テペサムギョプサル(薄切り豚バラ肉の焼肉/대패삼겹살)

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テペサムギョプサル

テペサムギョプサル대패삼겹살)は、薄切り豚バラ肉の焼肉。

概要

テペ(대패)は大工道具のかんな。サムギョプサル(삼겹살)は豚バラ肉を指す部位名であり、それを焼いた料理も指す(「サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉/삼겹살)」の項目も参照)。サムギョプサルという料理のバリエーションのひとつである。かんなで削ったかのごとく極薄切りにした豚バラ肉を、醤油ダレに浸して鉄板で焼いて作る。サンチュ(상추)やエゴマの葉などで包んで食べるほか、ゴマ油と粗塩を混ぜたキルムジャン(기름장)というタレにつけてもよい。一般的なサムギョプサルと比べて食感が柔らかく、また薄いことから葉野菜に包みやすいとの利点もあり、サムパプ(葉野菜の包みごはん/쌈밥)と合わせて提供されることも多い。主に専門店、豚焼肉店のメニューに並ぶ。サムギョプサルの代表的なバリエーションとしては、ほかにトクサムギョプサル(餅で包む豚バラ肉の焼肉/떡삼겹살)ワインサムギョプサル(ワインに漬けた豚バラ肉の焼肉/와인삼겹살)などがある。類似の料理として、牛バラ肉を薄切りにして焼くウサムギョプ(牛バラ肉の焼肉/우삼겹)チャドルバギ(薄切り牛バラ肉の焼肉/차돌박이)がある。

地域

  • 光州市
光州市の大仁市場(テインシジャン、대인시장)では、テペサムギョプサルが名物料理のひとつになっている。
  • 全羅南道高興郡
全羅南道高興郡の過駅面過駅里(クァヨンミョン クァヨンニ、과역면 과역리)は、テペサムギョプサルをメインとしたペッパン(定食/백반)が名物になっており、一帯は「過駅サムギョプサルペッパン通り(과역삼겹살백반거리)」と呼ばれる。いわゆる技師食堂(職業ドライバー向け食堂、기사식당)の一種で、早朝から夜まで営業しており、ひとり客の利用も少なくない。2024年5月時点での価格は1人前1万ウォン。専門店として「過駅技師ニム食堂(과역기사님식당)」「宝城食堂(보성식당)」などが知られる。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目