コムタン(牛スープ/곰탕)

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コムタン

コムタン곰탕)は、牛スープ。

概要

コム()は長い時間かけて煮出すということ。タン()はスープの意。コムクッ(곰국)とも呼ばれる。牛の胸部の肉、スネ肉、肺、胃、腸などの各部位を長時間煮込み、そのスープに茹でた牛肉を薄切りにしたものを具として乗せ、ネギなどの薬味を加えて食べる。ごはんを入れて食べてもよい。専門店もあるが、一般の食堂でも食べられる料理である。類似料理にはソルロンタン(牛スープ/설렁탕)があり、またほかにコムタンの名がつく料理としては、鶏肉を煮込んだタッコムタン(鶏スープ/닭곰탕)。牛のテールを煮込んだコリコムタン(牛テールスープ/꼬리곰탕)などがある。

  • ナジュコムタン
ナジュコムタン
全羅南道羅州市はコムタンが郷土料理になっており、地域名を冠してナジュコムタン(羅州式の牛スープ、나주곰탕)と呼ばれる。1910年創業の「ハヤンチプ(하얀집)」は、韓国で2番目に歴史の古い飲食店として有名である。

脚注


外部リンク

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関連項目