で、缶タイプの発泡性マッコリの中では、
ずいぶんとバランスがよく、飲み飽きない銘柄といった印象。
缶マッコリのイチオシを聞かれたら個人的にはこれですね。

3%のアルコール度数が個人的にはやや物足りないものの、
サッポロ&CJ「おいしいマッコリ<ピンクグレープフルーツ>」が対抗馬です。

にっこりマッコリ(E-DONG)
http://www.e-don.co.jp/
http://www.e-don.co.jp/jp/produt/pro_intro.aspx

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こちらも昨年12月発売の「高矢禮ラズベリーマッコリ」。

もともと「高矢禮マッコリ」といえば高級路線の代表格ですが、
こちらもラズベリーの風味が濃く、贅沢な造りという感じでしたね。
会場でもこれをいちばんに評価する人はけっこう多かったです。

製造元が麹醇堂という伝統酒メーカーなので、
自慢の生米醸造法で造られているというのもウリのひとつ。
蒸し米よりも、米本来の栄養価が損なわれにくいそうです。

百歳酒ジャパン(麹醇堂)
http://www.bekseju.co.jp/
http://www.bekseju.co.jp/goshire-4.htm

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ここから日本産のフレーバー系マッコリ。

茨城県水戸市にある吉久保酒造の「うさぎのダンス梅マッコリ」です。
水戸といえば偕楽園の「梅まつり」でもよく知られた梅どころ。
そんな地元性をマッコリに詰め込んだ、なんとも春らしい銘柄です。

上澄みを飲むと梅酒に近く、混ぜて飲むとそれがまろやかに。
今回の会は、けっこう好みが割れたほうだと思いますが、
その中でもいちばん人気を選ぶなら、間違いなくこれでしたね。

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そして、吉久保酒造からもうひとつ。

今月から期間限定で発売になった「桜まっこり」です。
桜が咲いている時期だけの限定なので、九州から発売が始まり、
桜前線に沿って日本列島を北上。桜が散ったら販売終了とのこと。

梅マッコリの次に飲むべきマッコリという設定ですが、
それをちょっと気の早い段階で試飲ということになりました。
飲んだ瞬間にみなさんが口にしたのは、

「桜餅!」

というセリフ。

桜のフレーバーと、米のお酒という組み合わせから、
ある程度、その味が想像できるかもしれませんね。
花見の席に持参すると、きっと受けると思います。

吉久保酒造
http://www.ippin.co.jp/
http://www.ippin.co.jp/jp/items/itm_usagidance.html

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高知県安芸市の菊水酒造が造っている商品をふたつ。
固有の銘柄がないようで、ただ「マッコリ」と書かれています。
左が「ぶんたんマッコリ」で、右が「マンゴーマッコリ」。
ぶんたんは高知県産のものを使用していると聞きました。

華やかなラベルが目を引くのは、

「女性による女性のためのお酒づくりプロジェクト」

として開発されたのが大きいのでしょうね。
菊水酒造では、ほかにも果実系のお酒や、コラーゲン入りのお酒、
アイスにかけるお酒など、個性的な商品を造っています。

ぶんたんはさらっとした酸味と柑橘系の香りがよく出た感じ。
マンゴーはのってり濃厚で、「ネクター!」という表現も飛び交いました。
どちらも好評でしたが、マンゴーのほうはやや意見が割れた感も。

「うん、マンゴーらしい!」 という意見がある反面、
「いや、もっとマンゴーらしさを!」という声も聞こえました。

菊水酒造
http://www.tosa-kikusui.co.jp/
http://kikusuishop.jp/shopbrand/010/010/X/

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フレーバー系マッコリだけでは寂しいので、生マッコリもひとつ。
缶の「にっこりマッコリ」同様、こちらも昨年12月からの新商品です。
従来の「にっこりマッコリ」に比べて、やや甘口になっているのが特徴。

あくまでも主役はフレーバー系マッコリだったのですが、
むしろ、途中からはこればっかり飲んでいた方も多かったですね。
企画は企画として、

「やっぱり生がいい!」

というのは、まあ当然のことでしょう。
生マッコリも用意しておいてよかった、とひそかに思った次第です。

以上、生マッコリも含めて全部で9種類。

おかげさまで、終始楽しく試飲することができました。
おそらく今後も、フレーバー系の商品はどんどん出てくるでしょうね。
そして韓国でも日本でも、ご当地系の銘柄はもっと増えていいはず。

マッコリはほとんどの果物と合わせることが可能ですし、
果物以外でも、穀物系や薬効系などいろいろなジャンルがあります。
新しいご当地名物として、地域起こしにも使えるのではないかと。
フレーバー系マッコリのさらなる躍進を期待したいところです。

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そして、これらの試飲をした後は、抽選会のかわりにクイズ大会。

参加していない方には「なんのこっちゃ?」という画像ですが、
象徴的な1枚として、こちらを貼り付けておくことにします。
外した方は、改めてご確認頂いてもいいかもしれません。

クイズ大会の成績が優秀だった方には商品をプレゼント。
各企業様より、以下の商品をご提供頂きました。

「スンドゥブ」など韓国料理の素シリーズ(丸大食品)
「スンドゥブチゲの素」(エバラCJ)
「ボストン美術館 日本美術の至宝」チケット(NHKプロモーション)
「韓国ひとり歩き~のり継ぎ交通案内~」(国土計画協会)

いつも本当にありがとうございます!

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さて、次回の韓食ナラですが、タットリタン(鶏と野菜の鍋)を作ります。
韓国の家庭では、おもてなし用としても活躍しているこの料理。
鍋料理としてでもいいですし、汁を少なめで大皿料理にもできます。

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★第11回「八田・本田の楽しい韓食ナラ」(タットリタン)

■日時:2012年3月24日(土)15時~17時 受付:14時45分
■場所:イドンカルビ
■会費:4000円
■主催:ケーテレコム株式会社

※みんなでタットリタン(鶏と野菜の辛い鍋)を作ります。
※マッコリ飲み放題、抽選会があり、お土産がつきます。
※エプロンを持参してください。
※終了後は有志で2次会も開催します。

【会場】
店名:イドンカルビ
住所:東京都新宿区新宿5-12-2
電話:03-3351-2057
最寄:新宿3丁目駅、東新宿駅より徒歩5分
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13035516/

【参加申込み】
参加される方の住所・氏名・電話番号・メールアドレスまたは
ファックス番号を下記にメールしていただくか、お電話ください。

Mail: krisk1@k-telecom.co.jp
TEL : 03-6435-0899

参加費は下記口座まで事前にお振り込みください。
当日受付でのお支払いも可能ですが、参加応募多数の場合は
事前振込みをさせて頂いた方を、優先させていただきますので
あらかじめご了承下さい。

三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通 3819031 口座名:ケーテレコム (カ)
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ご都合よい方は、ぜひお誘い合わせのうえご参加ください!
以上、「マッコリの会」後記と、次回のお知らせでした。



3 Responses to 八田・本田の楽しい韓食ナラ「第2回マッコリの会」後記。

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